101 Dalmatians

最終更新日:1998.3.2 JST

草模様

ネタばれ注意!!!

1996年スティーブン・ヘレク監督作品(G) ディズニー配給 1時間43分

主演: グレン・クローズ & ジェフ・ダニエルズ & ジョエリー・リチャードソン

ディズニー・アニメの名作「101匹わんちゃん」がグレン・クローズの快演と共に実写映画となって甦った「101」

ファッション界の女王クルエラ・デ・ビル(グレン・クローズ)はダルメシアン犬を愛していた。とりわけ白と黒のぶち模様の、そのキュートな毛皮を・・・。

ロジャー(ジェフ・ダニエルズ)はロンドンに住むビデオ・ゲーム・デザイナー。わびしい独身生活を慰めてくれるのは、相棒のダルメシアン犬、ポンゴだけ。そんな彼らの生活に、ある日突然、転機が訪れた。ポンゴが散歩の途中で見かけた美人のダルメシアン犬にひと目惚れし、彼女を追いかけ猛ダッシュを開始。ポンゴにロンドン中をひきずりまわされたロジャーだったが、その甲斐はあった。なにしろ、ポンゴのお目当てのダルメシアン犬の飼い主は、とびきりの美人だったのである。彼女の名前はアニタ(ジョエリー・リチャードソン)。まだ駆け出しのファッション・デザイナーで、パーディ(パーディタ)というダルメシアン犬と暮らしている。どうやらパーディもポンゴにお熱らしい。

「2匹を引き離すのは辛いわ」・・・そこで、ロジャーとアニタは結婚し、ポンゴとパーディは永遠の愛を誓う。2人と2匹の新婚カップルにお手伝いさんのナニーも加わり、ロジャー家の慎ましいが愛に満ちた生活が始まった。やがてパーディに15匹の小犬が産まれ、一家は幸せをかみしめる。

だが、平和な日々は長くは続かなかった。アニタの上司、ファッション界に君臨する女王クルエラ・デ・ビルがやってきたのだ!「産まれた小犬は全部買い取るわ」と小切手を振りかざすクルエラ。こんな冷酷な女が、なんで小犬を欲しがるんだ?不信に思ったロジャーはクルエラの申し出をきっぱりとはねつけて追い返す。クルエラ・デ・ビルは諦めなかった。アニタが落書きしたデザイン画をみつけた日から、彼女はある野望に取りつかれていたのだ。それはダルメシアンの小犬の毛皮で作った夢のコートを着ること!目的のためなら手段を選ばない彼女は、 ロジャーたちの留守中に手下のジャスパーとホーレスに小犬たちを誘拐させる。

小犬たちを盗まれたロジャーたちは途方にくれる。誰が?何のために?必死の捜索もむなしく、手掛かりは全くつかめない。こうなったら人間たちに任してはおけない。ポンゴは犬たちの情報ネットワーク<夕方の遠吠え>を使って小犬たちの足取りを追う。犬から犬へと伝言は伝わり、そのメッセージはロンドンのはるか北の村の農場に住む年寄りのムク犬<大佐>の耳に届く。そういえば、空き家のはずの近所の屋敷に最近人の気配が・・・。

<大佐>の忠実な部下のキッパーは 偵察のために屋敷に潜入する。そこには、ポンゴとパーディの15匹の子供たちも含めて、全部で99匹ものダルメシアンの小犬が捕えられていた!ジャスパーとホーレスの会話から、クルエラ・デ・ビルの恐ろしい野望を知ったキッパー。どうやら彼女は毛皮職人と一緒にこっちに向かっているらしい。

<大佐>からの報告を受けて、ポンゴとパーディは雪深い北の村へと駆け出した。もう時間がない―――<大佐>とキッパーは農場の動物たちを総動員して救出作戦を開始。99匹のダルメシアン犬の大脱走が、いま始まる。ポンゴとパーディを含み101匹のダルメシアンの運命はいかに・・・

撮影のために使われた子犬は、総勢200匹だそうです。また、映画に合わせてダルメシアン犬のブームが巻き起こり、子犬の価格は十二万円が一気に、二十万円に跳ね上がったとのことです。ああ、日本人・・・

お子様と是非一緒にどうぞ^_^

日本公開は97/3/15。

草模様

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