
測量の種類
◎測地測量( 三角測量、 多角測量、 三辺測量、 GPS測量、 水準測量)
測地測量とは基準点や水準点をもとめる測量です。 基準点とは、位置、高さなどが分かっている点で、 あらゆる測量をするときに必要不可欠な点です。 なお、それぞれの基準点には、 球体の地球を平面に見立てた位置の数値〜平面直角座標値(以下座標値)が決められていています。 三角点は位置(高さ)の基準点で、1等から4等まで存在しています。 上の等級に行くほど数は少ないですが、きわめて精密な測量を行って設置しています。 位置のもとになる原点は日本経緯度原点と言い、麻布に原点があります。 ただ、平成14年から経緯度は世界標準を使うようになりました。
水準点は高さの点で、基準水準点、1等水準点、2等水準点があります。 なお、高さ0メートルはなぜか東京湾平均海面で決められていて、 水準原点は国会議事堂の近くにあります。 水準原点の高さは約24.41メートルです。
なお、基準点・水準点には「標石」という目印の石が設置されています。
関西(大阪)では大阪湾平均海面O.Pで表示されていることがよくあります。O.Pとは大阪府茨木市福井にある三十八神社近くの国土地理院基準点「F21」から−65.4235mと定められています。O.PとT.Pはそれぞれ高さが違いますが、現在ではO.P=T.P+1.3000mという計算で求められるため、換算は容易にできます。なお、T.Pは東京ペイル、O.Pは大阪ペイルであり、ペイルはオランダ語で水面という意味であります。
◎地形測量 (写真測量 平板測量 地図編集)
測地測量で求められた位置や高さを元に地図を作っていく測量です。 そのなかでも航空写真をもとに地図を作る測量の写真測量は、基準点測量に対し、基本図測量と呼ばれ、 地形図などを作るのに必要不可欠な測量です。
◎応用測量(河川測量 海測量 工事測量 路線測量 他)
平面の位置を求める測量・高さを求める測量を応用したり、組み合わせたり、または特殊な測量がこの分野に入ります。 ぞれぞれ目的に合わせて使われています。