Rush Hour

最終更新日:1999.1.16 JST

草模様

1998年ブレット・ラトナー監督作品(PG-13) ニューラインシネマ配給

主演: ジャッキー・チェン & クリス・タッカー

誘拐された外交官の娘を助けるべくL.A.のはみ出し刑事クリス・タッカーがジャッキー・チェンと組んで大活躍「ラッシュアワー」

アメリカ、ロサンゼルス。中国領事ハンの11歳の娘スー・ヤン(ジュリア・スー)が誘拐された。FBIには任せておられないとハンは香港から腕利きの刑事で、個人的にも娘も含めて親しいリー警部(ジャッキー・チェン)が呼び寄せられるが、介入を嫌うFBIはLAPD(ロサンゼルス警察)の落ちこぼれカーター刑事(クリス・タッカー)を迎えによこす。

しかし、カーターもそんな役にむざむざ収まる気はなし。リーを従えて独自の聞き込みに回るが、聞き込み先でリーは大立ち回りを起こす羽目に。カーターに手錠で車のハンドルにつながれることになったリーだが、車のハンドルを外して、領事公館に向かうが、当然素直に入れてくれるはずもなく、ここでまた大立ち回り。

なんとか誤解を解いたリーだが、そこに誘拐犯からの連絡が。しかし、その取り引きは罠。駆けつけたFBIが忍び込んだビルは大音響とともに大爆発。リーは現場で見掛けた香港マフィアをカーターとともに追いかけるが、惜しくも逃げられ、後に残るのは爆弾の仕掛けのみ。

その仕掛けを手がかりにした2人は、やがて誘拐団の本拠とする中華料理屋に乗り込むが、またそこでも大立ち回りとなり、犯人たちにも逃げられる。そして、その責任を問われてリーは香港に帰されることに。

しかし、飛行機に乗り込んできたカーターに引き止められたリーは、身代金の引き渡し現場に駆けつける。そして、黒幕のトーマス(トム・ウィリキンス)と最後の大立ち回り。果たして、人質を無事取り返せるのか???

1996年の“レッド・ブロンクス”でハリウッド再デビューを果たして以来、独自の軽妙なアクションでファン層を増やしてきたジャッキー・チェンが、初めて主演するハリウッド映画で、予想を遙かに上回る興行収益で製作スタジオのニューラインを喜ばせている。

“ファーストワイフ・クラブ”の持つ9月公開作の売上記録1,900万ドルを大幅に更新したばかりでなく、ニューラインをメジャープレイヤーへ仕立てた“ミュータント・タートルズ”の収益2,500万ドルも大幅に上回る3,300万ドルの売り上げを記録。

単純で楽しめます。

日本公開は99/1/23。

草模様

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