特急銀座・北陸本線の象徴
雷 鳥 
〜終焉迫る国鉄特急の匂い 〜


2011年3月


思い出への案内板 2011.03.06






湿地のきのこ 2011.03.06






注視 2011.03.06






重厚空間 2011.03.06






冬から春へ 2011.03.11






さよなら、雷鳥。 2011.03.11






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思い出への案内板  4033M 特急「雷鳥33号」
JR西日本 東海道本線 京都 (京都市下京区東塩小路町) 2011.03.06
SONY α100 / SONY DT 18-70mm F3.5-5.6
京都駅ビルが出来てから乗車口案内の吊り下げ札が電光掲示となり、少々味気ない感じがしていました。ただ、近未来的な空間なので当然こちらの方が合いますが…。そんな近未来感を出すためにホワイトバランスをいじり、少し夢見心地な色合いに仕上げました。

湿地のきのこ  4033M 特急「雷鳥33号」
JR西日本 東海道本線 京都 (京都市下京区東塩小路町) 2011.03.06
SONY α100 / SONY DT 18-70mm F3.5-5.6
ベタな京都駅0番線のシーンですが、狙いは485系初期ロットの証であるキノコ形クーラーを入れる事でした。もう少し早くシャッターを切れば良かったと悔やまれますが、雨が降っていたお陰で屋根全体が艶っぽくなり、陰影の差が出たと思います。いつもより人が多く、画になりました。

注視  4033M 特急「雷鳥33号」
JR西日本 東海道本線 京都 (京都市下京区東塩小路町) 2011.03.06
SONY α100 / SONY DT 18-70mm F3.5-5.6
開放的な階段の途中からという今まであまり撮ったことがない角度ですが、個人的には面白いものが撮れたと思っています。写真全体のバランスを考えるともう少し低い位置から撮りたかったのですが、障害物を避けようと思うと仕方ありませんでした。発車前の緊張感が伝わればと思います。

重厚空間  9028M 特急「雷鳥94号」
JR西日本 東海道本線 京都 (京都市下京区東塩小路高倉町) 2011.02.13
SONY α100 / SONY DT 18-70mm F3.5-5.6
歴史を感じさせる重厚な上屋と、そこに滑り込む伝統の国鉄特急色…。半年以上も前から構想していましたが、この時刻に狙える列車が臨時列車のため、結局ラストの「雷鳥94号」になってしまいました。もう少し乗客が居てくれた方が画になったのにと思います。この後にこの列車に乗車しましたが、ガラガラでした。

冬から春へ  4008M 特急「雷鳥8号」
JR西日本 湖西線 永原→マキノ (滋賀県高島市マキノ町海津) 2011.03.11
SONY α100 / SONY DT 75-300mm F4.5-5.6
正真正銘の上り最終「雷鳥」です。バックの山は季節外れの雪となり、少し無理があったかもしれませんが、カツカツなシャッターチャンスの中これを絡め、まだ春が遠く寒い雰囲気を出しました。もう最終日ともなると必死な感じはなく、休日を貰ってこの場で最終列車を見送る事が出来ただけで幸せでした。

さよなら、雷鳥。  4033M 特急「雷鳥33号」
JR西日本 湖西線 北小松→近江高島 (滋賀県高島市鵜川) 2011.03.11
SONY α100 / SONY DT 18-70mm F3.5-5.6
初めて「雷鳥」を撮ったのが小学生の時。それから30年近く撮り続けてきた訳ですが、列車の歴史は私が生まれる前の46年前からと更に長いので、改めて歴史の重みを感じています。最終列車を仲間内の聖地であるこの場所で見送る事が出来て、ラストショットは非常に感慨深いモノがありました。さよなら、そしてありがとう、「雷鳥」。

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