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■ 盗賊団 ■






気がつけば。長い夜が過ぎて、朝が来ていた。



―――と言うか、「気がつけば」も何も
見たくもないのに日の出を拝んでしまったと言うか・・・・。





















「なんやもう起きとったんか。よぉ寝れたか?」







朝日が昇って数時間。
手にいくつかの皿を持ったその男・・・昨日、サルと呼ばれたそいつは、
あからさまに自分はよく眠りましたと言わんばかりの表情でそう言った。







「眠れるわけ・・・・・」


「ん?なんや?」


「眠れるわけないじゃないのよ!!!
人がウトウトし始めたと思ったら入れ替わり立ち代り人は来るし!!」


「そらしゃーないわ。1人で夜通し見張りすんのは辛いんや」


「だったらもうちょっと静かに交代してくれてもいいじゃない!!
変わるたび変わるたび大声で何か話してくし!
ざくざくざくざく落ち葉踏んでってうるさいし!!」


「文句あんのやったら本人に言ぃや」


「顔なんて見てないわよ!!」


「エラそうに言えるセリフちゃうやろ、それ」





寝不足のせいで気が立っているのか、相手が盗賊団の一派だということも忘れて、威勢良く不満を並べ立てる有希に、彼は、呆れたようにため息をつきつつ、もうすっかり灰しか残っていない焚き火の跡の近くに数枚、皿を並べた。


乗っているのは、すっかり固くなっている小さなパン。
そして、別の皿にいるのは、恐らくスープであろうもの達。

つまり、早い話がこれは・・・・・。






「・・・・・・・朝食?」


「せや」


「・・・・・そんなあっさり・・・・・・」


「他になんて言やええねん」


「それはそうなんだけど・・・・・」


「なんやねんな。歯切れ悪い」


「―――ご飯なんて、まともに貰えないと思ってたわ」





パンを1つ手にとって、ぽつりとそう呟く。
盗賊などという職についているのならば、食料物資はそう多くないはず。
だとしたら、(例え連れ去られてきたとは言え)よそ者の自分は、
まともに、食などありつけるはずがないと、半ば覚悟していたのに。

パンに呆然と見入る有希に、彼はまた、はあと息を吐いて、
そして立ちあがって、言った。





「別に俺らかて鬼ちゃうんや、飯くらいやるわ。
それにな、ここで暮らすて決めたんやろ?
せやったら、あんたはもう捕虜とちゃう。仲間やからな」


「――仲間・・・・・か」















昨夜された、1つの質問。
ここに残るか、突き出されるか。
簡単過ぎる、そして、選べる答えは1つしかない、二者択一。

そんな、やむを得なかった答えであっても、
仲間として、受け入れられるのだろうか。











「どうでもええけど早食いや。
シゲが何や用ある言うとったで」


「用・・・・?」


「ああ、何でも――――――」









そう、何かを言おうとして、男の言葉が、止まる。
そして視線は、有希のはるか後方へ。


ああ、来たのか。

無意識的にそう思って、有希の体が、少し強張った。









「ナオキ。俺の朝飯どこや」


「何やシゲ、おまえまだ食うてへんのか」


「今起きたんや、当たり前やろ」


「もう残ってへんのとちゃうか。これで最後や」






そう言って、ナオキが有希の目の前に並べられた皿を指差す。
それに伴って自分の方へ視線が向いたような気がして、
びくっと、有希が体を震わせた。






「――まあ、無いもんはしゃーないわな。
お前は向こう行ってあいつら1箇所に集めといてくれや。
少ししたら姫さん連れてくわ」


「たまには自分でやったらどないやねん!」


「何で頭が雑用せなあかんねん」


「俺かて副頭やろが!」


「知らんわ、んなもん。えーから早行って来い」


「――――いつか寝首かいたるからな。覚悟せえよ」


「ホンマにやる気あるんやったら予告すんなっちゅーねん」





そう言って、シゲがにやと笑って、それにナオキも笑い返して、
恐らく仲間がいるのであろう方向へと消えていった。

その場に残ったのは、有希とシゲと、妙な沈黙。
しばらくその場に立ち尽くした後、シゲが足を進ませて、
そしてゆっくりと、有希のいる場所――焚き火の跡のすぐ傍に腰掛けた。





「おはよーさん」


「・・・・・・おはよう」


「聞いとったやろ、朝飯ないねん。ちょっと分けてえな」





そうシゲが言ったのに対し、どう反応していいか困ったように数秒黙って、
有希が、無言のまま、そばにあった1つの皿をシゲの方へと滑らせた。

そんな有希の態度に、少し諦めたようなため息をついて、
その皿からパンを1つとって、シゲが頬張る。





「これ食ったら、他の奴らに紹介しに行くで。
覚悟くらいはしといたほうがええんちゃうか」


「・・・・・」


「別に悪い奴らやないけどな。知らん奴ばっかやから、肩身狭いやろ」


「・・・・・」


「2、30人おるからな。名前覚えんの大変や思うけど、まあ頑張りや」


「・・・・・」


「・・・・・・あんな、姫さん」





続く有希の沈黙に、手に持っていたパンを全て平らげたシゲが、
一呼吸置いて、有希を見て、そして少しトーンを落として言った。





「・・・ええ加減笑いいな。今、めっちゃ怖い顔してんで」


「――余計な、お世話よ」


「絶対笑た方がかわええで?」


「そんなの、私の勝手でしょ」


「・・・・・」





返ってくる返事が全て素っ気無いもので。
それに対して、また、諦めたように息を吐いて。
有希も、皿の上のものを全て平らげたのを確認して、
シゲがついと、立ちあがった。












「食うたな。ほな、行こか。
向こうにいんのは、わかっとると思うけど全員盗賊や。
覚悟は・・・・出来てんな」









































「っちゅーわけや。
こないだ連れてきた姫さんは、当分ここで暮らすことんなった。
攫ってきた奴が言うんもナンやけどな、一国の王女や、丁重に扱えや」




大勢の人間の目の前。
そうシゲが言うと、その軍勢の中で、小さな笑いが起こった。




「ついでに言うたらな、これはシゲのお気に入りや。
下手に手ぇ出したら叩き出されんで。覚悟しときや」


「何いらんこと言うとんねんっ」


「んなっ。痛いわアホ!!何殴っとんねん!」


「おまえがいらんこと言うからやろが」


「間違った事は言うてへんやろ!」





ナオキから始った、漫才まがいの2人のやり取りに、
先程まではまだ小さかった笑いが、全員に広まって。
笑い声は、辺りに響くほどの大きさとなった。





何がそこまで楽しいのかは知らないけど、私は全然、笑えない。
視線を地に定めたまま、有希が静かに、自分の手を握り締めた。

皆が、彼ら2人のやり取りに笑っていても。
それでもやはりいくらかの視線は、有希を捕らえていて。
それを肌に感じて、薄気味悪い感覚はいつまで経っても消えない。
絡みつく。絡みつく。得体の知れない、知りたくない視線。




気分が悪い。
そう思って、有希が少し、口元を抑えたとき。
こつん、こつん。と。
足に、何かが当たるような感触があった。









「・・・・・・?」






不思議に思って、ふと視線を足に落とす。
すると、確かに自分の足に、何かが当たっては落ち、当たっては落ち。
それが小さな石なのだということを認識してから、数秒。
その石がどこから投げられているのかを確認しようと視線を少し上げて。

そして、ある一人の男と目が合った。





最初、目が合った次の瞬間。彼はにこりと笑った。
そして次に、声を出さずに口だけ動かして、何かしら伝えようとした。

最初の言葉は、多分「い」
そして次は「け」
そうやって、一字一字区切って現して、最終辿り着いた言葉は。





「(い。け。る。か。・・・・・・・・・・?)」





















・・・・・・・・・どこに?










正確に伝わらなかったその言葉の意味に、
有希が、怪訝な顔をして首を傾げる。
すると彼もまた困ったような顔をして、そして数秒悩むように下を向いて。
そして、一番簡単な意思伝達方法――筆談へと行動を移した。










『大丈夫なん?』







地面に、指で刻まれた言葉は、その6文字。
書いた本人は少し眉間にしわを寄せた表情を作り、
有希に対する心配を露にしているようだった。







(当然のことなれど)見覚えの無い人間からの心配に、
戸惑いつつも、有希はうっすらと笑顔を作って見せた。
これくらいなら大丈夫。心配しないで。
そういう意味を伝えようとしての、精一杯の作り笑いだったけれど、
どうやら、彼には通用・・・というか、全てお見通しだったらしく、
有希の笑顔を見てから、小さく息を吐いて、肩をすくめて、
そして、すっくと立ち上がった。








「シゲー。漫才もええけど隣も見たりや。
めっちゃしんどそうやで。そろそろ止めといた方がええんちゃうん?」







その言葉に、未だくだらぬ言い合いを続けていた2人がぴたりと止まり。
そして互いの顔を見合わせて、わざとらしい咳払いを1つして。
そして、有希の方を一目見てから、何事もなかったように、締めた。









「・・・っちゅーわけや。わかったな。ほな、散ってええで」







シゲのその一言で、座っていた男たちが、一人、また一人と立ちあがり、
どこかしらへ消えていった。
最終残ったのは、有希とシゲとナオキ、そして、さきほどの彼。











「・・・気付かんで悪かったな。もう戻っても――」




ええで。
バツの悪そうに、シゲがそう続けようとしたとき。

その言葉を少しも耳に入れていなかったのか。
あるいは意識的に無視をしたのか。
どちらにしても、シゲの言葉を完全に無視して、
有希が、彼の所へと小走りに走り寄った。






「あの。さっきは・・・・・・・・ありがとう」





躊躇いがちに、俯き加減にそう言って。
さらにまた、ぺこりと頭を下げる。

先程、強がって笑顔を見せてはみたものの、やはり状況は限界。
もしくはそれにかなり近かった。
だからこそ、あの言葉は有希にとってかなりの救いだったのだ。
もともと、ほとんど無理矢理に近い状態でここにいるのだから、その元凶である盗賊団の一員に礼を言うのは、どこか釈然としない点はあったけれど。

そんな有希の葛藤はともかく、とりあえず礼を言って、頭を下げて。
また、頭を上げたとき。
彼は、最初に有希に向けた笑顔と同じくらいの笑顔を有希に向けて、
そして言った。




「しんどいんやったらちゃんと言いや?
ここにおる奴、皆鈍いんやから。誰も気付かへんで?」


「貴方は、鋭いみたいね」


「そうでもないて。僕かて気付いたん偶然やもん。
あ、そや。ぼくな、ここの盗賊団の副頭やってんねん。
ノリックて呼んだってな」


「え・・・・。でも、副頭ってあの人じゃ・・・・」


「そーや。せやから、副頭は2人おんねん」


「・・・いいの?『副』が2人もいて」


「何も問題起こったことないし、ええんちゃう?」


「ふーん・・・・・」


「まあ。ともかくよろしくな、お姫さん」




友好的な彼につられて、有希も、こちらこそよろしく、と言いかけて。
というより、完全にそう言うつもりで、握手でも交わそうかと右手を出しかけたとき。






















シゲのヘッドロックが、彼の首を捕らえた。
















「なっ、何すんねんシゲ!!いたっ。いたいっ!!」


「行くで姫さん。しんどいんやろ。
こんなんと立ち話しとって、悪化したらどないすんねん」


「シゲっ!わか、わかったって。ぼくももう向こう行くから離してえな!」


「・・・・・・姫さん?」





彼の言葉は完全無視を決め込んで、
有希に話している間ずっと彼の首を締め上げていたシゲだったが、
有希からの反応は、一向に返らない。
いい加減奇妙に思えたシゲが、ふと、腕にかける力を弱めたとき。

ずっと下を向いていた有希が、きっとシゲを睨みつけ。
そして、彼の首を捕らえていたシゲの両腕を掴み。
そして、彼の首から離して、彼を自由にして。




最終、また、シゲに対して貫くような鋭い視線を投げつけて、
有希が、無言のままに元居た場所へと帰っていった。



















「・・・・・・・えっらい嫌われたもんやなあ、シゲ」












自由の身となった彼が、首を抑えながらそう言った言葉に。
しばらくシゲは、呆然と有希の行った方を見つめていた。







































どうしてこんな職についているのか、とか。
きっと、答えられない理由があるんだと思った。
どうしてわざわざ国を越えてまで、私を探しに来たのか、とか。
その褒賞が必要な理由が、どこかにあるかもしれないとも思った。
その理由の全てが、先日見せたあの表情――笑顔とは言えぬ笑顔に。
あるのだろうと、思った。





それでも、どんな理由があっても。


許せない。

許せる、わけがない。
















今朝の1件から数時間。
ただ座り込んで呆然と過ごした1日は、
何をしていたかも記憶に残らないほど、無気力なものだった。
そうして、いつのまにかすっかり暗くなった辺りに、
燃えあがる焚き火は一層明るく見えた。

人影も人の声も、もちろん気配も何も無い。
聞こえるのは、風が葉を擦る音と、火が燃えあがる際に奏でる音。
そんな孤独の中、有希はひざを抱えて、呆然と火に視線を注いでいた。




あの村―――あの家族から離れて、もう2日。


心配しているだろう。多分、すごくすごく。
探しに行こうだなんて、言っているかもしれない。
探し出してくれれば、嬉しいことこの上ない。
でもそうなれば、あの人達は必ず――この盗賊団と会うこととなる。

そんな危ないことには絶対――なってほしくない。





















パキ。




燃えあがる火を凝視していたとき、
ふと、今まで辺りには響いていなかった音が聞こえて、
有希がその音がした方向へと顔を上げた。
そこにいたのは、先程の彼(本名は光徳というらしかった)で、
音に反応して顔を上げ、ばっちりと目の合った有希に、彼はまた、にこりと笑った。







「ちょお聞きたいねんけどな。お姫さんて、料理出来るん?」




再び顔を合わせた挨拶もほどほどに、彼はさらりとそう言った。
始め、突然の和やか(?)な問いかけに、一瞬有希は呆け、
そして正気を取り戻して、少し戸惑ってから、言った。




「自信は無いけど・・・まあ・・・・・・・人並みには」


「じゃあ大丈夫やな。食事当番頼みたいねん」


「食事当番!?」


「そーや。盗賊や言うても人間やから、何か食わな死んでまうやん。
でも、食うためには料理せなあかんやろ?
実は料理出来る人間少ないんやわ、うち」


「それで・・・・私?」


「せや。交代制やから、別に毎日毎食作れとは言わんで?
晩飯作って、次の日の昼飯作って、またその次の日の朝飯。
で、ずっとその繰り返し。1日一食の交代制や。別に簡単やろ?」


「それくらいなら、別にいいけど」


「じゃ、決まりやな。
安心し、一人でやるんとちゃうから。
しかも、お姫さんはぼくと同じ班や。ちょっとは心強いやろ?
ぼくは結構ええ奴やから」


「・・・・それ、普通自分で言う?」





冗談めかして自分を指差し自らを誉める光徳に、
有希は、眉間にしわをよせてそう言って。
そして次の瞬間、くすくすと笑い出した。


ここに辿り着いてから、ずっとずっと眉間にしわを寄せて。
それこそシゲの言うとおり、怖い顔をしていたかもしれない。
だからこそ、こんな風に笑うのは久しぶりで、少しだけ、気分が和らいだ。





「他には何人くらい料理の出来る人がいるの?」


「せやなあ・・・・ぼくらもいれて――4,5人ちゃう?」


「少なく・・・・ない?」


「せやから、ほとんどぼくとかシゲとかが作ってんねんで、食事。
あ、シゲも結構料理上手いねんで」


「・・・・・・・・・・・そう」





『シゲ』という単語を聞いて、弾みかけた会話が、突然消沈した。
普通ならば、
『頭や副頭がそんなことするものなのか』と問いかけたかもしれない。
でも、しかし。その単語を聞くだけで、ただそれだけなのに。
言葉を発する事すら、安易には出来なくなった。

そう、突然黙り込んだ有希に、その異変に、
光徳ははあと息を吐いて、そして言った。










「・・・・・・そんなにシゲが憎い――嫌いなんか?」


「――――わかんないわ」


「わからんて・・・何でや」


「憎い、とか。嫌い、とかじゃなくてただ・・・・・。
―――許せないだけよ。それだけなの」






それだけ、なのよ。多分。
小さく繰り返しそう言って、有希が、完全に黙り込んだ。



























「勝手に連れてきたんはシゲやから、悪いんはシゲや。
せやけどな、シゲは・・・。
―――俺らは最初から人のモン盗むような人間やったわけやないで。」







ずっと浮かんでいた彼の笑顔は消えうせ、低く、そう言って。
1度言葉を止めて、ゆっくりと有希に視線を移して。
そして、続ける。







「お姫さんやったら、欲しいもんは手ぇ伸ばせばすぐに届いたやろうけど。
俺らはちゃう。欲しいもんでも、ないと困るもんでも。
――食料でも金でも、人のモン奪ってこな、生きてかれへんかったんや」







言い訳しとるみたいやけどな。
そう、苦笑気味に前置きをして、さらに続ける。






「せやから、シゲん中には、『奪う』以外に選択肢がないねん。
今まで、奪って、盗んで、やっと生きてきたから、それ以外知らんねん。
許されへん気持ちもわかる。当たり前や。
でもな、頼むから、あんま冷たしたらんといたって。
あいつ何だかんだ言うて、お姫さんの態度堪えてるみたいやから」







そう言って、また一息ついて。
また、にこりと笑って、彼が言う。








「ほな、ぼくももう寝るわ。
お姫さんも見張り来る前に早よ寝た方がええで?
寝られんかったってナオキに文句言うたんやろ?」


「仕方ないじゃない、本当にうるさかったんだから」


「そない言うたりなや。皆眠いのん我慢して見張ってんねんで?」


「・・・私が、逃げないように?」


「ちゃうちゃう、お姫さんが安全に寝られるように、や。
ここらへんは結構危ないから、お姫さんも注意しいや?
ほな、おやすみー」








そう言い残して、大きく手を振って、光徳は闇へと消えていった。
残された有希も、小さく光徳に手を振り返して、見えなくなった頃そっと手を下ろして、そして、アドバイスどおり早く寝てしまおうと思って、
赤々と燃える焚き火を、消した。



ごろんと横になって、ぎゅっと目を瞑る。
眠ろう眠ろうと考えて、大人しく寝転がっていても。
頭の中を、先程の光徳の言葉が過っては消え、過っては消え。
どうにも眠れなくて、どうしようかと思っていた頃。
遠くの方から、こちらへ近付いてくる足音を聞いた。




これが、見張りの足音だと気付いたとき、
彼女はまた、今日の安眠を早々と諦めたのだった。


next...