「チャーリーズ・エンジェル
フルスロットル」
[ あらすじ ] [ 感想 ]
原題「CHARLIE'S ANGELS : FULL THROTTLE」
2003年アメリカ映画 上映時間 1時間 46分
日本公開 2003年 日本配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督 マックジー 脚本 ジョン・オーガスト
製作 ドリュー・バリモア、レナード・ゴールドバーグ、ナンシー・ジュボネン


出演 キャメロン・ディアス → ナタリー・クック
  ドリュー・バリモア → ディラン・サンダース
  ルーシー・リュー → アレックス・マンデー
  デミ・ムーア → マディソン・リー
数々の難事件を解決した伝説の元エンジェル。
  ブルース・ウィリス → ウィリアム・ベイリー
事件の鍵となる指輪を所持していた司法長官。

[ あらすじ ]

エンジェルと呼ばれる若く、美しく、才能溢れる女性だけがエージェントとして所属するチャールズ・タウンゼント探偵事務所。
エンジェルは常に3人1組。
チャーリーからミッションを受けたナタリー、ディラン、アレックスの3人は、何者かに拉致された連邦法執政局長官レイ・カーターを救出するためモンゴルへ潜入。
無事カーターを救出したエンジェルたちだったが、今度はそのカーターから新しい依頼が舞い込む。
新たなミッションはモンゴルでカーターが奪い取られた指輪を取り戻すこと。
何とその指輪は連邦証人保護プログラムによって匿われている最重要証人のリストへアクセスするための鍵だったのだ。
実は指輪は2つ存在し、1つだけでは機能しないが、既に2つの指輪とも何者かに奪われており、証人たちの命は大きな危険に晒されていた。
そして第1の殺人が行われる。
犯人の残した手掛かりを追ってマリブ・ビーチへ出掛けた3人は、90年代に数々の難事件を解決した凄腕の元エンジェル、マディソン・リーと出会う。
マディソンに励まされたエンジェルたちは、更に犯人を追いかけ今度はモトクロスのレース会場へ。
ところが、犯人は何者かに殺されてしまう。
犯人が所持していた「ターゲットとなる証人たちの写真」を見ていたエンジェルたちは、そこにディランの写真を発見する。
実はディラン自身も8年前に連邦証人保護プログラムの適用を受けた証人だったのだ。
自分のせいで仲間たちの命をも危険に晒してしまうと考えたディランは、一人で事務所を去って行くが…。

[ 感 想 ]

(注)[ 感想 ]にはかなりのネタばれが含まれています。
詳細なストーリー(特に結末)を知りたくない方は読まないで下さい。

「ブルース・ウィリスがカメオ出演!」と聞いて、ほんの1シーンの出演なのだろうと思っていたのですが、私の予想よりは長く登場していました。といってもわずかなことには変わりはないですが(笑)。
飛行機に乗り込む白髪のVIP。「もしや…!?」と注意していると、アップになったその顔はやはりブルース!
自分が狙われていることを察知し慌てて銃を取り出しますが、正体を隠した刺客にあっさり殺されてしまいます。
飛行機内のシーンは画面が暗いのであまりよくブルースの顔が分かりませんが、この後エンジェルたちがカーターから仕事を依頼されるシーンでブルースの写真が登場するので、ここでばっちり分かります。
すっごい老け役でした。(但し髪の毛は健在(笑))
飛行機内の動くブルースはともかく、写真の方はとても不自然な感じがしました。つくづくカツラが似合わないというか何というか…(^^;)

上映時間は1時間46分と短めなのですが、感覚的にはもっと長いような気がしました。
どうすれば派手か? どうすれば楽しいか? どうすれば美しいか? ということが重要で、ストーリーは二の次という感じがしました。難しいことは考えず、次々と流れる映像に驚いたり笑ったりして思いっきり楽しんじゃえ! という感じ(^^)

久し振りにスクリーンで見たデミは美しかったです。すらりとした姿態に長い黒髪が映えて素敵でした。ゴージャスでセクシーで正しく“悪の華”という感じ。これで声が良ければもっと…。
私のオススメはスピーカー越しにマディソンがチャーリーと会話するシーンです。
「君は優秀なエンジェルだった」と言うチャーリーに向かって
「優秀なんて簡単に言わないで。私は偉大だった…!」
と涙を流してスピーカーに弾を撃ち込むマディソンことデミの美しかったこと! もうホレボレしました(^^)

ところで、「指輪Aには本名のリスト。指輪Bには偽名のリスト」という話はどこかで聞いたような気がして、映画を見ながらずーっとそのことが頭に引っ掛かっていたのですが、「ミッション・インポッシブル」で似たようなネタが使われていましたよね。
これってよくあるネタなのでしょうか。



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