Star Wars: Episode I
The Phantom Menace

最終更新日:1999.8.10 JST

草模様

ネタばれ注意!!!

1999年ジョージ・ルーカス監督作品(PG) 20世紀フォックス配給

主演: リーアム・ニーソン & ユアン・マクレガー

通商連合の武力制圧を解決すべく送り込まれた2人のジュダイ騎士がその旅で出逢った少年は、やがて銀河の未来を左右する運命を持つ少年であった「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」

遠い昔、はるかなかなたの銀河系で・・・・・・

女王アミダラを君主と仰ぐ惑星ナブーを武力封鎖する通商連合の司令船に、銀河共和国元老院最高議長バローラム(テレンス・スタンプ)の使命を受けた2人の特使、ジュダイ騎士のクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とその弟子オビ=ワン・ケノビ(ユアン・マクレガー)が到着した。彼らは、通商連合の総督ヌート・ガンレイと外交的手段で紛争を解決すべく乗り込んだのであった。しかし、特使がジュダイ騎士であることを聞いた通商連合の影の支配者、ダース・シディアスは、総督に2人の抹殺と、ナブーへの侵攻を命じる。

毒ガス攻撃や、最強の戦闘マシーン、ドロイドカの攻撃を受けた2人は、上陸用輸送船に隠れて司令船を脱出、ナブーに上陸。到着早々ドロイド軍に襲われた惑星ナブーに住むグンガン族のジャー・ジャー・ビンクス(アーメド・ベスト)を救うことになり、彼の案内でグンガン族の都、水中都市オータ・グンガに向かうが、グンガン族の長、ボス・ナスは連合の侵略に対抗することを拒み、ただ首都シードまで行けるように潜水艇を与え、ジャー・ジャー・ビンクスを道案内に付ける。

巨大な怪物魚が潜む深海を抜けて、首都シードに潜入した3人は、囚われの女王一行を救い出し、銀河共和国の首都コンサントにその苦境を訴えるべく、女王専用機を奪返し、脱出を計る。ドロイド軍の攻撃で一旦はシールドを破壊されたが、専用機に配備されていたR2-D2の働きで回復、何とか封鎖網を突破する。

しかし、攻撃によってハイパー・ドライブを損傷した機はコンサントまで辿り着くことは不可能で、クワイ=ガンは通商連合の息の届かぬ惑星タトゥイーンで、修理を計ることにする。タトゥイーンの街モス・エスパのはずれに着陸した一行から、修理のためにクアイ=ガン、ジャー・ジャー、R2-D2と、女王の指示で女王の侍パドメ(ナタリー・ボートマン)が街に向かう。

街のジャンク屋のワトーの店で、修理部品を見つけたクワイ=ガンだが、共和国の金が通用せず、購入の目処が立たない。なんとか方法がないものかと街をさ迷う一行が、街のならず者に絡まれた時、ワトーの店で逢ったワトーの奴隷の9歳のアンキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)が一行を助けてくれる。一行は近づいた砂嵐を避けるべく、アナキンの勧めを受けて、彼の家を訪れる。

彼らの話を母のシミ(ペルニラ・アウグスト)と聞いていたアナキンは、ジャバ・ザ・ハットの主催するポッドレースの出場をネタに、ギャンブル好きのワトーに賭けを持ちかけ、修理部品を手に入れるようにと進言する。ポッドレースは大変危険なレースで、これまで完走したこともないアナキンだが、彼から信じられないほどのフォースを感じ取ったクワイ=ガンは、パドメの反対を押し切りその話に乗ることにする。ワトーとの交渉は成立。アナキンは彼の作ったC-3POと共にポッドを修理し、レースに間に合わす。一方、密かにクワイ=ガンは女王の専用機を賭けて、アナキンの自由をワトーに賭けさせる。

レースは、スタート早々エンストで大きく遅れを取ったアナキンだが、彼のテクニックで遅れを挽回、最終ラップには、卑劣な手段でこれまでレースを制していたセブルバに迫る。セブルバがスタート前に仕掛けた妨害で、また再び遅れるアナキンだが、最後にはセブルバを撥ね飛ばし、見事優勝。一行は修理部品を、そしてアナキンは自由を得た。修理を追えた一行は、ダーク・シディアスによって送り込まれたダース・モールの襲撃を受けるが何とか切り抜け、つらい母との別れを済ませたアナキンと共にコンサントに向かう。

しかし、コンサントではどうにもならなかった。官僚化し、また利権で通商連合と繋がったものも多い元老院は調査委員会の設置を可決するだけで、頼りにならない。その間にも占領軍に弾圧される国民を見捨てられないアミダラは帰国を決意。彼らを襲ったダース・モールの正体を探ることをジュダイ評議会から指示を受けたクワイ=ガン、オビ=ワン、それにジュダイの訓練を、年が行き過ぎているということで難色を示されたアナキンらとともにナブーに向かう。

密かにナブーのグンガン族の都、水中都市オータ・グンガの近くに着陸した一行は、ジャー・ジャーの案内で、グンガン族の秘密の隠れ家で、ボス・ナスに逢うが、ボス・ナスは今回の侵略の責任はアミダラにあると非難する。その時、パドメが進み出て、自分が本当の女王アミダラで、影武者を使っていたことを明かし、ボス・ナスの前に跪き、同盟を訴える。ボス・ナスは女王の謙虚な態度に心を打たれ、共同戦線を張ることを決意する。

ジャー・ジャーを将軍としたグンガン族の大軍は、ドロイド軍を街から引き離し、草原地帯に誘い込み、強力なシールドで部隊を守り、ドロイド軍と互角の闘いを展開する。その間に密かに宮殿に潜入した一行は、中央格納庫を襲い、戦闘機を奪回、ドロイド軍を制御する司令船を攻撃に向かう。さらに残った一行は、総督の身柄を押さえるべく宮殿への侵入を続ける。

しかし、そこにはダース・モールが待ち受けていた。壮絶な闘いに突入するクワイ=ガンとオビ=ワン。その間に女王達一行は総督を目指し、ドロイド兵を倒していく。そんな時、クワイ=ガンの指示でR2-D2と残っていた戦闘機のコックピットに乗り込んでいたが、ドロイドカに襲われた味方を助けようとして、レーザー砲を使った際に、オートパイロットによって、司令船に向かっていく。

さて、圧倒的攻撃力を持つドロイド軍と戦うジャー・ジャー達グンガン軍の戦いの行方は。ダース・モールとクワイ=ガン、オビ=ワンの戦いは?司令船を攻撃するアナキン達の運命は?総督に逆に鎮圧された女王達はどうなるのか?

多くを語る必要はないでしょう。2時間10分余りを全く感じさせません。また、早く次が見たいよお〜。

日本公開は99/7/10。

草模様

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