苦しくて苦しくて 
 
                       いつからか夜が怖くなった
 
                       暗闇が怖い

                       独りが怖い


                       誰も、離れていかないで・・・・・・・・・・





  「おはよう、灰原さん!!」




       その明るい声はいつかなくなりはしない?




  「よぅ、灰原!!」




       私に向けられるその笑顔はいつか消えてしまわない?





  「えぇ・・、おはよう。」











       あなたたちは私を一人にしない?











 言葉と同時に出た微かな笑み。

 感情のない、仮面のようなその表情。



       独りが怖い・・・・・・・・・・・・

       誰も・・私から離れないで・・・・・・



 心の叫びに自分が答える。

 離れて欲しくないのなら、私が変わる必要がある・・って。
 
 少しでも愛想よく。

 少しでも・・・例え表面だけでも繋がっていられるように。


       独りは――― 怖いわ・・・・・・・・・・・・・




  「おい、おまえどうかしたのか?」


不意な呼びかけに疑問符を掲げて顔を上げる。


  「どうかって・・、別に。何もないわよ?」


当然と言うような顔で呼びかけに答える。

そうか?と呟きながら彼は首を傾げた。


  「あいつらが、‘今日は灰原さんちょっとおかしくない?’ってさ。」


教室の後方を指してその子達を確認させる。

不思議そうにこちらを見つめて何かを言い合っている。


  「ガキって、結構そういうのに敏感だからな。
   あんま・・・、無理はするなよ?」





       無理してた・・・?

       なにかおかしかった・・・・・?





その言葉が心の中で繰り返される。

自分で気づかないものにあの子達が気づいたの?


  「そうね。無理・・・・、してたのかしら。」


鈍感な自分が可笑しくて、不思議な笑いがこみ上げた。

無意識に・・・・、笑みがこぼれた。


        別に、何もする必要はなかった・・・・・・・・・

        下手な小細工は・・・・・あの子達には通用しないもの


  「心配事とか・・、
   抱え込んでたらそのうち気が滅入っちまうぜ。
   頼りになんねーかも知れねーけど。
   ちょっとは相談しろよ?」


ため息の少し混じる息に、少しだけ安らぎを感じる。


        心を預けられる存在ってこういうものなのかしら

        どうしてこんなに・・・・・安らげるの・・・・・?


 子供らしさの残るその笑顔も。

 私を気遣う心配りも、その声も。

 すべてが私の支えになる。


  「そう・・・ね。そのうち。」


        そのうち、すべてを打ち明けたい・・・・・


きっと、いつか・・・・・・・



〜言わなきゃならんコト〜

え〜〜〜〜〜・・・・・・・。逃がして下さいっっ!!(死)

stmimi初の、『烈火の炎』以外の小説です。・・・・無謀でした(爆死)
記念すべき!!・・・・なんだろうが、全然そんな気にならんな(笑)
何で書いちゃったんだろう・・・、わからないわ。しかもぐっちゃぐちゃ♪(死)
説明しないとわかんないんじゃなかろうか・・・・・(マジ) でも、しないよ(死ネ)

しかも、ふざけたことに『(無題)』です。題名考えるのはやはり苦手だ・・・・。

 

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