表題登記(土地表題登記)

表題登記というと土地や建物の現況、すなわち登記記録の表題部を記録、変更、更正する登記全般という意味になりますが、土地表題登記というのは土地を新たに登記する、という意味になります(ちなみに、建物表題登記や区分建物表題登記もそれぞれ同じ意味になります)。

土地を新たに登記するといっても、どんなときにするものなのでしょうか?

我々一般人、ましてや京都市内に在住している者にはトンと縁が無いことですが、海面を「埋め立て」などした場合に出来た土地は土地表題登記の対象となります。また、火山活動などで新たに土地が出現した場合も同様です。



ちょっと違いますが、イメージです^^;


もうひとつのパターンとしては、官有地など、「無番地」の土地の払い下げを受けて私人の所有とする場合です。私人の所有とするためには地番をつけて登記記録をつけねばなりません(所有権などの記録のため)ので、土地表題登記が必要となるわけです。私もこちらのケースは実務経験があります。

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