最終更新日:1998.3.16 JST
1997年ミック・ジャクソン監督作品(PG13) 20世紀フォックス配給
主演: トミー・リー・ジョーンズ & アン・ヘッチェ
「逃亡者」のアカデミー賞俳優トミー・リー・ジョーンズが「ボディーガード」のミック・ジャクソンの演出でL.A.に誕生する火山から街を守る「ボルケーノ」
マイク・ローク(トミー・リー・ジョーンズ)は娘ケリー(ガビー・ホフマン)と2人暮し。仕事はL.A.の災害対策室のチーフ。地下鉄の延伸工事の現場で、原因不明の爆発が発生し、作業員数人が、ひどい火傷で亡くなった。マイクは同僚と地下に調査に潜るが、またしても原因不明の爆発から必死の思い出逃げ出す羽目に。彼が遭遇したのはマグマなのか?マイクは地震学者のアミー・バーナーズ(アン・ヘッチェ)に調査の手助けを依頼する。
原因が分からぬまま、次の日の早朝、L.A.を地震が襲う。娘を連れて、対策事務所に向かうマイクの前に、信じられないことに火山が。ダウンタウン近くの近代美術館脇に出現した火山は、ウィルシア通りを溶岩で埋め尽くしていく。一方、自分の目で地下を調べに潜ったアミーは、爆発で同僚を失う。
人智を絞った溶岩塞止め作戦は見事成功、L.A.は危機を脱したかと思えたが、溶岩流は地下鉄線を突っ走っていた。しかも、行き先は被災者達が収容されているビバリーヒルズ。娘のケリーもそこにいる。マイクとアミーはどうやって再び溶岩から街を守ることが出来るのか・・・
「The Coast is Toast(西海岸は丸焦げ)」というすさまじいキャッチフレーズで登場の火山災害映画。2月に一足早く公開となった同じ火山を取り扱った「ダンテズ・ピーク」と比べていかがなものでしょうか。特撮は本当に迫力がありました。また、L.A.に馴染みのある方には懐かしい光景も沢山見られるのでは?
日本公開は97/10/18。