The First Wives Club

最終更新日:1998.4.19 JST

草模様

ネタばれ注意!!!

1996年ヒュー・ウィルソン監督作品(PG) パラマウント配給

主演: ゴールディ・ホーン、ベット・ミドラー & ダイアン・キートン

浮気の末、若い女に走った元夫たちを共同でやっつける「ファースト・ワイフ・クラブ」

大学時代の同窓生の親友、エリース(ゴールディ・ホーン)、ブレンダ(ベット・ミドラー)、アニー(ダイアン・キートン)が、同じ同級生のシンシア(ストッカード・チャニング)が自殺したことで、再会する。シンシアは大金持ちと結婚して、人生の勝利者だったはずだ。それが、離婚した直後、別れた夫が若い女と再婚したというタブロイド紙を見て逆上した。卒業から二十数年,それぞれ有名女優,裕福な主婦,電器店の社長夫人に収まった3人だが、40代も後半に入って,それぞれ夫に女がいることを知る。

エリースはプロデューサーの夫が愛人の若い女優に仕事を回したことを知る。ブレンダは夫がレジ係りの小娘と家を出てしまったうえ、店でばったり会った夫に肥満をなじられる。アニーは夫のセックス恐怖症を治そうと一緒に精神科の女医に通っているうちに、その女医に夫を寝取られてしまう。

ここまで夫を支えてきて,黙って引き下がりはしないと,3人は同盟を結んで復讐に立ち上がる。子供だましの仕返しではない。頭脳戦である。スパイまで使って徹底的な情報収集を開始。夫の弱点を突き止め,地位も名誉も財産もすべて奪いつくそうというこわ〜い戦略だ。ベット・ミドラーの夫の マンションに忍び込んで、3人ともゴンドラでビルの外に宙づりという大騒ぎも。

最後には大勝利を収め,ついに同盟は“世界進出”を果たす。3人は女としての自信も取り戻し,魅力的に輝きだす。

かつては栄光に輝くスターだが、今ではろくな仕事がなく、整形手術を繰り返し、アル中になってボロボロの映画女優役をゴールディ・ホーンが、コミカルでパワフルなオバタリアン・パワーが体中からあふれ出ているような社長婦人をベット・ミドラーが、熟女トリオのリーダー格で一見落ちついていて知的な専業主婦をダイアン・キートンが演じる。

その他の出演者には、主人公たちを援護射撃する上流社会の老婦人に『天使にラブソングを…』のマギー・スミス、ベッド・ミドラーの亭主の浮気相手に『マーズ・アタック!』のサラ・ジェシカ・パーカー、女優志願の若い娘に『ショーガール』のエリザベス・バークレイなど。

3人のキャラクターを楽しんで見てください。

日本公開は97/5/24。

草模様

ホームに戻る 前のページに戻る