日本海縦貫線のロングランナー
白 鳥 
〜憧れから旅立ちまでの記録〜


JR化以降
特急「白鳥」からはすでに食堂車が編成から外され、9両編成という
少し物足りない長さになってしまいました。しかし、日本海縦貫線の
クイーンとして、数ある特急列車の中での存在感は不動のものでした。



意外と日本海と絡めて撮れる場所は限られるが、ここは綺麗に撮れる。
この車体の色が一番マッチする景色だと思う。

JR東日本 羽越本線 上浜→小砂川(秋田県由利郡象潟町川袋) 1994.8






真夏の日差しを浴びて越後平野を快走。厳しい気象条件を走る「白鳥」は、
個人的には四つ目のヘッドライトが一番似合う列車だと思う。

JR東日本 信越本線 東光寺(新潟県三条市金子新田) 1996.8






「白鳥」が一番格好良く見えるのが雪景色。吹雪をついて北を目指すが、
北陸トンネルを抜けたこの場所では、まだ長い道程の序章にすぎない。

JR西日本 北陸本線 南今庄→今庄(福井県南条郡今庄町南今庄) 1995.1






「白鳥カラー」とも呼ばれたこの塗分けだったが、撮影の2ヵ月後に
「国鉄特急色」に戻った。ファン的には良かったが、乗客にはサービスダウンだった。

JR西日本 北陸本線 南今庄→今庄(福井県南条郡今庄町南今庄) 1997.1





1991年3月に車窓から眺めた笹川流れの夕日が忘れられず、5年間
夢を見続けた場所からやっと撮る事が出来た。条件はバッチリではなかったが…。

JR東日本 羽越本線 今川→越後寒川(新潟県岩船郡山北町今川) 1996.8






秋の昼から何気に新疋田に向かうも、夕方5時になるともう暗いというのを
忘れていた。後から考えるとわざわざここで撮らなくても良かった作品(汗)。


JR西日本 北陸本線 敦賀→新疋田(福井県敦賀市疋田) 1998.11






一度この大カーブをいく「白鳥」を青空バックで撮りたかったが、嫌な予感は的中。
列車の通過前にどんより曇ってしまった。しかもお盆なのに増結なし…。


JR東日本 白新線 佐々木→黒山(新潟県新発田市佐々木) 1999.8






お盆の増結バージョンがこれ。どうやらこの1本の編成だけが11両編成で
2日かけて大阪〜青森を往復するので、増結編成と出会う率は50%という事が判明。


JR西日本 JR京都線 大阪(大阪市北区梅田3丁目) 1999.8






貴重な両端ボンネット車の編成を激しいトリミングで、使えない作品を
使える様にリメイク!(笑)独特のフォルムの迫力を感じる角度だ。


JR西日本 JR京都線 高槻→山崎(大阪府三島郡島本町山崎5丁目) 2000.7






人工が無い田園を、両端ボンネット車の増結11両編成で快走。
古き良き日本の鉄道風景を彷彿させるひとコマ。


JR西日本 北陸本線 大聖寺→牛ノ谷(石川県加賀市熊坂町) 2000.8






よく「白鳥」らしいスタイルはボンネット車と言われていたが、個人的には非貫通型が
一番らしいと思う。食堂車があった頃を思い出させる11両編成。


JR西日本 北陸本線 呉羽→富山(富山市安養坊) 2000.8






端正な貫通型も、「白鳥」の電車化と同時に出来た車両なので、このタイプも
「らしい」車両だ。なぜボンネット車が「白鳥」らしいのだろう?ちと疑問。


JR西日本 北陸本線 寺井→明峰(石川県小松市蛭川町) 2000.8






やっとこさ「ボンネット・11両・顔が分かる」というショットを撮る事が出来たが曇り…。
この時も通過5分前まで晴れていたのに…。


JR西日本 北陸本線 新疋田→敦賀(福井県敦賀市道口) 2000.10


国鉄時代
JR化以降
はばたきを前に

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