私は子供の頃、祖父の仕事の関係で
小学校を卒業するまで「巫女」だった。
4姉妹の長女の私を筆頭に、
小学校を卒業すると次女が、次は、三女が・・
という具合に、小学校の間の我が家の女娘の「おつとめ」だった。
そんな私の幼なじみは、近所のお寺の住職の息子。
私達の遊び場は、神社の境内だったり
お寺に隣接するお墓だったり、神社の長い階段だったり、
広い庭の木だったり、裏の深緑の池の周りだったり。
私にとって神社もお寺も格好の遊び場所で、
こういう神聖なところを好んで散策している今、
なにかを崇めるため、というよりは、不謹慎だが、
遠い昔の自分の遊び場所にタイムスリップしている感覚に近い。
そしてそこで、私は確かに不思議なパワーをもらって帰ってくる。
「室生寺」など、代表的なお寺、神社の多い
ここ奈良に住むことになったことについても、
引き寄せられて来た、と思うこともある私である。
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