今夜ハ星ガ綺麗デスネ。
私ガ彼等ヲ【否定】シテ得タ結末ハ、貴女ニトッテ満足ノ行ク物ダッタデショウカ?
……イイエ。
キット貴女方ハ、元ノ儘ノ彼等ノ【物語】コソ、≪幸セナ結末≫ダト言ウデショウ。
ナラバヤハリ、私ガ【否定】シテ産マレタ【物語】ハ、無駄ナ事ダッタノデショウカ?
……≪創造主≫ヨ、私ハ何ノ為ニ産マレテ来タノデショウカ?
◆檻の中の箱庭
Neinオリジナルメンバーはそのままの配役にしましたが、今思えば蓮以外のオールメイト組に演じさせても面白かったかもしれないですね(笑)。
出来るだけ歌詞に則した内容にしたかったのですが、余計に訳わからん状態になってしまいました、猛省。
◆名もなき女の詩
これはすぐミンクに決まりましたが、それ以外はオリキャラ無双という暴挙に。
でもパン屋の女将さんは勝手に動いてくれるので、ものすごく書いてて楽でした。
そして人身御供(笑)の見習い君、なんか色々とスマン f(^_^;
◆食物が連なる世界
これもノイズにすぐ決まりました。
ただ時間軸が……。ノイズが碧島に来たのって、もっと小さい頃でしたっけ?
そもそも国外にライムのサーバーなりなんなりがあるのかどうか…… (- -;)
これもキャラが勝手に動いてくれてすぐ出来ました。
◆言えなかった言の葉
これも紅雀に以下略。本当にこのシリーズ、すんなり配役決まって助かりました。
組の姐さん……ようは義母ですね。イメージとしては『ひぐらしのなく頃に』の『園崎 茜』をイメージしています。
組も暴力団とかじゃなくて、昔ながらの義理人情を重んじるタイプにしてみました。
最後の手紙の差出人はもちろんタエさんです。
◆憎しみを花束に代えて
ミヅキにするっていうのは決まってたんですが、ルナ役をどうしようか悩みました。
最初はライマーの予定だったんですけど、「ついでだから竜峰もNeinして、生存ED作っちまえ!」てなって、
それだとライムとの接点なくなるな〜ってなって、彫師仲間で落ち着きました。
ちなみに名前はモブと掛けてます(笑)。
◆西洋骨董屋根裏堂
……疲れました。
【イカれたメンバー】を他のニトキラ作品でってなった時、当時はまだ『咎狗』しかやってなかったんです。
キャラはなんとなく知ってたんですが、内容が全然……(- -;) 動画サイト見てもト書きは全部英語だし orz
とりあえず順に、『ライ』『純成』『Lamentoの四悪魔』『アルビトロ』『n』『シキ』『おんぬし様』がモチーフです。
文章の加工も疲れました。店主のセリフ、一応全部書体変えてます。見分けつきにくいですが f(^_^;
◆涙では消せない焔
これだけ配役悩みました。セイにするかクリアにするか蓮にするかの三択で。
セイはVita版でも東江と和解(というか心中?)を選んだので、きっと【否定】されることも拒むだろうな、と思ったので、後に回しました。
で、あと夫役ごとNeinできる……となると蓮と暴露ちゃんコンビかな、と。
ちなみに、一般的には
『蒼葉=理性(100%)』、『暴露ちゃん=本能(100%)』、『蓮=抑止力(オールメイト70%、脳内30%くらい?)』
っていう図式みたいですが、橘個人としては後2つはともかく、
『蒼葉=理性70%+本能10%+、抑止力20%』だと思ってます。
蓮ルートはともかく、ミヅキ(モルヒネ)ルートは特に。
だから本文を見て「?」ってなった方もいると思いますが、こういう前程があると思っといて下さい。
ちなみに乱入してきた店主が言った「貴方たちみたいでしょう?」は、『理性と本能』『蒼葉とセイ』の二重の意味があります。
店主は『蓮=蒼葉』であることを理解していたので、別に蓮が蚊帳の外って訳じゃないです (^-^;
◆愛という名の咎
エレフ役とミーシャ役が入れ替り立ち替わりになってますが、まぁ仕様です(笑)。
あの二人がキャッキャウフフするには蒼葉が間に入らないとダメでした。
CPじゃないと『二人の世界』って構築しにくいですね(笑)。
あ、ちなみにちょこっとだけ出たオリオン役の警官、実は悪島のつもりだったりします。
竜峰巻き込んだんだから、せっかくだし彼もNeinしてみたら、まぁまぁ真っ当な刑事になったみたいです。
あっさりやられましたが(笑)。
つまりこの話は、「ウィルスたちがいなくなったおかげで神隠しをセーブする人物がいなくなったため、
東江の計画が加速化してしまった」ということです。わかりにくいね!
◆忘れな月夜
展開のさせ方に苦労しました。
東江の下から逃走→教会の孤児院にどうやって移動したかはご想像にお任せします。
文章内に原曲の仕様がめっちゃ入ってしまい、Laurantでない人にはわかりにくくなってしまったのが反省点です orz
◆輪∞廻
……原曲のままですね。はい、セイさんです。
何も言いません、スミマセン。
◆最果てのL
蒼葉はNoёlと違って歌手でも何でもないので、「この気持ちを歌にする!」が出来なかったのが辛かったです。
だから「なんか胸がモヤモヤする」としか言えなかったわけですね(笑)!
でも思っていることは便宜上R.E.V.O.に伝わったので、結果オーライで。
◆総評
原曲で名前が出なかった役のキャラは、この話中でも出来るだけ名前を出さないように気をつけました。
そんなに人数がいなかったとはいえ、やっぱり進行上出さざるを得ないところは回避方法に悩んだりして。
あと、【否定】されたキャラは基本、『蒼葉と一緒にいること』を『諦める』か、『そもそも蒼葉と出逢っていない』形を取りましたが、
実はクリアだけ、内心『諦め』きれてないんですよ。それゆえの「一筋の≪雫≫」でして。
蒼葉と同じ『人間』であるはずの他のキャラは、より強い≪意志≫である便宜上R.E.V.O.に流されてすんなり【否定】されたにも関わらず、
『機械』であるはずのクリアだけが【否定】に僅かながら抗えた、というわけです。
……まぁ、橘自身はノイ蒼推しですけどね。クリ蒼も好きですが。
ちなみに、各所にSH特有の読み方の場所にはフォントを1段階小さくして読み方を振っておりますが、
PCで位置等のチェックをしているので、スマホから見ると位置のズレどころかフォント自体がおかしく見えるかもしれません。
そこはご了承ください。
・・・と、いうわけで≪このシリーズ上としての明確な名前がないのでとりあえず『便宜上R.E.V.O.』≫君。
君の【否定】は強ちすべてが無駄というわけではないよ。
少なくとも、君は私の為に産まれて来てくれた≪事実≫がある。
それじゃダメかな?
2017.10.20〜2018.02.12