操作説明書      作成日 2010.02.25 
                              更新日 2016.07.21                   
[1]運用準備操作
   1.操作一覧           会計寺子屋          至近未来社会
   2.バージョンアップ
   3.運用開始手順           概 説 書
[2]仕訳帳の操作
   1.仕訳入力の操作  2.仕訳帳での操作   3.仕訳帳の記帳  
[3]メニュー画面操作
   1.各作表操作    2.期末更新
 [4]部門仕訳、取引先などの識別について
   1.科目コード 2.3桁目科目コードの利用法 3.NCコードの利用法
[5]予定仕訳
   1.予定仕訳の記入 2.日付の記入方法 3.3ヶ月先月記入の予定仕訳


[1]運用準備操作
 1.操作一覧
    セルJ16に記入する年月を始年月、セルK16に記入する年月を終年月という。
   
作表機能    J16 K16備考    
作表1残高表作成0712 071212月1ヶ月の各科目残高を集計
作表2試算表作成0700 0712期首〜12月末の試算表作成、期間限定可能
作表3元帳作成 0712 080212〜02月、期間限定の元帳、0700記入不可
作表4決算書作成0700 0803期首〜期末(0803)の決算書、期間限定可能
作表5期末更新 0700 0803始=期首年00 終=期末年月、期間限定不可
特定 新規 File ?? raijin運用準備のため新規ファイルを生成
特定 VerUP File10  new 運用FileのデータをVerUPファイルに転記
特定 Explorer起動00  00 風神はやと データ受渡、LANの利用可能
特定 半角変換 00  han 台帳と仕訳帳の科目コードとNCを半角変換
 2.バージョンアップ   1)バージョンアップの手順    既に運用している方は、下記手順で直ちにバージョンアップする。    @バージョンアップした大蔵雷神をダウンロードした場合、     概説書の手順に従い新バージョンYorikiフォルダをセットする。    A現在の運用フォルダから運用ファイル ??raijin.xls を手作業で、新バージョン     のフォルダへコピーする。      このコピーした運用ファイルは 16raijin.xls とする。 (Ver2.70 ??raijin.xls である。Ver 3.00 以降は ??raijin.xslm である)    B16raijin.xls を新フォルダの中で起動する。   Fig-2      左上隅Officeボタン(白い矢印)をクリックし、開いた窓の「名前を付けて保存」    へ白い矢印を合せる(クリックしない)と、Fig-2 の窓が開く。    Fig-2 「Excelマクロ有効ブック」をクリックしたとき、開いた窓の「保存」を    クリックすると、16raijin.xlsm を生成する。これを終了して閉じる。    [注意 上記図の手順を通さず、16raijin.xls を直接 16raijin.xlsm へリネーム     してはいけない。なお .xls はExcel 97-2003 ブック(9)である]     C新バージョン 07sample.xlsm を起動する、メニュー画面を表示する。     セルJ16 10 セルK16 raijin と記入し、リターン又がGOをクリックする。     10raijin.xlsm が生成され、起動中となる。    D10raijin.xlsm 起動中のメニュー画面において     セルK15 16 を記入する。16 は上記B??の運用ファイルに前置の年期番号である。     セルJ16 10 セルK16 new を記入し、リターン又はGOをクリックする。     上記A生成の 10raijin.xlsm は、今までの運用ファイル名に変更すると共に、     運用ファイルから台帳、仕訳帳、試算表の各運用データをコピーし、バージョン     アップした運用ファイルになる。     この例は10raijin.xlsm=>16raijin.xlsm となり、バージョンアップした運用     ファイルができあがる。     今までの運用ファイルは、fuujinフォルダに old-16raijin.xlsm のファイル名で     保存している。oldはバージョンアップしていない今までの運用ファイルである。    E今後は新Yorikiフォルダで運用する。     今までの運用フォルダのBackUPフォルダから、新YorikiのBackUPへ必要ファイル     を手作業でコピーする。必要に応じFuujinフォルダからもコピーする。     新フォルダに残っている16raijin.xls は不要、消去して処分する。   2)「図が大き過ぎて入り切らない部分は切り捨てられます」のメッセージ対策      大蔵雷神はもとより、風神はやと 各ソフトも一切画像は使用してないが、     長く運用していると、画像がシートに挿入される。多分Excelのバグと思う。    @仕訳帳の場合、「保護」ボタンをクリックし「編集」にする。     メニューバー「ホーム」=>「検索と編集」(右端隅)をクリックすると     Fig-1窓が開く=>「オブジェクトの選択と表示」(一番下)をクリックする。     Fig-2の窓を表示する。      Ctrl 押しながら全ての Text Box xxx をクリックする。少し薄黒くなる。      Fig-1            Fig-2            A下記Fig-3 矢印をクリックする。開いた窓Fig-4 「すべてクリア」矢印を     クリックする。これで全てのText Box xxx が取り除かれる。   Fig-3               Fig-4          ここで toggleBotton 及び CommandBotton などは取り除いてはいけない。    BVer 3.00 は招かざる図形消去コマンドを挿入したが、仕訳入力と仕訳帳は     CommandBotton などを使用しているため挿入できない。     この2つのシートは、年に1回程度は上記@の方法でチェックして下さい。     もし rectange とか text Box を見つけると上記方法により削除して下さい。        3.運用開始手順       下部のシート名をクリックすると、各シートの内容を表示する。   1)運用開始するための新規ファイル作成手順     @07sample.xlsm を起動し、メニュー画面を表示する。    AセルJ16 16 セルK16 raijin を記入し、リターン又はGOをクリックする。    B16raijin.xlsm が生成される。     この入力した 16 は西暦下2桁、16年1月とか16年4月の経営期首の年である。      2)台帳の記入    @台帳の運用コード側に科目コードを自由に記入し決める。     試算表のコードを見れば運用コード決定の参考なるでしょう。     企業会計に不慣れな方は、16raijin.xlsm のままの科目コードを用いる。    A科目コードが不足している時は、参考コード側から運用コード側へ必要な科目     コードと勘定科目をコピーまたは記入する。     コードの追加による行の挿入は、行番号が310行までの300個、またNC登録も     最大300であるが、多過ぎるコード数は覚えるのが大変である。      科目コード00〜99の2桁が基本、3桁目には0〜9、a〜z を使用できる。     例えば 61 611 612 615 のコード決め可能、3桁は 612 615 の飛びコードも 可能である。在庫が発生しない企業でも必ず691 のコード1つを残し且つ試算表 96行目以降の説明に従って下さい。     また詳細は台帳350行目以降の説明もご一読下さい。    Bコードは若い順位に記入など、備考に記述している事項は厳守して記入する。    C運用コードが決まると、印刷コピーする。     現在A4縦、コード59までを1頁目、それ以降を2頁となるよう設定している。     仕訳帳の記帳に必要なため、適切な印刷設定して印刷する。       3)売上帳の記入手順    @仕訳帳8行目摘要は、経営期首年月を左詰半角で記入する。厳守    A各科目の繰越額を記入する。     運用開始時点の決算書BSの金額である。    B上記@AのB列日付は070000から07sampleの如く記入する。     O 列の注意書きに従って記入する。資本金と繰越損益は記入必須。     資本金がない個人企業でも、資本金名目で何がしかの金額を必ず記入する。    C上記ABは貸し借りバランス(同一金額)になるよう記入する。     決算書BSはバランスしている。    C仕訳帳を記入する。     企業会計に不慣れ、仕訳帳なるもの知らない方は、会計寺子屋をお読み下さい。    D仕訳帳は、シート「仕訳入力」を利用して記入する。   4)試算表の記入手順    @貸借勘定 セルD39〜D62 の空白、セルK39〜K62 の空白に上記2)で決めた科目名       を追加記入する。3桁コードの科目名は記入できない。    A在庫年月 セルE71〜E82 を記入する。     期首が16年1月なら 1601〜1612、期首が16年4月なら 1701〜1703 1604〜1612  期首が16年9月なら 1701〜1708 1609〜1612 の様に記入し、必要に応じ記入月の 月末在庫額を記入する。      予定仕訳の在庫年月及び在庫額は使用しないものとする。[5]参照                          戻る     [2]仕訳帳の操作  1.仕訳入力の操作     シート[仕訳入力]をクリックし仕訳入力画面を表示する。     手作業の入力を記入、本ソフトによる記入は記載と記述する。   1)仕訳入力による記帳手順         @セルI3 に入力できる行数を記入する。最大30行である     セルI4 に消費税1円以下を処理を記入する。1=切捨 2=四捨五入 3=切上げ     いずれも半角で記入する。    AセルB6に年月を記入(本例では0803)する。    BセルB8をクリックすると、セルA8 > セルA18 E を表示し記入可能範囲を示す。    CセルB8に 25e を記入し、セルJ8 まで記入してリターンキーを押すと、瞬時に     セルB8 080325e の日付と消費税を記載を記載し、セルB9を選択して次の記入に     備える。この時セルF3 は 9 を記載し、次の記載行を示す。    DB列には 25f 25g 31 31 31 の如く、日のみを記入する。     CD2 J列を記入しリターンを押す毎に次の行をB列を選択する。セルF3 数は変る。    E仕訳入力が終ると、緑「仕訳帳へ転記」ボタンをクリックする。     仕訳入力の記入内容が仕訳帳へコピーされると共に、問合せ画面を表示する。     「はい」をクリックする。    FセルB列 日付にabc英小文字を付加するのは、各種並び替えしたとき、当該日付     が常に順序良く並べるためである。     日付 080325 の英小文字a〜gは車購入に係わる取引であり、これらがバラバラ     に並ぶことを防ぐ。     2)仕訳入力の注意事項     @摘要はNCを記入すると台帳のNC登録の摘要を記載する。NCを記入しない時は     適宜その内容を記入する。    ANC記入なしの時、セルB7 を再度クリックすると、記入した     摘要がすべて消去される。    B仕訳入力では、いかなる時も 行の追加、削除をしてはならない。        C既に記入した内容の書換え修正は、修正行をセルF3に記入し、修正を望む箇所を     修正し、セルK行をクリックする。    D貸借科目名、摘要の記載箇所は、一度記入するとその後は記載しない。      記載を復元するには、セルB7 をクリックする。但し上記Aを生じる。    E消費税率T1 T2 を記入できる取引は、税率に従って仮受、仮払の消費税を     記載するが、税率のある金額、税率のない金額を一括して記入すると、必ずしも     金額x税率とならない。この場合は税額を直接記入する。     記入後は税率記入に伴う税額の記載はできなくなる。    2.仕訳帳での操作    売掛金と回収額や買掛金と支払額などを知るために活用する。   1)NC抽出操作    @セルE6 F6 G6 全て記入する。黄色「NC抽出」をクリックする。     G6 NC が同じ且つ E6 日付と同じ及び若い日付の取引を作業表にコピーする。     「NC抽出」が凹の状態では、売上帳のデータがNC順日付順に並んだ状態で作業を     終了する。再度クリックし「NC抽出」が凸の状態では、売上帳のデータが日付順     に並ぶ。    AセルF6 65 記入のときは、売掛金と回収額の差額、当月請求額を作業表に示す。     下記は 080331 65 5a を記入したときの作業表の表示である。         BC計-L計 525,000円は、080331 現在残っている売掛金を示す。     C計は、CD1 65 データのC列合計であり、売掛金を示す。     L計は、CD2 65 データのL列合計であり、回収額を示す。     C計-L計=売掛金−回収額 であり、残っている売掛金である。    C下記は 080331 85 3d を記入したときの作業表の表示である。         DC計-L計 1,260,000円は、080331 現在の買掛未払いの金額を示す。   2)NCの用い方    @5a〜5z(5lエルを除く)売掛、3a〜3z(3lエル除く)買掛の各25個は得意先、仕入先     に割り当てる。これで不足なら6a〜z 4a〜zを用いても良い。原則は5と3使用    A台帳 5a〜z、3a〜z は会社名だけを登録する。     回収と支払のみ摘要に追加記入する。コード65 85 を用いる取引は同じNCを     記入する。これが肝心である。     慣れると摘要は簡単に記入しても CD1 CD2 からどの様な取引かを判断できる。 詳しく備考を記入したいときは、O、P、Q列を利用できる。    BセルE6 08xx31 は月末締め、08xx20 は20日締め対応する。      日付は年月日6桁の記入を厳守する。     5a 3d を記入して操作し、どの様に計を記載しているか納得して下さい。    C売掛に50a〜50z、買掛に30a〜30z を活用する方法もあるが推奨しない。     NCの利用を強く推奨する。     3)科目残高の操作    @セルH4 年月日6桁、J4 コード(3桁コードも可)を記入してリターンを押す      と、当該コードの繰越を含む残高を表示する。    A預金や現金が負数になる記帳ミスがないか調べるときに利用する。     預金通帳日付の残高と、同日付の残高が不一致のときは記帳ミスがある。    3.仕訳帳の記帳   @仕訳帳の日付は必ず日付の若い順に並べることが必須条件でである。    「日付順に並べ替え」クリックして並べ替える。   A仕訳帳の記入方法はここクリック 「会計寺子屋」をご一読下さい。   B現金または預金の残高が負数になる仕訳帳の記入はできない。    この場合のエラ表示はしない。     推移表の現金残高、預金残高の負数は記帳ミス示す。    この負数の記入防止に仕訳帳の上記2.3)科目残高操作を活用できる。   C「摘要」に記入できない事項は、O列、P列、Q列にコメント、備考、補足記入など    何でも自由に記入可能です。A列も利用できますがお薦めはしません。    O〜P列は、シート「仕訳入力」で記入しても仕訳帳に転記できます。                       戻る [3]メニュー画面操作  1.各作表操作    セルK16 07 セルH8 摘要 左詰年月、??運用ファイルの??2桁年期番号の3つが    一致しないと操作できない。この3つの一致で運用ファイルの適性を確認している。   1)残高表の作成    @セルJ15 1 セルJ16 0700 セルK16 0801 記入しリターン又はGOクリック     繰越を含む各コード(3桁コード含む)の残高を残高表に作成する。     累計の集計を意味する。    AセルJ15 1 セルJ16 0712 セルK16 0801 記入しリターン又はGOクリック     繰越を含まない0712〜0801の期間残高を残高表に作成する。    B科目残高は台帳登録の3桁コード含むコードの期間残高や繰越含む累計残高及び     損益勘定の一部を表示する。    C借貸金額不一致を警告表示すると作表を中止する。     何月の作表から不一致になるか調べるため、期中前半の不一致か、後半の不一致     かを調べ順次絞込む。不一致月が解ると仕訳帳を逐一左右金額の違いを調べる。      半角記入するべきところを全角記入していると、半角全角は見分け難い。     半角記入が必要な列は半角しか記入できない筈だが、万一全角記入に思い当たる     なら セルJ16 00 K16 han リターンにより、日付 通貨列 CD1 CD2列 NC列を半角     変換する。これらの列は英数以外の記入もできない。    D資産と負債の不一致を警告表示する。作業は継続するが正しい集計ではない。     資産と負債の不一致は科目コードの記入ミスである。     シート「仕訳入力」からの記入は、台帳登録のないコードは科目名を記載しない     が、仕訳帳へ直接記帳のときは、台帳登録ないコードの記入も有り得る。     仕訳帳への記帳は「仕訳入力」からの記入を原則とする。    2)試算表の作成    @セル15 2 他は上記@繰越含む、A期間の試算表を作成する。     コード2桁に集約する金額を集計する。且つ消費税4コードの金額も表示する。    A残高表及び推移表も同時に作成する。    B70行以降に在庫額リストを保存でき、在庫額を加味した損益計算ができる。       在庫額を加味しないときは、セルE70 2 を記入する。   3)元帳の作成     元帳の作成は書式ファイル moto.xls ないとエラーとなる。    @セルJ15 3 セルJ16 0711 セルK16 0803 を記入しリターン又はGOクリック     セルJ16 0700 の記入はできない。下記の窓が開く         A科目コードを指定して元帳を作成する。    *終了(e OR E )記入するまで連続的に次々とコードを指定して作成でる。    *50. 30. は、コード50 又は 30 だけの元帳作成    *50 は501 502 ・・・ など3桁コードを利用しておれば3桁コードを含む     元帳を連続作成する。30 の記入も 301 302 ・・・ 連続作成する。     501 の記入は3桁コードだから、コード501 だけを作成する     *10:29 と記入すれば、3桁コードを含む コード10〜29までの元帳を3桁コード     を含み連続して作成する。      但しこの記述は前コード10と後コード29 だけは台帳の運用コードとして登録が     必須である。    *01:30 を上記窓に記入し作成できると引き続き 50:59 を記入して作成、更に続け     64:86 を記入して作成する。但し前後のコードは台帳に登録しいるものとする。     この様に作成すると1つのファイルに全コードの元帳を作成できる。      これを手作業により要不要を判断し、不要は行削除して印刷書式に整えて印刷     出力する。他に残高表、試算表(or 決算書)、推移表を印刷出力し紙の決算資料と     して保存もする。これらは決算申告を税理士に依頼する資料にもできる。    *Out 記入すると、元帳 sheet3 に仕訳帳の全データをコピーする。     sheet3 C,L,M,N列を通貨設定から標準設定に変えて”,”を取除き、必要に応じ     CSV出力用として使うことができる。    *元帳のシート「Moto」にはコード別元帳、「Sheet2」は元帳を作成した元データ     を仕訳帳からコピーしている。    B作成した元帳は、0711-0803Moto.xls のファイル名でBackUPフォルダに保存する。    CJ16 0711 K16 0803 と記入して元帳を作表し、終了後、再度同じ記入により     元帳を作表すると、先に作成した元帳が上書きされ消失する。     これを防ぐため、J16 0711 K16 0803a を記入すると、0711-0803amoto.xls     K16 0803b- を記入すると 0711-0803b-moto.xls などを作成し上書きを防ぐ。      識別はセルK16 終年月の後に記入したaとかb-、年月と区別のため英小文字の     記入をお薦めする。    D元帳には、仮払消費税、仮受消費税の月末期間合計を出力しているが、月初の     消費税残高を出力していない。      また T1,T2 が 5% の記入とは限らないため、残高と消費税の金額上の関連を     読取ることできない。 単に金額を記載しているだけである。           4)決算書     決算書の作成は書式ファイル BS-PL.xls ないとエラー表示する。     Ver 3.00 からBS-PLに変更、従来はBS-LC.xls であった。      決算書は仮受、仮払の同額記帳したときに限り、消費税項目を削除し表示しない。     この点が試算表と異なる。    @書式ファイルの記述事項に従い決算書をカスタマイズできる。     カスタマイズすると、3桁コードもBSに表示できる。この点も試算表と異なる。     カスタマイズ後 1kaidakeyo.bat を再操作すると消失し、オリジナル書式になる。    AセルJ15 4 セル J16 0700 K16 0803 を記入しリターン又がGOをクリック       決算書が作成される     決算書は始年月-終年月識別BS-PL.xls ファイル名でBackUPフォルダに保存する。     上記元帳の3)Cと同様に決算書の上書きと上書き防止がでる。    B始年月0700 期首からの集計は貸借対照表に20xx年xx月現在、     期間集計は20xx年yy月〜20xx年vv月と記載する。    Cシート[BS-PL]は決算書、Sheet2 は試算表、Sheet3 は残高表をコピーする。      D書式ファイルは、科目コード記入していないが、操作により決算金額は記載する。     この記載とsheet2の試算表の科目名と見比べると、決算書のカスタマイズのため、     どこに、どの科目コード名を記入すべきか判断できるでしょう。   5)売上仕訳ほか読取と出力手順    @風神はやと 売上帳 「xxxx売上仕訳.xls」をFuujinフォルダへ手作業でコピー     する。    AセルJ15 6 セルK16 xxxx リターン又はGOをクリックする。     xxxx 売上仕訳ファイルに前置した年月4桁である。    B風神はやと 資産台帳 「xxxx-yyyy償却仕訳.xls」をfuujinフォルダへ手作業で     コピーする    CセルJ15 9 セルJ16 xxxx K16 yyyy を記入しリターン又はGOクリック     xxxx yyyy は償却仕訳ファイルに前置した各年月4桁である。    DセルJ15 0 セルJ16 xxxx セルK16 yyyy を記入しリターン又はGOクリック      「xxxx-yyyy経人費残高.xls」をfuujinフォルダへ出力する。     これを風神はやと 部門仕訳YorikiBKのfuujinフォルダへ手作業でコピーして     部門仕訳を操作すると読取ることができる。    E部門別に経費人件費を集計し、また間接費用は配賦率に従い各部門に配賦する。     部門別売上、部門別経費人件費から部門に関する経営資料を作成する。     但し部門会計は税務会計とは一切関係ない。      2.期末更新   1)期末月に記帳する事項    @売掛売上、買掛仕入、及び未払経費などを漏れなく記帳する。     経営期中は回収や支払を終えた(お金が動いた時点)売上や仕入を記帳し、敢えて     売掛売上や買掛仕入を記帳しなくてもよい。     例えば電話代など通信費は、預金から引落された時点しか基本的に記帳できない。     金額の桁は違っても、通信費と五十歩百歩の違いである。      期末には回収できていない売上(売掛売上)は、売上記帳しないと税務署が売上     過少を指摘し、最悪は脱税と加算税の不運に見舞われる。      買掛仕入は記帳しなくとも税務署は指摘しない。当方は買掛仕入を記帳しない     と納税額が増える。まだ支払いを終えていない経費(未払金)も同様である。    A固定資産の減価償却費、小規模企業では毎月減価償却費の計算は労力多いため     期末に1年分を記帳する。080831y の記帳である      固定資産の件数が多いとき、風神はやと 資産台帳を利用して労力軽減できる。     B仮受消費税と仮払消費税を同額にする。期末更新はこの同額記帳をしないと貸借        バランスしないと警告メッセージを表示する。     同額記帳は「会計寺子屋 高校の部 消費税」に記述している。    C法人税額コード991を記帳する。経常損益が赤字でも法人県民税、市民税計7万円を     納税しなくてはならい。黒字なら事業税や所得税が課税される。     この額は税務申告に慣れていないと算出が難しいし、そもそも税務上の正しい記帳     をしているか検証しないと経常損益が明確にならない。      07sampleの如く赤字が確実なときは、7万円を記帳する。080831z の記帳である。    D期末が20日など月末でないときは、yymm20 までの日付で上記を記入する。     2)期末更新操作    上記記帳が完了すると期末更新を実施する。    @セルJ15 5 セルJ16 0700 (繰越含む記入) セルK16 0803 (期末月を記入)     リターン又はGOをクリックする。    A翌期の繰越額を記入した翌期のファイルが生成され起動中となる。    B消費税同額記帳をしないまま、期末更新を実行すると、借貸金額不一致の警告メッセージ     を表示するが、期末更新は完了する。                       戻る   [4]部門仕訳、取引先などの識別について  1.科目コード   科目コードの3桁目に半角 a〜z、A〜Z の使用が可能です。機能的には特別な場合を   除き英大小の区別はできない。   見た目の区別としての使用になりる。(基本的には Windows OS が英大小区別できない)   特別な場合とはパスワードや面倒なソフト処理を用いた時は可能ですが、本ソフトは   素直にOSを利用している。   ただ英小文字 z を終端コードとして利用する場合や、ソフト上の必要性から日付の   特別な検索には英大小区別する。   なので原則、英大小は区別できないものとしてご使用下さい。  2.3桁目科目コードの利用法   1)a〜z は部門コードとして使用します。詳細は、風神はやと[部門仕訳]をダウン    ロードしてご一読下さい。   2)売上、売掛の顧客コード、仕入、買掛の仕入先コードとして利用します。50a〜50z、    65a〜65z を用いての顧客識別、30a〜30z、85a〜85z を用いての仕入先識別がでる。    この場合、30a 50a は同じ a でも異なる識別である。    これでは混乱するとお考えなら、a〜h は顧客識別、j〜q が仕入先識別、r〜z は    部門コード(部門コードには終端コードとして z が必要)の混在使用でも何ら差し    支えない。   3)本ソフトは科目コードを覚え易く且つ仕訳入力を簡単にするため基本の科目コード    は2桁としている    決算処理は基本2桁(3桁必要ならBS、LCカスタマイズ可能)であり、3桁目は    管理コード、補助コードの用法なっている。    且つ「台帳」の参考コードを見て頂くと、64受取手形 84支払手形、65売掛 85買掛、    66未収金 86未払金 など少しでも覚え易く配慮している。    運用すれば本ソフトの科目コードは2ヶ月目にはほぼ記憶しているでしょう。  3.NCコードの利用法   1)0a〜0z・・・・8a〜8z(9a〜9z リザーブ使用禁止)、aa〜az・・・・za〜zz     科目コードと混同しない2桁を推奨する。    但しi I アイ l エル O オー の使用は避け、小文字オー o L は使用できるでしょう。     科目コードと紛らわしい11~19など数値の使用は避けて下さい。    またNC は2桁でなく3桁4桁でも使用でるが、記憶するのが大変ですし、入力も    煩わしいので推奨しない。    NC を顧客識別、仕入先識別に利用できるし、摘要記入省力化のため摘要コードと    しても利用できる。     NC を補助コードとして利用したいなら、摘要の列幅を広げるとかOPQ列を利用    するなど工夫次第である。     故に NC(何でもコード)と覚えて下さい。    3桁目科目コード、NCコードは出たとこ勝負で決めると後々運用し難くなる。    コードは体系的に決定することを推奨する。    組織は概して毎年変りますから部門コードも将来の変更に備えた体系での決定が    望まれる。ぜひ参考までに[部門仕訳]ダウロードし、ご一読下さい。    これは原則論で会計与力シリーズは、年期番号を保有しますからコードを毎年変更    しても年期番号のファイル内のデータで動作が完結するから差当たりの支障はない。     ただ毎年変わると頭が混乱して作業がし難くなることを懸念するだけです。                       戻る [5]予定仕訳について    製作者本人が2010年2月記述の記帳方法と操作を忘れてました。   予定仕訳機能は使用しないで下さい。   思い出せば補足情報を後日HPでお知らせします。HPへは時々ご訪問下さい。    2010年2月   仕訳帳は本来、取引の結果、実績を記入するが、この大蔵雷神は期首などに今期予定     仕訳が記入できる。   1年分の予定仕訳を記入して実績とを比較する年間予実管理として活用できる。   また少なくとも毎月3ヶ月先まで予定仕訳を記入すると資金繰り(現金、預金不足)の   判断に活用できる。   毎月3ヶ月先までの予定仕訳の記入は第4四半期の初めに今期末の決算予測にも活用   できる。   但し確度の高い決算予測には在庫予測を含め、それなりに確度が高い予定仕訳の記入   が必要である。在庫予測は、多分確度を望めないでしょう   なお予定仕訳の作表は試算表、残高表に限る。他の元帳、決算書、期末更新はエラー   表示する。  1.予定仕訳の記入   1)この予定仕訳は日付の年と月の間にA〜Lを挿入することで実績仕訳と予定仕訳を    区別する。    A〜Lに付随する月は、メニュー画面の1行目の表示に従って下さい。   2)仕訳帳 日付 07D0401〜07D04xx とし売り買い支払いの予定を仕訳帳に記入する。     日付単位の資金繰りを判断する場合を除き、xx は特に日の記入でなくても 01 から    順に記入する。   3)予定仕訳 07D04xx を記入する場合(この時点では 0704xx 実績の記入ない)    日付 070301 のダミー行を記入(07sample.xls 071101 参照)する。    コード 00 は台帳の運用コードとして記入してはいない。   4)経営期が暦年(0701〜0712)の場合、ダミー行の日付 070101 とし、予定仕訳    07B02xx より記入する。    07B02 予定仕訳を記入する時点では 0701 1月の実績記入はないものとする。    1月の実績記入すると1月の実績と2月以降の予定仕訳が集計されます。      なお是非 07A01xx を記入したい場合、繰越の日付 0700xx を 0600xx に手動修正し、    ダミー日付 061201としてダミー行を記入する。    但し 8行目の摘要左端の期首年月は 0701 のまま変更できない。   5)実績仕訳と同様に予定仕訳は仕訳入力画面が利用できる。  2.日付の記入方法    1)日付は、年と月の間に A〜L 英文字を必ず記入する。    J16 0704 K16 07D04 の如く J16には 0700 のような 00 の記入はできない。    J15 は 1 または 2 に限る。    K16 の記入において 07D04 07E05 07H08 などはメニュー画面の1行目の表示を    見て記入する。    2)J16 0704 K16 07D04 記入の意味は次の通り。以下は経営期は4月から翌年3月    として記述する。       −−−−0401−−−−−−−−0501−−−−−−−0601 年の記述省略     繰越  | 4月の仕訳帳取引 |5月の仕訳帳取引 | これが仕訳帳に記入した                              実績の取引である。               D0401−−−−−−−E0501−−−−−− F0601 年の記述省略                 | 4月の予定仕訳 |5月の予定仕訳  | この予定仕訳は日付の年と                              月の間にA〜Lを挿入する。           予定仕訳 07D04xx 07E05xx などは先月の予定であるため、0704 の実績取引を記入    していない時点で記入する。   3)J16 0704 と記入して作表する場合、07D04〜 K16 に記入する予定仕訳月までの    予定仕訳記入が必須である。        J16 0704 K16 08C03 を記入なら、07D04〜07L12 08A01〜08C03 の1ヵ年分の    予定仕訳の記入が必須である。    但し期首月に限り 日付 070301 のダミー行を記入する。    (ダミー行は 07sample.xls 日付 080101 参照)    3.3ヶ月先月記入の予定仕訳     1)−−−−0101−−−−−−−−0201−−−−−−−0301 年の記述省略     12月  | 1月の仕訳帳取引 |2月の仕訳帳取引 | これが仕訳帳に記入した                              実績の取引である。              A0101−−−−−−−B0201−−−−−− C0301 年の記述省略                 | 1月の予定仕訳 | 2月の予定仕訳 |   これが1,2,3月の                               予定仕訳記入である。        2)J16 0712 K16 08C03 と記入した時の作表は、残高表ではD列に12月までの実績と    G列に1〜3月予定仕訳の期間残高を集計する。    試算表ではE列が12月までの実績、H列が1〜3月の仕訳予定の期間残高を集計する。      J16 0801 K16 08C03 の作表は 08B01xx 08C03を用いて 1月までの実績と2〜3月の    予定仕訳を期間集計する。     残高表の実績はD列、予定はG列、実績と予定の合計はK列・M列に集計する。    試算表は実績E列、予定H列でである。    J16 K16 の記入は J16 始年月の実績と実績翌月から K16 終年月までの予定仕訳を    期間残高として集計する。   3)J16 0712 K16 08C03 を記入すれば 次の月 01 に対応する 08A01xx 〜 08C03xx    予定仕訳の記入が必須である。   4)07sample.xls のように予定仕訳は 501 31 利用するなど、実績と区別してコードを    用いることもできる。      以上の予定仕訳の記述では理解し難いと思いますから、07sample.xls を用いて理解の   一助として下さい。   仕訳帳のO列にはコメントを記入していますから併せてご一読下さい。                          戻る