第五話
母(わたし)を虜にしたファミコンソフト
  母 ドラクエにはまる
    ゲームにまったく興味のなかったわたしを虜にしたものは
    あのドラゴンクエストだった。
    ゲーム好きの方ならよくご存知だろう。
    そう、あれは8〜9年前、ちびたちがマリオに狂っていたころ、
    へぼくり(弱い敵)に即行やられてわたしはくさっていた。
    マリオブラザーズは、わたし向きではない。

    ある日わたしはゲームやさんで、ドラゴンクエストのカセットをみて、
    何気なしに買って来た。
    ドラゴンクエストは、ロールプレイングゲームである。
    伝説の勇者なるものがいて、仲間とともに、
    モンスターを倒しながら、最後のボスと戦うというゲーム

    モンスターをたおしながら経験を積み、
    自分のレベルをこつこつあげていく。
    小金を溜めて、武器、装備、必需品を買う。
    隠されたアイテムを、いろんなヒントを元に 探していく。
    最大の武器を手に入れろっ!!
    そうしてわたしはこのゲームにどっぷりはまっていくのである。
    ドラクエは、地道な作業を要する
    公式ガイドブックは、わたしの必需品となった。
    勇者になりきって、テレビの画面の前で格闘する母を
    息子たちはいっしょになって、援した。
    なかなか見つからないアイテムの前で
    頭を悩ませる母といっしょに息子たちも頭を抱えた
    ドラクエXで、主人公の父パパスが死んだときは、
    子供といっしょに泣いた。
    かなり複雑な迷路では、くじけそうになるわたしを
    ちびたちがはっぱをかける。負けたらあかんっ
    会心の一撃がでると、立ち上がってちびたちは母親をたたえた。

    この城のどこかには、恐るべき破壊力をもった武器が
    隠されているはず、
    手にいれなければバラモスは倒せない。
    アイテムが見つからないと、寝床にはいっても
    あれこれ考えた。(大馬鹿状態)
    甥っ子に助けてくれっ!と電話した事もある。
    最後のボスを倒し、ゲームが終わると
    歓声があがった。
    次男坊は、ドラクエでカタカナを全部覚えた。

    ほとんどお猿状態だったわたし
    結局わたしは、ドラクエT・U・V・W・X・を全部クリア
    ファイナルファンタジーにまで、手を出したが
    ある時ふと思った。
    わたしはこのゲームに、どれほどの時間を費やしたのだ?
    ほかにもいくつかのゲームで息子たちと楽しんだが、
    次第にゲームから足を洗ったわたし。

    高校の頃は、漫画を描く事にはまり、
    20代の頃、子育ての合間にひきまくった
    キーボードは、いい趣味になっていて、
    今使用のキーボードは2台目である。
    ゲームも数年はまったが、 今はパソコンである。
    いい年して、と思うだろうが、
    なんでもいいから夢中になれるものがあるというのは
    いいことだと思ってる。
    70になってもゲームやったり、パソコン触ったり、
    キーボード弾きながら歌っている自分でいたい。

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