家屋番号について

通常、建物の敷地である土地の地番をあてます。が、同じ土地に複数の建物が建てられた場合、あるいは前の建物を取壊して新たに建物を建てた場合は「〜の2」というように番号を追加します。

(例) 土地の地番が「1番1」であれば家屋番号を「1番1」としますが、「1番1」の建物を取壊して新たに建物を建てた場合の家屋番号は「1番1の2」となります(一度使用した家屋番号は使用しません)。

余談ですが...
敷地の地番が「1番」のように枝番が無い場合に2番目以降の建物を登記する場合は、枝番に当たる部分に「0」を入れて「1番0の2」という表記を使います。昔は「1番の2」と表記していましたが、建物敷地の地番が「1番2」の場合の最初の建物の家屋番号である「1番2」と混同しそうになりながらも「の」よってなんとか区別が出来ていました。ところが、登記情報のコンピューター化に伴って事情が変わります。コンピューター内部に家屋番号を登録する際は「−」を使うため、「1番の2」と「1番2」の区別できないという現象が起こるようになったためです(どちらも「1−2」と表現されてしまう)。
これを解決するため、表向きには「1番0の2」という表記を使い、内部的には「1−0−2」と記録するようになりました。

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