Eddie

最終更新日:1998.12.17 JST

草模様

ネタばれ注意!!!

1996年スティーブ・ラッシュ監督作品(PG-13) ブエナ・ビスタ配給 1時間41分

主演: ウーピー・ゴールドバーグ & フランク・ランジェラ

ウーピー・ゴールドバーグがニューヨーク・ニックスのコーチに就任「エディー/勝利の天使」

ニューヨークでリムジンの運転手をしているエディ(ウーピー・ゴールドバーグ)は、ニューヨーク・ニックスの熱狂的なファン。今日もマジソン・スクエア・ガーデンでレイカーズ戦を観戦するが、成績不振のニックスは今日も苦戦で、観客離れも進んでいる。

最近ニックスを買収したオーナーのワイルド・ビル・バーゲス(フランク・ランジェラ)は派手なファン・サービスで観客を取り戻そうとするが、その意気込みも選手には伝わらず、自分勝手なプレイで墓穴を掘る。

そんななか、ハーフタイムで行われたコンテストに出場したエディはみごとにシュートを決め、名誉コーチの座を手にする。ベンチに座ったエディはすっかり舞い上がって本物のコーチをさしおいて大ハッスル、審判に暴言を吐いて退場処分になってしまう。

ところが、そんなエディの大ハッスルぶりを見たワイルド・ビルは、自分と衝突して辞めたコーチの替わりに、エディをニックスの広告塔として本物のコーチに起用すること思いつく。ワイルド・ビルの説得に応じてコーチに就任したエディだが選手はにわかコーチの出現を無視、相変らずのやる気のないプレイで7連敗を喫する。

そんなある日、ベテラン選手のネイトから、自分も含めて多くの選手が私的な悩みを抱えていることをエディは打ち明けられる。エディはセラピストのように親身になって選手の悩みを聞き、さまざまな問題を精力的に解決していく。

それから選手は奮起し6連勝を飾るが、一方で商売本位のワイルド・ビルはニックスの売却交渉を進めていた…。

ウーピー・ゴールドバーグは実際にニューヨーク・ニックスの大ファンで、その熱い思い入れが伝わってくるような演技を披露。

見どころは、現役のNBAスター・プレイヤーが多数出演していること。ニューヨーク・ニックスの架空の選手として、ボストン・セルティックスのリック・フォックス、インディアナ・ペイサーズのマーク・ジョンソン、トロント・トラプターズのジョン・サリなど7人のスーパースターが登場するほか、デニス・ロッドマン、ラリー・ジョンソン、ミッチ・リッチモンド、ブラッド・ドハティ、セドリック・カバロスなど42人ものNBA現役プレイヤーが特別出演、ゲーム・シーンの迫力と興奮をいっそうリアルなものにしている。

日本公開は96/11/2。

草模様

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