
|
|
■しつけの必要性
犬が人間と一緒に暮らすためには、人間のルールを教えなければなりません。
ラブラドールの場合、良い事や悪い事を回りの状況からある程度判断してくれますが、
犬が怖いと思ってる人や犬嫌いな人も少なくないので、誰にでも愛想ぶって行かないように
”待て”や”ダメ”が出来るしつけは最低限必要となります。
|

|
■しつけの時期
しつけを始める時期は生後3ヶ月くらいから、8ヶ月くらいまでに一通り終わるようにします。
しつけを短期間に強制的に入れるとストレスにより、成長に悪影響することがあるので、
無理をせずに気長に教えることが大切です。
「仔犬の時はやんちゃで手間がかかりますが、人間ほど集中力が持続しないので一日の
しつけ時間は数分程度で終わりましょう」
|

|
@■しつけの基本
@しつけの基本はほめることと、ごほうびです。
まず、名前を呼んで犬が手元まで来たら、思いっきりほめてごほうびをあげます。
これを2〜3回繰り返した後、今度はほめるだけにします。
すると名前を呼ぶだけでこちらに来るようになります。
犬に「飼い主の所に行けば良いことがある」と覚えさせます。
しつけも同じで、出来たらほめてごほうびをあげるようにします。
A しつけは家族全員の理解と協力が必要です。
|

|
■トイレのしつけ「室内で飼う場合」
@ あまり広くないハウスと少し大きめのトイレ用ゲージを準備しておきます。
A トイレの場所を覚えさせる。
犬はもともと穴倉で生活していたので、穴倉を汚さないようにトイレがしたくなったら外に
出て用を済ませます。その習性を利用した方法ですが、トイレの時間になったら、ハウス
から出して少し離れたゲージに入れるとそこで用を済ませます。これを数日繰り返していると、
トイレ場所を覚えます。
B トイレ場所を覚えたらゲージの蓋を開けておきます。
ハウスから出すと自分からゲージまで行ってするようになります。
C ゲージをかたずけてトイレシーツをその場所に置きます。
「トイレする場所は変更しないようにしましょう。」
※トイレのタイミング
トイレのサイン |
・起床時 |
・食事の後 |
・散歩中「運動による利尿・排便作用」 |
・床の匂いをかぐ |
・落ち着きがなくなる |
トイレの頻度 |
・仔犬の場合の目安 4〜5回/日 |
トイレの注意点 |
・仔犬の時はあまりガマンさせないようにする。
・粗相をしてもおこらない。 |
|

|
■飛びつかないようにする
飛びつきは他人の服を汚したり、場合によっては子供や老人を転倒させてしまうことがあるので、
仔犬の時に飛びつかないようにしつけます。
A 犬がふざけて飛びついてきた時は、目を見ずに無視するように払いのける
ようにします。
「無視が効果的で飛びついても相手をしてもらえないと判ったら飛びつか
なくなります。」
|
|