むかしむかしあるところに、8ばん目をいうなまえの、小さな小さな国がありました。
その国には、きれいなおひめさまがいました。
おひめさまはとてもおてんばで、あたらしいことにちょうせんするのが大好きでした。
だからいつもいつも、きしのみずのをおどしては、いろいろなことにちょうせんしていました。
ある日のあさ。
国はとてもいいてんきです。
いつものようにみゆきがおひめさまのおへやに、あさのあいさつをしにきました。
こんこんこん。
いつものようにどあをたたいてみますが、おひめさまはへんじをしてくれません。
どうしたのだろう、とふしぎに思って、みゆきはゆっくりとどあをあけました。
するとどうしたことでしょう。へやの中に、おひめさまのすがたはなかったのです。
おどろいたみゆきは、あわててへやじゅうをさがしましたが、おひめさまはどこにもいません。
へやからでてきたのは、いちまいのてがみだけ。
『ちょっと街で遊んできます。
騒ぎにならない程度に遊んでくるから。心配しないで』
「――っていう書き置きが姫のベッドの枕下にーーーーっっっ!!!!」
みゆきは、なきながらみずのにいいました。
あとからしらべてみると、どうやらおひめさまはまどからろーぷをたらして下におりたようでした。
なんてむちゃなことをするんだとみずのはおこりましたが、今はそんなことをしているばあいではありません。
なきじゃくるみゆきに、すぐにみつけてくるからとつげて、みずのはまちへいきました。
そしてあっというまにゆうがたになりました。
まちでめいっぱいあそんだおひめさまは、とてもおなかがすいたので、
きょろきょろとあたりをみまわして、いちばんちかいおみせにはいったのでした。
ねくすと