ノスタルジー

 
 

あの『亡国のイージス』も原作者は30代だそうな。。
読み終えた『僕の見た大日本帝国』の作者も又同じ30代・・・息子達と同じ年代・・・
偶然でもないが団塊の時代の子供たちが今、
本当の日本の姿を探しているといると思うのは私の思い過ごしだろうか。。。。

戦後60年経った今
表面化されにくかった北の問題や略奪の事実や戦争。
又神社の問題etc等がアジアで問題となってる。
勇敢な作者は少しの疑問からスタートし今、ここに知らなかった歴史を教えてくれた

この本を読むと今こそ本当の事実を知る権利と共に日本人の誇りを持って日本のあるべき姿を確実に世界に示さなくてはならないと痛切に感じる

戦後まもなくの何もない時代から 勤勉なる日本人のまれに見る快進撃。その裏に隠された占領や虐殺の事実にふたをしてきたような・・・・疑問・・
未来だけをみてをひたすらに生きてきた私達に冷水を浴びられた感じがするのは 
もっと大事な事を忘れていたから?
戦争時代を知らない私たちの無関心?

戦略された国やそこにいた人たちの思いはその土地に行って初めて意見が言える。
長い年月をかけ、この作者は自分の足と目で本当の帝国、
大日本帝国といわれた頃の占領地や日本魂をさがし求め事実だけを本にまとめた
興味ある一冊。

若い人に教えられた貴重な一冊でした。
私に時間があるなら、
それだけの知識があるなら時間を越えて国を超えてたどりたい日本の歴史です。
そして今だから正しい方向に向かって欲しい。。
私達が心の片隅でなんとなく感じていた知りたい日本がそこにあった。

       西牟田靖著 『僕の見た大日本帝国』 を読んで。