最終更新日:1998.6.7 JST

1998年ジョン・ランディス監督作品(PG-13) ユニバーサル配給

出演: ダン・エイクロイド & ジョン・グッドマン

2000年を待てずに帰ってきたブルース・ブラザース！「ブルース・ブラザース2000」

18年の監獄生活からようやく自由の身となったエルウッド(ダン・エイクロイド)は、変わり果てた世界にびっくり。相棒のジェイク(故ジョン・ベルーシー)は死に、バンドの行方はわからず、産まれ育った孤児院は取り壊されている。

家族の絆を探して、父代わりであり、音楽の手ほどきもしてくれた孤児院の院長カーティスを訪ねるエルウッド。だが、彼もこの世になく、そこには愛想の悪いカーティスの息子ケイベル(ジョー・モートン)が待っていた。

天涯孤独のエルウッドは、昔の恩師から紹介された問題児、10歳の孤児バスター(J・エヴァン・ボニファント)に"運命"を感じ、突然、父性愛に目覚める。バスターを更正させるためにも、自分自身の人生をやり直すためにも、昔のバンドを再結成するしかない。

ルイジアナで開かれるバンド・コンテストに出場することを夢見て、エルウッドはマイティ・マック(ジョン・グッドマン)とブルースブラザースを再結成、旅に出る。

1980年の公開時、多数の有名ミュージシャンの出演で音楽ファンを熱狂させた、ミュージカルコメディー「ブルースブラザース」が、スクリーンに帰って来た。今回も映画史上最大のカー・クラッシュとのうたい文句のカーチェイスも楽しめるそうです。

前作同様ジョン・ランディス監督の指揮の下、今回も豪華R&B、ブルースミュージシャンが総出演。ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリンに加えて、B・B・キング、ジュニアー・ウェルズ、エディー・フロイド、ロニー・ブルックス、ウィルソン・ピケットなどの巨匠が続々登場。

バンドメンバーも以下のオリジナルメンバーが勢ぞろい。

STEVE "THE COLONEL" CROPPER (Lead Guitar) 、DONALD "DUCK" DUNN (Bass Guitar)、MURPHY DUNNE (Keyboards) 、WILLIE "TOO BIG" HALL (Drums) 、LOU "BLUE LOU" MARINI (Saxophone) 、TOM "BONES" MALONE (Trombone) 、MATT "GUITAR" MURPHY (Guitar) 、ALAN "MR. FABULOUS" RUBIN(Trumpet) の8名。

また、コンテストの競争相手として登場するルイジアナ・ゲーターボーイズでは、Jeff Baxter (guitar), Gary U.S. Bonds (vocals), Eric Clapton (guitar), Clarence Clemons (sax), Jacques de Johnette (drums), Bo Diddley (guitar), Jon Faddis (trumpet), Isaac Hayes (vocals), Dr. John (piano), B.B. King (guitar), Tommy McDonnell (vocals), Charlie Musselwhite (harmonica), Billy Preston (organ), Lou Rawls (vocals), Joshua Redman (sax), Koko Taylor (vocals), Travis Tritt (guitar), Jimmie Vaughan (guitar), Willie Weeks (bass), Steve Winwood (Hammond organ),Grover Washington Jr. (sax).という面々がパンチの聞いた演奏を聞かせてくれる。

日本公開は98/5/30。