「あの・・・まさか、わざわざ傘取りに来たんですか?」



「藤代に付き合ったんだよ」



「むこうで藤代が“三上先輩に脅されたーっ!”で涙ながらに叫んでますけど」



「気のせいだろ」



「気のせい・・・・ね」



「文句あるか?」



「いーえ?あーあ。藤代かわいそー」



「おまえな・・・」



「別にそんなことしなくても」



「あ?」



「すぐに、行くつもりだったのに」



「・・・そーかよ」



「でもまぁ・・・せっかく来てくれたんだし・・」



「・・・・?」







「私は今から風邪引きます。三上さん、送ってくれません?」









FIN?


有希嬢の敬語が嫌だったので、精一杯敬語やめさせてみました。
ちょっと自然体?出来てるかな?

これで正真正銘傘シリーズ最後・・・!!
――と、いいたいところなのですが(は?)
よくよく考えてみれば、この設定は使っていかないと、今後の作品に何の脈絡もなくなってしまう。
という事実に気付きまして。
当分傘貸し設定は続きそうです。はい(死)

つーわけで。いつぞや書いたドラッグストアでの出会いはなかったことに(死)
いやー・・あっちはあっちで続けてもいいんだけどね?(笑)

んま、そゆわけで。
『伝えたい言葉』の続きっぽいものでした。
ミカミン(待て)誕生日おめでとー!



モドル