最終更新日:1998.3.31 JST
1997年バリー・ソネンフェルド監督作品(PG-13) ソニーピクチャーズ配給
主演: トミー・リー・ジョーンズ & ウィル・スミス
「ボルケーノ」のトミー・リー・ジョーンズと「インデベンデンス・デー」のウィル・スミスが宇宙のゴミエイリアンから地球を守る黒装束の男たち「メン・イン・ブラック(MIB)}を快演。スティーブン・スピルバーグが総監督で特殊効果はILM
エイリアンが人類と共存する近未来が舞台。ただしエイリアンは様々な形で人間に扮しており、その存在は一般には知らされずに、エイリアンの移民手続きや規制、事件が起こった際の処理などは、秘密裏に非公式政府部隊「MIB(Men In Black)」が遂行している。
ジェームズ・エドワーズ(ウィル・スミス)は、NY市警の刑事。奇妙な銃を持った犯人が美術館の屋上から飛び降りる謎めいた事件が起こった日、彼の前に黒いスーツを着た男が現れる。
彼K(トミー・リー・ジョーンズ)は、MIBのエージェント。つまり、エドワーズが追いかけた犯人は、エイリアンだったのだ。エドワーズの俊足に目をつけたKは、彼をエージェント仲間に加えようと、翌朝テストを受けさせる。合格したエドワーズは過去の身元を消され、文字どおりの秘密捜査官Jに生まれ変わった。
60年代からひそかにエイリアンの移民が行われていたこと、地球上には人間に姿を変えて住むエイリアンが1500(シルベスター・スタローンもそのひとり)もいると知り、Jは驚く。
いっぽうそのころ、バグと呼ばれる凶悪なエイリアンが地球に無断侵入。農夫エドワード(ビンセント・ドノフリオ)に憑依し、NYへ向かっていた。バグの目的は、宝石店の主人として暮らすアルキリアン帝国の王子から、“銀河系”と呼ばれる原子エネルギー資源を奪うこと。
王子を殺し、“銀河系”を探して暴れまわるバグ。その行方を追跡するJとK。王族を殺されて怒るアルキリアンの戦艦が地球に宣戦布告するなか、“銀河系”が王子のペットの猫の首輪に吊るされいてると気づいたJとKは、猫を預かる検死官補ローレル(リンダ・フィオレンティーノ)のもとへ急ぐ。さて、彼らは地球の危機を救えるか・・・
MIB事務所で働くいろいろなエイリアン(中には全然働いてないようなやつらもいるが)、いろいろな人間への扮し方、超破壊兵器、ロケットカーなど、スケールの大きな特撮に注目。SFX好きの方にはお勧めです。
続編も製作予定とのこと。
日本公開は97/12/6。