日記にでてきた自家醸造レシピ

■2000/07/26 (水) 生姜とレモンのミード

ミードを作ろうかと考えている。ミードとは蜂蜜のお酒です。蜂蜜の糖分を醗酵させて
アルコールにするわけで、ホップを入れて醗酵させた物はエールミードと呼ばれます。
今回は生姜と、レモンを加えて醗酵させようと考えています。けっこう飲みやすく
女性にも人気です。ただアルコール分10%くらいに作っているのでうちの嫁さんのように
お酒に弱い向きは口当たりの良さにつられて飲みすぎになったりするようです。
作り方は
蜂蜜 1kg
レモンジュース 200cc
おろししょうが 1個分
水 3リットル
以上をなべで煮てさめたら醗酵容器に入れてイースト添加
二週間ほどで醗酵は終了。冷やして飲む。これだけ。醗酵が落ち着いてきた時点で
瓶に詰めてしばらく寝かせればやれば発泡性にもなります。今回は瓶詰できないかな。
後はレモンティー酒でも作ろうか。これは砂糖をこってり入れたレモンティーを
発酵させただけ。これもまあ、あっさりしていて飲みやすいです。

■2000/07/12 (水) 梅酒のシーズン

梅雨ということで梅酒や梅干しを漬け込む時期です。梅酒はあまり熟しない青い梅を
ホワイトリカーと氷砂糖で漬け込み一年ほど熟成するというのが一般的です。
ホワイトリカーの代わりにブランデーとかラムとかを、使うとか氷砂糖の代わりに
蜂蜜を使うなどしても違った風味の物ができてそれなりにおいしくできるようです。
この春は少量ながら
イチゴ+レモン+三温糖+ホワイトリカー
バナナ+レモン+三温糖+ホワイトリカー
と言うのを仕込んでみました。梅と違ってエキス分が浸出しやすい材料なので
二週間ほどで材料は引き上げました。引き上げた材料はミキサーにかけて
冷凍庫で凍らしたら仲々強烈な(アルコール分が)シャーベットができました。
少しずつ楽しみましたがけっこう酔えました。材料を引き上げたお酒の方は
香り高いリキュールになっていました。熟成させたらおいしいのでしょうが
香を楽しんでちびちびやっている内に直になくなってしまいました。
酒好きに酒が熟成するまで待たせるのは、難しい物がありますね。

■2000/09/17 (日) さてだめだめにふさわしく酔っ払って・・・

昨日買ってきたジュース類の仕込みをしました。冷蔵庫に残っていたワインの澱を
ジュースにあわせたのですがちっとも醗酵しません。しょうがないのでパン用のドライイーストを
振り掛けました。どうやら醗酵を始めてくれたようです。
それぞれ補糖をしています
りんごジュースはバーモントカレーよろしく蜂蜜を
葡萄ジュースはシュガーシロップです
葡萄ジュースはワインになりますよ、当然。りんごジュースはシードルなのか
メロメルなのかよくわかりません。
果物を使った蜂蜜のお酒はメロメルと称するそうなんです。
昨日買ってきた材料で烏賊とロース肉が残っています
何とか処理しておかなければ

■2000/09/20 (水) 途中経過

ワインは調子良く醗酵しています。澱を入れた分イースト臭が強くなるかも。十分澱引きしよう。
りんごのメロメルも醗酵は快調だけどワインの澱を入れたもので紫色になっている。
まあこれもしっかり澱をひけば何とかなるだろう。色は若干残るこも知れないが。
澱はイーストの栄養になるらしいのでよしとしておこう。

■2000/11/05 (日) ええ天気ですね今日はビール仕込むぞー

今日のテーマはビールですね。イーストは昨日のうちに予備醗酵してある

■2000/11/06 (月) 三連休も終って

それでも日曜日は麦芽のマッシングから初めてビールの仕込と
鶏腿の燻煙もやった。ただ鶏腿はボイリングをしないといけないなと思いつつ
魔法鍋にお湯を沸かすところまではした物の、力尽きて眠ってしまった。

■2000/11/12 (日) 日曜日に何をするか

それから・・その間にか、ビールの瓶詰め。500ml33本ほどできました。にしても
途中に眠り込んでしまって、寝返りでいくらかこぼしてしまった。作業途中で眠るなんて・・・
まあ一連の作業と後片付けも済ませて一休みです。

■2000/11/18 (土) 冗談抜きでこのところ忙しいです

日曜日に瓶詰めしたビールたちは元気そのもの.あと1週間もすればお披露目ができましょう.
楽しみですよね.

■2000/11/19 (日) 紅葉狩り

協会酵母を増殖すべく酒粕を麦芽エキス溶液にほうり込んであるのですが
醗酵の気配がありません。もうちょっと試してみますが、先週買ってきた
麹で作るどぶろくはパンイーストで作る事になりかねません。

■2000/11/29 (水) Dbu6作かな

11月もそこそこから、スーパーに麹が並び始めた。麹を見ると、どぶろくを作りたくなるのが、
自家醸を標榜するゆえんである。てな偉そうな事はいわなくても麹が使えればドブロクである。
麹は買いました。冷蔵庫の酒粕を麦芽エキス希釈液に投入。3日目にして醗酵が
見れたので炊飯器の保温モードでおかゆと麹で作った甘酒に投入。
取り合えずそれらしく醗酵しております。
麦芽エキスを使ったもので、全体ちゃいろかかっておりますがまあそれで良しいということで・・・
香りは結構すっぱいものがあるようです。乳酸系の醗酵もきっとかなり進んだのでしょうね。
もうちょっと醗酵が収まってから、搾る事にしますが、酸味が効いた辛口になるでしょうね。

■2000/12/04 (月) 昨日の日曜日は頑張ったもんだ

次は、ドブロク搾り。ざるで、漉して残りはシンク用のごみネットに入れて
漬物機で圧縮、絞り出しをします。搾った液は、まだ若干醗酵してましたので
発泡ドブロクにするつもりで、グロールッシュの瓶に詰めました。一本は
蓋こそグロールッシュ風なのですが耐圧瓶ではなさそうなので今日は
箱詰めの上、冷蔵庫送りとしました。瓶の爆発は恐い。

■2001/01/06 (土) まだ正月休みなんですが

汚れたままにほうっておいたビール瓶の洗濯をしました。使わない瓶がごろごろしていたのも
片づけました。正月休み7日目にしてようやく生産的な事をした気分。ということで
ドブロクの仕込みもやりかけております。2合の米を麹で糖化してから前回作った
ドブロクの澱をピッチ。それから更に4合の米と250gの麹と水を追加
変形ながら2段仕込みという感じです。

■2001/02/06 (火) すじブロックの続き

お酒つくりについては、1月6日に書いているどぶろくを1週前の日曜日に搾り
先週いっぱいで消費しました。ちょっと酸っぱかったけど、焼酎を少し混ぜると
(柱焼酎か)すっきりとした飲み口になり、おいしく飲んでしまいました。
しかし、どぶろくでフルーティーな香の残った物が作りたいな。でもそれは最早
どぶろくとは言わないのかもしれない・・・・。

■2001/02/28 (水) ところで日曜日は気合いが入っていたので

更に他の事もしています。それは,芋酒作り。芋を茹でて,それに,[酉元」を加えて
さらに麹を加えて,万全の醗酵体制。で,現実にぶくぶくし始めました。芋酒ですか
それとも,芋焼酎まで行ってしまうのか。
ところで,日曜日は芋500g程度を供出したのですが,醗酵も進んでいますので
ここで残り1。5kgも供出しようと,芋を圧力鍋で蒸しているところです。もう使えるはずなので
そろそろ,処理にかかります。

■2001/02/28 (水) さーて,久しぶりに山ほど書いている間に

実は,例の残りのでっかい芋を蒸していました。そして,醗酵を始めている所に
2段仕込みという感じで残りの芋と麹と水をほうり込んでしまいました。葉っきり言って
これ以上手間をかけるのは面倒くさいし・・・・・
さあ,後はどうなるのでしょうか,すでに今津産の麹の特性か酸っぱい匂いもしているし
今回は芋も細かく切りもしないで蒸してそのまま醗酵容器にほうり込んでしまったし。
まあ,駄目元と言うか,かつて失敗した,蒸留なんかを,またやる機会を求めているのかも。

■2001/04/06 (金) 久しぶりになってしまいました

芋焼酎は、それっぽいものができています。出張の間置いておいた結果、
澱が沈んで、黄色っぽいお酒になっています。乳酸醗酵で、酸味が結構あるのですが
後味は、芋の甘みです。甘藷の糖分は、イーストでは分解出来ないのでしょうね。
芋の澱粉が、麹で糖になり、それをイーストが分解して酒になったものだと
思います。なかなか奥が深い。
蒸留すれば、芋焼酎。これも面白い道なんですが、ああ・・・遊んでる暇が無いなあ

■2001/06/17 (日) 超大型オフ

かろうじて夕方、ホワイトリカーを買ってきて、しぼみはじめた琵琶を漬け込みました。
しかし今日見ると白く濁ってなんか怪しげです。まあ経過を見てみましょう。

■2001/06/30 (土) カウンターが

先週の日曜日に収穫した梅の実を砂糖漬けにしました。
梅の実にはかなり確実に天然酵母がついているので砂糖漬けの
途中過程では必ず醗酵するので楽しみです。発行した時点で
砂糖の濃度をコントロールしてやればお酒になります。
ほうっておくと砂糖の濃度が上がりすぎて酵母の活動は停止します。

■2001/07/03 (火) ほんとに暑いですねえ

びわのリキュールはよさそうに漬かってきました。ためしに舐めてみると
確かに、琵琶の香り、あの種からのエキスも感じられます。
ここで封印して熟成すれば美しいリキュールができるんでしょうが
「試しに舐める」量が半端じゃないもんだからもう残り少なかったり
するんですね。