最終更新日:1998.5.16 JST
1998年バーベット・シュローダー監督作品(R) ソニーピクチャーズ(トライスター)配給
出演: アンディ・ガルシア & マイケル・キートン
白血病の息子を救える唯一の骨髄適合者は服役中の最強最悪の殺人鬼「絶体x絶命」
刑事フランク・コナー(アンディ・ガルシア)の9歳の息子マシュー(ジョセフ・クロス)は白血病。治療には骨髄移植が必要だが、適合する骨髄を持つ人間は数万人にひとり。
通常のドナーに適合者がいなかったため、フランクはFBIの犯罪者データベースに無断でアクセスして、服役囚の中から適合者を見つけ出す。唯一の該当者としてコンピュータがピックアップした人物は、婦女暴行と殺人を繰り返して服役中の終身犯ピーター・マッケイブ(マイケル・キートン)だった。
フランクは子供を救うために、マッケイブに骨髄の提供を依頼。しかし頭脳明晰、博覧強記のマッケイブは、これを脱獄のための千載一遇のチャンスと考える。そのアイデアとパワーは恐るべきもの。手術当日、厳重な警備陣を嘲笑うかのように脱走に成功するマッケイブ。そして、彼が自由になった瞬間、巨大な病院は戦場と化した。「命を救うための」の病院全てが、「命を奪う」殺人鬼の道具になってします。
一方、フランクは自分の息子を救える唯一の男を逃すわけには、そして殺すわけにはいかない。たとえ味方を見殺しにしても・・・
マッケイブに銃を向ける警察から彼を守りつつ、その手で彼を捕まえ、何としても病院のベッドに縛り付けなければ・・・マシューの命のタイムリミットは、刻々と近づいてくる。
日本公開は98/5/23。