「・・・・聞いてもいいか」


「何だ」


「そのさっきから無言で差し出してる紙切れ・・・というか封筒?は、何なんだ?」


「見ればわかるだろう」


「わからないから聞いてるんだろ」


「やる」


「は?」


「やると言ってるんだ。いらないのか?」


「・・・・・・何で?」


「誕生日」


「へ?」


「同じことを2度言わせるな」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何で?」


「だからさっきから言ってるだろうが!!」


「たんじょうびぷれぜんと?」


「わかってるならとっとと受け取れ」


「・・・・・・・・何かの間違いか?」


「わけのわからんことを言うな」


「何でまたこんな珍しい事を・・・・。というか、よく知ってたな、誕生日」


「数日前からラクス嬢がはしゃいでいたからな」


「なるほど・・・・・・・」


「開けないのか?」


「今開ける。・・それで?俺の誕生日なんか祝う気になった理由は一体何なんだ?」


「別に貴様のためじゃない」


「はあ?・・・・・・って、これ。クラシックコンサートのペアチケット・・・・・」


「前にラクス嬢が観たいと言っていたからな」


「ああ、なるほど。納得」


「ちなみに来週だ。予定を空けておけ」


「わかってる。・・・・でも、ラクスに渡したいなら、こんなまどろっこしいことしないで直接渡せば良かったんじゃないのか?」


「せっかくの弟君の誕生日だ。名目だけでも祝ってやろうと思ってな。ただの酔狂だ」


「弟、ねえ・・・・・・・」


「文句でもあるのか」


「別に。在り難く貰っておくよ。ありがとう、『兄さん』」


「・・・・・・・今日はラクス嬢と出掛けるんだろう。とっとと用意でもしたらどうだ」


「そうするよ。・・・・・・・照れるなら最初から振らなきゃ良いのに」


「うるさい!!」





FIN?
――――――――

・・・あ、あれ?ラクスが出てこないうえにギャグでもない(アイター)
てゆかやっぱり萌えます、義兄弟。いいの、楽しいのが自分だけでも(開き直った!)

アスランを弟と嫌味で呼んだら、切り返しで兄呼ばわりされてうかつにも照れてしまったイザークの図。
ラクスを連れて別居する夢を果たせていないアスランは、未だにザラの実家でイザークらの面々と同居中です。
イザもアスもラクもお茶が好きなもんだから、すっかりリビングは語らいの場。
なかなかアットホームじゃありませんか(笑)
ちなみにラクスさんはおでかけ前の準備中だそうです。可愛く着飾ってね!

私的に、渡した封筒の封をその場で開けさせようとするイザがツボです(何で)
きっと渡したくてうずうずしてたんでしょうね、彼は!(笑)
もちろんラクスのために。ラクスの喜ぶ顔が見たいんです。純粋なラクスマニアなんです、彼は。

念を押しておきますが、これは決してイザアスでもアスイザでもなく。
強いて言うならイザラクです。(アスラクじゃないのかよ)

アスラン誕生日おめでとー!



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