禅TOP  


  信心銘義解 (信心銘について)


   序文  ◆信心銘義解序


   前文  ◆中峯和尚信心銘義解 (山學門人 北庭慈寂進)


   <以下本文>

★PAGE-1
2005/01 ■至道無難 唯嫌揀擇 (しどうぶなん ゆいけんけんじゃく)
■但憎愛ナければ洞然として明白なり 
■毫釐も差あれば、天地懸に隔たる 
■現前することを得んと欲せば、順逆を存することなかれ
■違順相争ふ、是を心病と為す
■玄旨を識らざれば、徒に念静を労す
■圓なることは大虚に同じ、欠くることも無く餘ることも無し
■良に取捨するに由る、所以に如ならず
■有縁を逐ふこと莫れ、空忍に住すること勿れ
2005/02 ■一種平懐なれば、泯然として自ら盡く

★PAGE-2
2005/07 ■動を止めて止に帰すれば、止更に彌動ず
■惟兩邊に滞らば、寧ろ一種を知らんや
■一種に通ぜざれば、兩處功を失す。
■有を遺れば有に沒し、空に從へば空に背く
■多言多慮、轉相應せず
■絶言絶慮、處として通ぜずといふこと無し
■根に歸すれば旨を得、照に隨随へば宗を失す
■須臾も返照すれば、前空に勝却す
■前空の轉變は、皆妄見に由る
2005/07 ■眞を求むることを用ひず、惟須らく見を息むべし

★PAGE-3
2006/05 ■二見に住せず、愼んで追尋すること勿れ
■纔に是非有れば、紛然として心を失す
■二は一に由って有なり、一も亦守ること莫し
■一心生ぜざれば萬法に咎なし
■咎無ければ法無し、生ぜざれば心にあらず
■能は境に随って滅し、境は能を逐うて沈む
■境は能に由って境たり。 能は境に由って能たり。
■両段を知らんと欲せば、元是れ一空
■一空、両に同じ、斉しく万象を含む
2006/06 ■精?(ソ・粗)を見ざれば、寧ろ偏黨有らんや


★PAGE-4  
2006/06 ■大道體寛く、易無く難無し
■小見は狐疑す、轉急なれば轉遅し
■之を執すれば度を失ふ、必ず邪路に入る
■之を放てば自然なり、體に去住無し
■性に任せて道に合ひ、逍遥として悩を絶す
■念を繋くれば真に乖く、昏沈不好なり
■不好なれば神を労す、何ぞ疎親を用ひん
■一乗に趣かんと欲せば、六塵を悪むこと勿れ
■六塵を悪まざれば、還って正覚に同じ
2006/09 ■智者は無為なり、愚人は自縛す


★PAGE-5 
2006/10 ■法に異法無し、妄に自ら愛著す
■心を將て心を用ふ、豈大錯に非ざらんや
■迷へば寂乱を生じ、悟れば好悪無し
2007/03 ■一切二邊、良に斟酌に由る
■夢幻空華、何ぞ把捉を勞せん
■得失是非、一時に放却す
■眼若し睡らざれば、諸夢自ら除く
■心若し異ならずんば、萬法一如なり
■一如體玄にして、兀爾として縁を忘る
■萬法斎しく觀ずれば、歸復自然なり


 ※以下より、各タイトルへのリンクは、同一ページ内に作成しています。

★PAGE-6 
2007/06 ■其の所以を泯じて、方比すべからず
■心を將て心を用ふ、豈大錯に非ざらんや
■動を止むれば動無し、止を動ずるに止無し
■一切二邊、良に斟酌に由る
■夢幻空華、何ぞ把捉を勞せん
■得失是非、一時に放却す
■眼若し睡らざれば、諸夢自ら除く
■虚明自照すれば、心力を労せず
■思量に非ざる處、識情測り難し
2007/06 ■眞如法界、他無く自無し



★PAGE-7
2007/06 ■急に相應せんと要せば、惟不二と言ふ
■不二なれば皆同じ、包容せずといふこと無し
■十方の智者、皆此宗に入る
■宗は促延に非ず、一念萬年
■在と不在と無く、十方目前
■極小は大に同じく、境界を忘絶す
■極大は小に同じく、邊表を見ず
■有は即ち是れ無、無は即ち是れ有
■若し此の如くならずんば、必ず守ることを須ひざれ
■一即一切、一切即一
■但能く是の如くならば、何ぞ畢らざることを慮らん
■信心不二、不二信心
2007/07 ■言語道断、去来今に非ず

-------------------------------------------------------------------------------
  [信心銘義解 終り]