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妹の恋人

インサイダー

生きてこそ

イルポスティーノ

イヤーオブ・ザ・ドラゴン

イヴォンヌの香り

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

イン&アウト

依頼人




妹の恋人(★★★★)

1993(米)
監督:ジュレマイア・チェチック
出演:ジョニー・デップ/メアリ・スチュアート・マスターソン
    エイダン・クイン/ジュリアン・ムーア

神経を病んだ妹ジューンの面倒を見ている兄ベニーは
一日中妹のことを想っている。
そんな二人の生活の中にある日、無口な変人サムがやってきたことで
妹に変化が現れるのだが、逆に兄のベニーは戸惑う。
「ギルバート・グレイプ」で知的障害の兄役を演じたジョニー・デップが
ここでは知的障害の恋人役を演じる。
無口だが、ここでも静かに「目」で演技するジョニー。
戸惑ったような、とぼけたようなジョニーのなんともいえない表情がたまらない。
サムの無垢で偏見を持たない性格がこの姉妹には救世主のようだ。
テニスラケットで大胆なマッシュポテトを作りを一度試してみたい



インサイダー(★★★★★)

1999・米
監督:マイケル・マン
主演:アル・パチーノ  ラッセル・クロウ



実話をもとに描かれた映画
アメリカのタバコ産業が隠していた
不正を知ることとなった元タバコ会社役員と
それを暴こうとする報道番組プロデューサー。
守秘義務と自らの信念の板ばさみで苦悩するワイガンドは、
会社の横暴さに対する怒りと
ジャーナリストとしての信念を貫くプロデューサーを信頼し、
インタビューに応じ、法廷での宣誓証言も決意する。
平凡な一市民がインサイダー(内部告発者)となることで
巨大な企業の圧力に地位も名誉も愛する家族もすべて失ってしまう。
派手なアクションも銃撃戦もない静かで重い映画。
なんともやりきれないですね。
正義と引き換えに無くしたものの代償。
でもこれが今の社会の現実だということを
われわれは知っています。
観た後はぐったり。
それにしてもラッセル・クロウ、好い演技。
濃くてしつこいパチーノの演技も、こういう映画では持ち味全開だわ。






生きてこそ・・・(★★★★★)

1993・米
製作 :ロバート・ワッツ /、キャスリーン・ケネディ
監督 :ランク・マーシャル
脚本 :ピアズ・ポール・リード
撮影 :ピーター・ジェームズ
美術 :ノーマン・レイノルズ
音楽 :ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演 :イーサン・ホーク 、ビンセント・スパーノ 、ジョシュ・ハミルトン
  ブルース・ラムゼイ 、ジョン・ハイムズ・ニュートン 、クリスチャン・メオリ



ラグビーチームとその家族等をを乗せた飛行機がアンデス山脈に墜落した。
飛行機が墜落した厳冬の山頂で生き残った数名の運命は?!
「アンデスの奇跡」と言われた
1972年の飛行機事故からの生還を映画化したもの。

生き残った人間たちは生きていくために
犠牲者の人肉を食べて生き延びたという
実話をリアルに描いています
あなただったら、「神からの糧」の前にどうするか?

こういう事故の中で、私のような虚弱体質はまず真っ先に死ぬ!
と思っています。出来れば苦しまずに
寒さの弱い私は眠るようにして死ねたらいいな。
食べ物がない状態で、私が先に死んでしまって
オットもしくは子どもたちが生き残っていたなら
迷わず、「生きるために、わたしの肉を食べよ」と言い残しておきます。
彼らの体の一部になりたいから。
もし、わたしが生き残っていて、家族がそこで死んでいたら
わたしも彼らのもとへ逝きたい。
静かに死ぬのを待ちます。
オット曰く、
「いや、お前はしぶといから、どんなことしてでも生き残るよ」と
わたしはゴキブリか。







イルポスティーノ・・・(★★★★★)

1995年・伊
製作総指揮:アルベルト・バッソーネ
監督・脚本:マイケル・ラドフォード
原作:アントニオ・スカルメタ
脚本:アンナ・パビニャーノ マッシモ・トロイージ
   フリオ・スカルペッリ ジャコモ・スカルペッリ
撮影:フランコ・ディ・ジャコモ
音楽:ルイス・エンリケ・バカロフ
出演:マッシモ・トロイージ フィリップ・ノアレ
   マリア・グラッツィア・タチノッタ リンダ・モレッティ


アカデミー作曲賞

ナポリの小さな美しい島が舞台
仕事もせず、島で鬱々と暮らしていたマリオは、
国外追放となりこの島にやってきたチリの偉大な詩人、
パブロ・ネルーダの郵便配達人として雇われた。
彼のもとには、世界中からファンレターが送られてくるのだ。
パブロの配達人として通ううちに、次第に2人は親しくなり、
マリオはパブロから詩を読んできかせてもらったり、
詩の隠喩(いんゆ)について教えてもらう。
最初は、詩を書いて女性にもててみたいとよこしまな考えだったマリオ。
しかし、彼は次第に詩の魅力に惹かれ、自分も詩人になりたい
と考えるようになる。
静かな演技で、朴とつなマリオ役のマッシモ・トロイージが実にいい。
軽やかに流れる音楽が美しい。
マリオを演じたマッシモ・トロイージは撮影終了の12時間後に
心臓病により急死したそうです。
上向き加減のシャイな彼の目が、とても印象に残っています。








イヤーオブ・ザ・ドラゴン・・・(★★★★★)

1985年・米
製作・ディノ・デ・ラウレンティス
監督・脚本:マイケル・チミノ
原作:ロバート・デイリー
出演:ミッキー・ローク ジョン・ローン
   マリアーヌ ヴィクター・ウォン



ニューヨークの中国人街にはびこる
非合法組織のチャイニーズ・マフィアの内幕に迫る。
元ニューヨーク市警刑事ロバート・デイリーの
同名ベストセラー小説の映画化。
中国人マフィアの“ドン”が殺され、あとがまを狙う
若い幹部、ショー・タイは、麻薬組織を組織を変えようとする。
新任部長刑事のスタンリー・ホワイトが、身の危険を冒して
組織破壊に挑む。
ジョーイ役の、ジョン・ローンの静かでクールな演技が見事です。
この映画で彼は、圧倒的な存在感を発揮しました。
その後、泣かず飛ばず。厳しい世界です。







イヴォンヌの香り・・・(★★★)

1994年・フランス
製作・テイリー・ド・ガネー
監督:パトリス・ルコント
原作:パトリック・モディアノ
撮影:エドゥアルド・セラ
音楽:パスカル・エスティーブ
出演:ジャン・ピエール・マリエル イポリット・ジラルド
   サンドラ・マジャーニ


フランス・スイス国境に近いレマン湖畔の避暑地で
繰り広げられるひと夏のラヴロマンス
何のあてもなく、休暇を避暑地で過ごすヴィクトールは
ここで、美しい女性のイヴォンヌと出会い、恋に落ちる。
ヴィクトールにとって彼女は、刺激的で官能的な夢の女
オフランス映画には女々しい男がよく出てきますが
ここでも、腹がたつくらい思い切り女々しいです。
感動はありませんでした。







インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア・・・(★★★★★)

1994年・米
監督:ニール・ジョーダン
原作・脚本:アン・ライス
出演:トム・クルーズ ブラット・ビット、
   アントニオ・バンデラス スティーブン・レイ
   クリスチャン・スレーター



舞台は、18世紀のニューオリンズ。
ルイ(ブラビ)は、氷のような美貌を持つヴァンパイアの
レタスト(トム・クルーズ)と出会う。
ルイの繊細な魂に魅せられたレタスとは
永遠の命を生きる相手として、レタストを選びます。
吸血というと、グロでただ怖いばかりのキャラが殆どですが、
なんて豪華で、なんて贅沢なキャスティング!
とにかく美しいの、この2人が。
トムクルーズの起用に、当初は反対していた原作者の
アン・ライスも大満足の出来栄えとなりました。
役に陶酔しきっているようなトムの演技が見もの。
わたしの血も吸って頂きたい。
引き込まれるように見てしまいました。
お勧めの作品です。目の保養と滋養にどうぞ。








イン&アウト・・・(★)

1997年・米
製作:スコット・ルーデン
監督:フランク・オズ
脚本:ポール・ラドニック
撮影:ロブ・ハーン
音楽:マーク・シャイマン 
出演:マット・ディロン デビー・ルイノルズ
   トム・セレック ウィルフォード・ブリムリー
   ボブ・ニューハート



売れっ子俳優となった教え子のアカデミー賞の授賞式に
出席した教師のハワードは、授賞式の席で
「先生はゲイです」と言われてしまう。
結婚式をまじかに控えているというのに、回りの人間は
その言葉を真に受けてそれぞれに動揺を隠せない。
本人も「自分はゲイなのでは?」と疑いだす始末。
男っぽく振る舞う特訓を開始したのだが、、
レンタルビデオの予告編で、この映画を散々宣伝していたので
どれほど面白いのかと意気込んで見たのですが
なぜ、教え子は先生のことを「ゲイ」だと言ったのか、
その解釈もないままで、ハワードのコミカルさがウケただけの
私的にはつまらない作品でした。







依頼人・・・(★★★★★)

1994年・米
製作:アーノン・ミルチャン スティーブン・ルーサー
監督:ジョエル・シュマッカー
原作:ジョン・グリシャム
脚本:アキバ・ゴールズマン ロバート・ゲッチェル
撮影:トミー・ピアース・ロバーツ
音楽・ハワード・ジョア
出演:スーザン・サランドン トミー・リー・ジョーンズ
   ブラッド・レンフロ メアリー・ルイーズ・パーカー
   オジー・デイビス


マフィアの専属の弁護士が自殺するところに出くわした少年は、
その弁護士から、死ぬ間際に秘密を聞かされる。
そのことが原因で、ギャングに追われる羽目になった少年は、
わずか1ドルの所持金を持って女性弁護士のところに行き
自分の弁護の依頼をする。
離婚調停で夫に子どもを奪われた女性弁護士は
この少年に、自分の子どもをだぶらせたのだろう。
たった1ドルでの弁護の依頼を引きうける。
少年から事実を法廷で証言させようとする検察側と
少年を守ろうと躍起になる女性弁護士。
ストーリーが、とてもしっかりしていて引き込まれるように
見てしまいました。
少年マークを演じたブラッド・レンフロの演技が見事です。
女性弁護士のスーザン・サランドンの名演技にも脱帽です。
自分の子どもと、マークをダブらせて、母親の顔になる時の彼女、
泣かせます。
マフィア組が、かなりお馬鹿で迫力なし。
派手さはないものの、ストーリーのしっかりした秀作