ま
まぼろし
真夜中のカーボーイ
マトリックス
街の灯
マニアック・コップ
マディソン郡の橋
まぼろし(★★)
2001(仏)
監督:フランソワ・オゾン
主演:シャーロット・ランプリング
マリーとジャンは、25年連れ添っている子どものいない仲の良い夫婦だ。
バカンスに海に出た二人だが、
マリーがうたた寝している間に、オットがいなくなってしまっていた。
オットは溺れたのか、失踪したのか、自殺したのか・・・
パリに戻ったマリーを友人たちは食事に誘ったりして慰めるが
マリーは、夫がいなくなった現実を受け入れることができずに、
夫があたかも生きてるかのように、「まぼろし」のジャンと会話をするのだった。
夫のことを愛しているのに、マリーに心を寄せる男性と寝るマリー。
違う男とセックスをしながらマリーは笑い出すのだった。
「ごめんなさい。だって貴方、軽くって」のセリフが可笑しくて切ない。
マリーの「喪の作業」を、淡々と切なく演じているランプリングが美しい。
私とオットは20年連れ添っている。昔のような激しい情熱はないが、
オットに馴染んでいる自分がいる。
突然、わたしの前からオットがいなくなることなんて考えられなくて、
わたしもまたマリーと同じかも知れない。
真夜中のカーボーイ(★★★)
1969年(米)
監督:ジョン・シュレシンジャー
出演:ジョン・ボイド/ダスティンホフマン
あこがれのニューヨークで自分の美貌と肉体を武器に
(お金持ちの婦人とセックス)金儲けしたいジョー(ジョン・ボイド)は
気のいい田舎者のカーボーイ(思いっきり時代遅れ)
方や、大都会の片隅で、まるで「どぶねずみ」のように惨めな暮らしをしているラッツォ
二人はニューヨークで底辺の生活をしながら
暖かいフロリダなら自分たちの夢が叶いそうな気がしてる。
「世間知らずの田舎者」と「人生踏んだりけったり」の二人の友情が切ない。
若いころのダスティン・ホフマンが、アル・パチーノのダブって見えるくらい
その情けなさぶりが痛くてすごいの。さすがダスティンホフマン
華やかな大都会で夢を見ながら、でも現実はそんな甘いものじゃないという
ニューヨークに限らず、きっとここ日本の「東京」にも似たような「若者」がいるに違いない
夢と現実のギャップを、歪んだ大都会の憂鬱を、
ジョン・ボイドとダスティン・ホフマンが見事に演じきってる。
特にダスティン・ホフマンの「まるでどぶねずみ」っぷりは悲しくて切なくてやるせない。
マトリックス 〈★★★★)
(1999・米)
監督:ウォシャウスキー兄弟
アンディ・ウォウシャウスキー
脚本:ラリー・ウォシャウスキー
音楽:ドン・デイヴィス
出演:キアヌ・リーブス、 ローレンス・フィッシュバーン
キャリー・アン・モス、 フューゴ・ウィーヴィング
グロリア・フォスター、 ジョー・バントリアーノ
マーカス・チョン、 ジュリアン・アラハンガ
マット・ドーラン、 ベリンダ・マクローリー
アンソニー・レイ・バーカー、 ボール・ゴダード
息子が絶賛した映画がこれ。
SFと香港アクションをミックスさせた、
斬新な映像が飛び切りかっこいい映画だ。
コンピュータハッカーという
裏の顔を持つ男ネオ(キアヌ・リーヴス)
は、今住んでいる現実が、
実はコンピュータの中のバーチャルな
世界であるということを、知らされる。
そして、マトリックスの秘密を知る事になるのだが・・・
最初筋がなかなか理解できなくて、
そう、話はまったく荒唐無稽です。
その荒唐無稽さを、バーチャル・リアリティという設定で、
描いている、サイバーパンク・ムービーです。
SFに、カンフーを見事にマッチさせた映画で、
映像が斬新
ガン・アクション、カンフーアクション、しびれます。
スローモーションで、弾をよけるしなやかな体、
壁を駆け上る女、黒ずくめのヘビーな衣装、
ああ!なんか、もうしびれる!!
キアヌって、こんなに格好よかったっけ?
パンフが、すごく素敵でした。
この映画を観るのは、4度目という息子は、その後、
サティーのバーゲンで黒尽くめの服を買いました。
あは〜、単純〜
大人も、子供も楽しめます。
あ、、音楽も素敵です。サントラ持ってます。
街の灯〈★★★★★)
(1931・米)
制作・監督・脚本・音楽:チャールズ・チャップリン
撮影:ローランド・トザロー、ゴードン・ポーロック
出演:チャールズ・チャップリン
ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー
とてもきれいな無声映画です。
街の放浪者チャップリンは、ある日盲目の
花売りの娘から花を買います。
盲目である事がわかったチャップリンは、
娘の花を買ってあげたくて、お金を作るために働きます。
時にはボクサーになったり
なんとか大金を得て、目の手術代を作ろうとしますが、、、
そんなチャップリンは、ある日自殺を試みようとしている
酔っ払いの百万長者を助けた事で、知り合いになります。
この男、酔いから覚めた次の日は人が変ってしまう
酔っ払っているときの記憶が一切無いのだ。
この男から娘の目の手術代にと、大金をもらいましたが、
素面になった百万長者は自分がくれてやった事を忘れ
チャップリンは泥棒扱いされ、牢獄に入ってしまいます。
刑を終えて出所して、盲目の娘と再開したチャップリン。
彼女は目が見えるようになっていて、花屋で生き生きと
仕事をしていました。以前盲目だった娘には
目の前の汚いチャップリンが恩人だとは気がつかない。
彼を哀れんで、娘が花を彼に差し出して彼の手に触れて
みると・・・・
観てみましょう。
マニアック・コップ (★★★)
(1988・米)
制作・総指揮:ジェームス・グリッケンハウス
制作・脚本:ラリー・コーエン
監督:ウィリアム・ルスティーグ
出演:トム・アトキンス
ブルース・キャンベル、 ローレン・ランドン
無実の罪に問われ、
刑務所で囚人たちに惨死させられたはずの
元敏腕警官が、蘇り、罪もない民間人を巻き込んで、
復習をしていくホラー・バイオレンス。
人間離れしたパワーで、殺人を繰り返している事件に
恐怖に慄く市民。その容疑者にされてしまった警官と
その恋人が、真相を追究していくのだが、、、
とにかく、この馬鹿でかい殺人コップがこわいのだ
久々に、どきどきしてしまった
この映画は、ホラーファンの注目を集め
2・3と続編がでている。
殺人コップが運転して逃げる護送車を
恋人の乗ったパトカーが追うカーチェイスがど迫力
マディソン郡の橋
(1995・米)
制作:キャスリーン・ケネディ
制作・監督:クリント・イーストウッド
原作:ロバート・ジェームス・ウォラー
出演:クリント・イーストウッド、メリル・ストリーブ、
アニー・コーリー、ヴィクター・スレザック
世界的なベストセラーになった同名小説を、
クリント・イーストウッドが制作、監督、主演をつとめて
映画化したもの。
アイオワ州の田舎で出会った、平凡な主婦と
中年カメラマンの4日間の大人の恋を描く。
マディソン郡にある小さな屋根付き橋を撮りにきた
中年カメラマンのロバートは、農場の主婦、フランチェスカと出会い
恋に落ちる。運命的な出会いを感じた二人だが、
夫と子供二人いるフランチェスカは、家庭を捨てる事はできない。
彼についていく事をあきらめ、フランチェスカは4日間の思い出を
糧に生きていく
ちょっと、きれいすぎるストーリーではありますが、
大人の恋愛を、しっとりと描いている。