最終更新日:1998.3.4 JST
1997年ジョエル・シューマッカー監督作品(PG13)ワーナーブラザース配給
主演: ジョージ・クルーニー & アーノルド・シュワルツェネッガー
「ER/緊急救命室」のロス先生ことジョージ・クルーニーのバットマンが、「ターミネーター」以来の悪役のアーノルド・シュワルツェネッガーと対決する、新世紀バットマン第4作「バットマン & ロビン/Mr.フリーズの逆襲」
闇の都市ゴッサム・シティにまた悪の軍団が登場し、街を恐怖の底に落とし入れた。首領は、ミスター・フリーズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)。冷却スーツをマッチョなボディにまとい、スケートで自在に滑り回るアイスメン軍団を率いて、どんなものでも一瞬にして凍らせてしまうクロニックガンを乱射する。その正体は、ノーベル賞に輝く偉大な分子生物学者ビクター・フライズ博士。最愛の妻を助けるための研究と治療を続ける中、爆発事故で冷凍液に落ちて、氷点下でしか生きられない特異体質に変化してしまった彼は、自分の体を維持するためダイヤモンドが必要で、それを集めて回っているのだった。バットマンとロビン(クリス・オドネル)は、そんな彼に罠を掛け、見事彼を捕らえることに成功する。
そんな頃、猛毒素に落とされた植物学者パメラ(ウマ・サーマン)は、ポイズン・アイビーとして蘇り、植物の毒で人の心を惑わし、ロビンの心をその毒で捕らえると共に、ミスター・フリーズをかどわかして、世界を滅ぼそうと画策する。媚薬に惑わされたロビンはバットマンと対立。また、バットマンの正体である大富豪ブルース・ウェインの執事アルフレッド(マイケル・ゴー)は姪のバーバラ(アリシア・シルバーストーン)の訪れと合わせて病魔に冒され、死を待つばかりとなり、バットマンファミリー崩壊のピンチが訪れる。
ポイズン・アイビーに妻の生命維持装置を切ったのはバットマンだと吹き込まれたミスター・フリーズは、まんまとポイズン・アイビーの罠にはまり、世界を冷凍の世界にすべく、手始めにゴッサム・シティを凍らせ始める。心を完全に奪われているロビンは、バットマンの忠告も聞かずに、ポイズン・アイビーの元に。新たに登場するバットガールはいつ現れるのか・・・アルフレッドの命は・・・
シュワちゃんの今回のギャラ はなんと2500万ドル(約30億円)とのこと。また、第5作も製作予定でジョージ・クルーニーが引き続きバットマンを演じるとのこと。バットマンと云えば、マイケル・キートンでもなく、バル・キルマーでもなく、ジョージ・クルーニーというのが定着するかも。
まあ、いつものバットマンです。それが好きな人にはたまんないんでしょうねえ。
日本公開は97/8/2。