最終更新日:1998.3.2 JST
1977年ジョージ・ルーカス監督作品(PG) 20世紀フォックス配給
主演: マーク・ハミル、ハリソン・フォード & キャリー・フィッシャー
SFXを全面的に改正し、 また当時カットされたシーンや新たな映像を追加した「スターウォーズ: 特別篇」
4章「新たなる希望」
昔々、遥か彼方の銀河系でのこと。 残忍な銀河帝国が宇宙を支配しようとする中、旧共和国の理想を追う一部の人々は反乱軍を結成し、帝国の制圧に抗していた。
帝国元老院議員レイア姫(キャリー・フィッシャー)はスパイによって帝国の機密、デス・スターの設計図を入手するがあえなくダース・ヴェイダー卿に捕らえられてしまう。レイア姫によって機密を託され脱出したドロイドのR2-D2とC-3POは惑星タトゥーインで農夫ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の叔父に買い取られる。ルークはR2のホロに収められていたメッセージから、旧共和国でかつてはジェダイ騎士であったオビ・ワン・ケノビに出会うが、その一方でルークの叔父一家はドロイドを追ってきた帝国軍に虐殺されてしまう。ルークは自分の父がヴェイダーに殺されたことも知り、オビ・ワンと共に密輸船の船長ハン・ソロ(ハリソン・フォード)を率いてレイア姫救出に旅立つ。
オビ・ワンを犠牲に姫を救出したもののルーク達を追跡してきた帝国軍は、反乱軍の拠点をデス・スターの攻撃目標に!かくしてルークは反乱軍に加わりXウィングで総攻撃に向かい、秘められたそのフォースの力でデス・スター破壊に成功する。
1997年、ルーカスは公開20周年を記念して「スター・ウォーズ3部作」の再公開に踏み切った。これは1976年当時の仕上がりに不満を抱き続けていたルーカスがCGIを初めとするデジタルSFXの発達によって当時の粗雑なSFXを全面的に改正し、また当時カットされたシーンや新たな映像を追加した「特別篇」としての公開となった。
これによって「スター・ウォーズ」は、よりルーカスが思い描いていた本来の姿に近づいたことになり、また1999年以降に公開が予定さ れている「新3部作」との調整を兼ねているとも言える。「スター・ウォーズ特別篇」では主にタトゥーインでの「捜索シーン」、「モス・アイズリー宇宙港の景観」に加え当初カットされた「ハンとジャバの対面」等がCGによって描き直されている。
20年振りに見ても、大画面、大音響のスペーススペクタルは、引き込まれてしまいます。もちろんスペオペ好きの方には必見です。なお、ハリソン・フォード始めみんなの若いこと。年齢を感じます。はい。
スターウォーズシリーズの詳しい情報はDuke's Star Wars Home Pageがお勧めです。
日本公開は97/5/31。