コンガに、ひどくマウンティングをする様になったのです。

それはただのお遊びでもなく、力くらべでもなく・・・

まるでヒート中の女の子に対するように、目を真っ赤にし、水よだれを流しながら延々と追いかけ、

ひたすらマウンティングし続けるというものでした。

もともと、女の子より去勢した男の子好きだったボンゴ。

ご存じの方もおられると思います、ボンゴがいつも付きまとい、求愛する黒ラブ君がいるのですが、

まさに、あの状態になってしまったのです。

まさかコンガとも、そうなってしまうなんて・・・・

正直、かなりショックでした。

本当の女の子に対しての事なら、その期間が過ぎたら元通りになると思えますが

その黒ラブ君とも、会うと必ず夢中になるので、もしかしたら、これから先ずっとこのままで、

ボンゴはこの精神的ストレスを、これから毎日抱えて行かなくてはならないのかと思い、

とっても不安になりました。

そして、日ごとにエキサイトしてくる状況に困惑し、悩み・・・・

なんとかしなければとコン父と話し合い、考えに考えて・・・・・

先日、ボンゴを去勢しました。

今日でボンゴの手術から４日目。

まだ、散歩中など、興奮するとスイッチが入ってしまいますが、なんとか落ち着きつつあり、

部屋の中では、穏やかに過ごせる時間が少しだけ戻ってきました。

バトルしても、以前のプロレスの状態に、もどりつつあります。

とりあえずはホッとしています。ま、まだ１００％安心は出来ませんけどね・・・。

どうしてボンゴが変わってしまったのか、今でも真相はわかりません。

ネットでも色々検索してみましたが、同じような話はほとんど見つかりませんでした。

病院の先生もしつけの先生も、とてもめずらしいケースだとおっしゃっていたし。

今も、こういう事でこうなった・・・のかなぁと、推測することしかできません。

でも、今回ほど、ワンって不思議で純粋で、愛おしいと思ったことはありませんでした。

そして、私達が体験したことをここでみなさんにお話して、

こんなケースもある事を、ワンの心の中の奥深さを、多くの方に知ってもらいたいと思いました。

真面目な話が似合わないボンゴ家ですが、興味のある方は、どうか覗いて見て下さい。

そして、男の子同士の多頭飼いをされてる方や、同じ様な体験をされてる方への

何かの参考になればと思っています。