イギリス鉄道旅行


イギリス鉄道旅行に必携の3冊
                      1・Rail guide
                      2・新個人旅行(旺文社)
                      3・地球の歩き方(ダイヤモンド社)
2と3は書店に必ず置いてあります。問題の1、いわゆる時刻表なのだがこれはインターネット
で取り寄せましょう。中身は全部英語だが、見方は日本の時刻表と同じ。運行は時間通りなの
で、行きたい場所が決まっていればあらかじめどの列車に乗るか決めておこう

イギリス版青春18キップ
ブリットレイルパス

有効期間内全車両に乗り放題

ちなみに私はブリットレイル・イングランドパスを購入
イングランド地域で有効なフリーパス。2等車4日間乗り放題で\18900
これは日本国内でしか購入できないので注意しよう。
イギリスは物価が高いのでこのフリーパスは必ず購入したほうがよい。
「地球の歩き方 旅プラザ」で購入できる
国内で外貨を購入する際気がついたのだがイギリスはユーロではなくポンドなのだ

時刻表の見方は日本と同じだ。乗りたい列車をあらかじめ決めておこう
ロンドンからウイットビーにいく時は片道4時間もかかるので列車を乗り過ごさないように。
イギリスはロンドンから一歩外に出るとたちまち田園風景が広がる。動力は地下鉄を除き
ほとんどがディーゼル車

イギリスを旅行するとき問題なのはやはりお天気
霧のロンドンといわれるだけあってイギリスの天気は比較的悪い日が多い
しかしこればかりは天にお祈りするしかない。今回の旅行では一日だけ雨だったが
後は晴れてくれたので良しとしましょう

                     今回訪れた場所は
             カンタベリー(壮大な大聖堂は必見)
            ・セブンシスターズ(最寄り駅のイーストボーンからタクシーで直行)
            ・ソウルズベリ(観光客は一人もいませんでした)
            ・バース(寺院が有名だが運悪く結婚式場に使われており、中には
                 入れず)
            ・ウイットビー(有名な修道院の廃墟がある)
の計5箇所

トラブル発生
地下鉄が迷路のよう。イギリスでは地下鉄のことをチューブと呼びます。
ヒースロー空港から宿に行く途中、乗換えがあったのだが、どこに行けばいいのか
さっぱりわからず同じ場所を行ったり来たり。時刻は現地時間で午後10時を過ぎていたので
さすがにあせりました。どうにかして目的の駅に着くとタクシーでホテルに直行

またまたトラブル発生
こともあろうにクレジットカードを日本に忘れてきた。宿はクレジットで予約したので
宿についてからが大変。片言の英語でしゃべること30分、なんとか事情をわかってもらえた。
ホテルの部屋に入るなりバタンキュウ。爆睡

翌日いよいよイギリス版青春18キップの旅が始まるぞ
地下鉄に乗りロンドンの中心部、ヴィクトリア駅へ向かう。
あれれ、ちょっと早く来過ぎちゃった。えーっと目的の列車は何番ホームからでるのかな?
エクスキューズミー!(コノレッシャハナンバンホームカラデルノデスカ?)
駅員さんにお尋ねしたところ、さあわかんない。あそこに電光掲示板があるからそこを
見てなさい。と言われた。なるほど電光掲示板には行き先とホームの番号が表示されている。
一時間ぐらい掲示板とにらめっこしてました。

念願の列車に乗車!
2等車だけど乗り心地はグッド!しかし何かが足りない。今日は運良く天気が良い。
だから日差しが強い。まぶしい。わかったぞ。イギリスの列車には日よけがない!
直射日光が肌を照りつける。うーん、なんで日よけがないんだ?これは正直言って
疑問だった。せっかくなので外の景色を思う存分堪能しました。でもロンドンを離れると
ずっと同じ景色なんだな。

カンタベリー大聖堂
壮大の一言。世界遺産に指定されているだけあって、間近で見るとスケールがでかい。
その素晴らしさに圧倒されちゃいました。でも世界遺産なのに観光客がひとりもいないぞ!
これまた疑問
いざ聖堂内へ。ステンドグラスが綺麗。アーチ型の天井も見事。そうこうしている間に2時間
が経過。思う存分写真を撮ったのでいざ次の目的地、セブンシスターズへ

最寄り駅イーストボーンに到着ここからはタクシーの料金表示とにらめっこ
セブンシスターズに到着。観光客はやはり誰もいない。タクシーの運ちゃんを待たせておいて
激写

またまたトラブル発生
イーストボーン駅の公衆便所に入れない。なんかへんなバーがあって入れないよー!
ジタバタしてたら親切なおじさんがやって来て教えてくれました。50ペンスを入れるみたい。
トイレは有料なのです!これまた勉強になりました。

バースに到着。さてさてガイドブックに必見と書いてあるバース寺院とはいかなるものか、
おー!これがバース寺院かいざ中へ入らん!
って結婚式やってるやん!ショック!

ショック受けたせいか、小腹が空いたぞ。バース寺院を目の前にして軽くランチをとる。
よくイギリス料理はまずいって言うけどこのとき食べたランチは格別にうまかった。
空腹を満たしバルトニー大橋を見学。

このあたりから記憶が曖昧。多分、おそらくソールズベリーの聖トーマス・ペケット教会だと
思う。やはり観光客はゼロ。この教会はバースでのショックを払拭させてくれた。
写真を見ていただければわかると思うがとにかく美しい。心が洗われるようだ。
一通り写真におさめると、パイプオルガンの美しい音色が耳に入ってきた。
牧師さんが何か宗教曲を練習しているらしい。しばし陶酔の世界に行っちゃいました。

今回の旅行で一番行程が長かったのがウイットビー
なんせ片道4時間、最後に乗った列車は一両編成で超ローカル
でもなぜか今回の旅で唯一観光客がいたのがこのウイットビー

小さな港町だがとても居心地が良かった。小学生っぽい団体さんもいて活気がありました。
お土産屋さんも大賑わい。とっても素敵な港町でした。

帰りの列車にて
ヨークに向かう途中ちょっとヤンキーみたいなお兄ちゃんが話しかけてきました。
片言の英語で会話してると、あんた英語が下手だねと言われちゃいました。
でもなかなかフレンドリーなひとで、お菓子のメントスを貰っちゃいました。

いろいろトラブルもあったけどまた行きたい。今度は英国で一番美しい村コッツウォルズに
行きたい。その時は神様どうか雨雲を全部吹き飛ばしちゃってください