最終更新日:1998.5.15 JST
1997年バリー・レビンソン監督作品(R) ニューラインシネマ配給 1時間37分
主演: ダスティン・ホフマン & ロバート・デ・ニーロ
大統領のスキャンダルをカバーするために戦争をでっち上げ「ウワサの真相」
アメリカ大統領がホワイトハウス見学に来ていたガールスカウトの女の子に手を出した。それも大統領選挙の2週間前に。
慌てた側近達は、このスキャンダル報道を抑えようと躍起になって、揉み消し屋と云われる云われるコンラッド・ブリーン(ロバート・デ・ニーロ)に、依頼する。
コンラッドが仕組んだのは、戦争のでっち上げ。中国を訪問中の大統領を急病ということで、帰国を延期させ、反米的行為をしているアルバニアに対して、アメリカ政府がB3爆撃機の極秘出撃を計画しているという、やらせのニュース。
彼は、ハリウッドの敏腕プロデューサーのスタンリー・モッツ(ダスティン・ホフマン)に戦争シーンを作らせる。
スタンリーは、何でも歌にしてしまうミュージシャン、ジョニー(ウィリー・ネルソン)に大反戦ソングを作らせ、衣装デザイナーやら流行仕掛人やらのブレーンを集めて見事に「戦火に燃えるアルバニア」を映像化。なんとそれは、全米のトップニュースで流れることに。
映画だけだったら、いいんだけどというようなお話だそうです。
ダスティン・ホフマンはこの演技で、アカデミー賞主演男優賞受賞は逃しましたが、ノミネートされました。
日本公開は98/5/23。