「アルマゲドン」 [ あらすじ ] [ 感想 ]

原題「ARMAGEDDON」

1998年アメリカ映画 上映時間 2時間30分
日本公開 1998年12月 日本配給 ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
監督 マイケル・ベイ 製作 ジェリー・ブラッカマイアー
ゲイル・アン・ハード
マイケル・ベイ
脚本 ジョナサン・ヘンスレー
J.J.エイブラムス
 
出演 ブルース・ウィリス → ハリー・スタンパー
  ビリー・ボブ・ソーントン → NASA総指揮官 ダン・トルーマン
  ベン・アフレック → A.J.フロスト
  リブ・タイラー → グレース・スタンパー
  ウィル・パットン → チック・チャプル
  スティーブ・ブシェーミ → ロックハウンド
  ウィリアム・フィシュナー → シャープ大佐
  ピーター・ストーメア → レヴ・アンドロポフ

[ あらすじ ]

テキサス州と同じ大きさの巨大なアステロイド(小惑星)が時速35000キロのスピードで地球に向かって接近していた。その衝突は確実に地球を全滅させる。
残された時間は18日。
絶望的な時間との闘いの中、6人の宇宙飛行士とともにスペース・シャトルに乗り込んだのは8人の石油採掘のプロたちだった。
NASAが彼らに託したミッションとは、アステロイドの地表を掘削し、240mの地中深くで核爆弾を爆発させ、その軌道を変えること。
果たして人類は滅亡を逃れることができるのか!?


[ 感想 ]

(注)[ 感想 ]にはかなりのネタばれが含まれています。
詳細なストーリー(特に結末)を知りたくない方は読まないで下さい。

今時の映画、という感じでとにかく音と光の大洪水。音響と閃光の凄さに驚いてしまいました。
特にスペースシャトルの打ち上げシーンは本物のシャトルの打ち上げを撮影してるとあって流石の迫力! 夜なのに真昼のような明るさでした。
思ったより長くそのシーンが映し出されているので、これを見るためだけに映画館へ行ってもいいんじゃないかって感じでした(笑)
でも、シャトルの眩しい光のせいかどうか宇宙に出てからは画面が暗くてよく見えません(^^;)
パパパパッと画面が変わったりなんかもするのですが、私の場合そのパパパパッのどこか1つにでもハリー(ブルース・ウィリス)が映ってないかと画面を食い入るように見てしまうので、2時間半の上映が終わる頃にはかなりぐったりしてしまいました。
この映画は音といい光といい画面の切り替えといい一生懸命見てると本当に疲れます(^^;)
それにしてもブルースはカッコ良い…。
ラズベリー賞? 冗談じゃありませんね(怒)
冒頭、いきなりライフルを構えるシーンからカッコ良い! まさかそんなシーンがあるとは思っていなかったので、余計にドキドキしてしまいました(笑)
愛娘グレース(リブ・タイラー)とA.J.(ベン・アフレック)の交際に反対しながらも、宇宙への出発を前に別れを惜しむ2人を見てそっと背中を向けるシーンとか…切ないなぁって感じでした。
切ないといえば、出発前にトルーマン(ビリー・ボブ・ソーントン)がハリーに「自分もミッション・ワッペンを付けて宇宙へ飛び出したかった」というような話をするのですが、ハリーが1人アステロイドに残る際に、彼が付けていたミッションワッペンを引き千切ってA.J.に託します。A.J.は地球に帰還してそのワッペンをトルーマンに渡すんですけど、それが何とも切ないシーンでした。
誰か1人がアステロイドに残って核爆弾の爆破スイッチを押さねばならなくなったときに、くじ引きでA.J.に決まるのですが、案の定(笑)ハリーが無理矢理その役目を交代してしまったときは…「ああ、やっぱり」と思いつつも悲しかったです。個人的に「少数の犠牲はやむを得ない」的な話は好まないので、たとえ都合が良すぎても誰一人欠けずに任務を遂行して欲しかったです。
それにしても、突然、銃(?)を乱射して大惨事を引き起こしたロックハウンド(スティーブ・ブシェーミ)がどうしてのうのうと生き残り、ヘラヘラ笑ってエンディングを迎えるのか分かりません。
あれを見て誰も何とも思わないんでしょうか…。私がグレースだったら「父の敵!」と絶対許さないし、結婚式に呼ぶなんてとんでもなーいって感じなのですが。うーん。謎です…。
この映画はハリーが死んでとっても悲しかったので(でも、泣かなかったけど)、私は2度と見ないでしょう(苦笑)
やはり、どんなにカッコ良くても死んではいけない! ヒーローが死ぬなんてもってのほかです!
…ひょっとしてヒーローはハリーじゃなくてA.J.?(笑)



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