エルの後書【或る女の戯言】



Salut  親愛なる地平線の旅人達よ
よくぞ物語世界における第四の地平線を渡ってくれた

改めて礼を言おう


しかし…アレだね 全てを書き終えてから言うのも何だが 
この第四の地平線は 【魔女】の絵本さえなんとかしてしまえば

全てを2つの『運命』で収められたのではないかと思うのだよ


【楽園】は 【魔女】はともかくそれ以外はそのままにして


【箱舟】は主人公の年齢的に 地に慕われた少年に

【歪んだ真珠】はその雰囲気から 雷に愛された乙女に

【収穫】は消去法で 風に支えられた王に

【犠牲】もそのまま 水に護られた少女でいいだろう

【星屑】は情熱系繋がりで 炎に鍛えられた青年だ


このようにそれぞれ置き換えることが 可能だったように思うのだが…
さて……どうなんだろうね…?


もっとも 今更そんなことを言ったところで
Paradeはとっくに この地を去って逝ってしまったがね…





各話後書

エルの楽園[→side:E→]   
タイトルを「エル」のままにするか、「リアラ」に変えるか悩みました。
でも『楽園』そのものを造ったのは「エル」レインなので、結局そのままということに。

父親役の配役は真っ当に行けばバルバトスなんですが、ここは敢えてフォルトゥナで。
やっぱり腐ってもリアラの『親』ですから。
此処には何もありません
Ark (LUKE ver.)     
  これもティア編同様、キャスティングは即決でした。
  今更ヴァンルクを書くのも疲れましたが(笑)。
  ビミョ〜にグダグダ感があるので不完全燃焼です。
Ark
  『兄』に裏切られた『妹』ということで、今回ティアに白羽の矢が立ちました。
  Lのシャーリィでもよかったんですが、
  別に彼女はセネルに裏切られたわけではないので。
  もうちょっと「Ark」の狂気を出せればよかったですね。
エルの絵本【魔女とラフレンツェ】   
他に適当な銀髪の女の子がいなかったので。
重要人物ではメルディ以外いないかなぁ…と。
ところでこの話、童話の「ラプンツェル」が元ネタだと思っている人が多いようですが。
これ…キャラの名前はともかく、話の内容は「こと座」のギリシャ神話ですよ?
「オルフェウス」ってしっかり言ってるし。
此処には何もありません
Baroque(VEIGUE ver.)     
これは…配役は消去法ですかねぇ。 他に的確な人が居ませんでしたし。
なんでテイルズはみんな主人公が熱血系なんだろう?
まぁちゃんと『性的倒錯性歪曲』をクリアできたので満足です。
……ちょっとズレてますが(汗)。
Baroque
  ヒロインで揃えるならクレアなんですが、歌の雰囲気が『雨』なのでアニーに。
  歌詞が全部語りなので、イメージが掴みやすかったです。
  『性的倒錯性歪曲』だと相手はヒルダ姐さんあたりになるはずだったんですが…。
  ほら、彼女は本編で『ヴェイグ大好き』オーラ出してましたから(笑)。
エルの肖像   
そのまんまって感じです。 別に特筆するようなものもないような……。
E役がリアラである以上、『少年』はカイルしかいないですし。
そしてやっぱりついてきた、ある意味お邪魔虫のロニ君。
あぁ後、入り口でも言ってましたけど、一応ここでももう一度。
ここでのルーティは「Sacrifice」のルーティとは別人ですよ?
此処には何もありません
Yield(STAN ver.)     
隠しシリーズでは唯一の攻めキャラですね。
つーかこれは主人公=英雄で揃えるか、
はたまた受けキャラで揃えるか迷ったんですが…結局両方やっちゃいました(笑)。
でもどっちかって言うと、こっちの方が「Baroque」っぽいですかね?
Yield
  思うに、「Yield」の子と「StarDust」の子の違いは、
  二股をかけられているという自覚があるかどうかだと思うんですよ。
  それで迷った末にこういう配役になったんですが……
  これじゃセネル、誤解とはいえ三股ですね(汗)。
  セネルファンの人すみません(土下座)。
エルの天秤   
ABYSS役の交代話になっています。 フォル→バルですね。
この曲は解釈が2通りあるので、どっちにしようか迷いました。
つまり、『ABYSS=暗殺者』なのか、『ABYSS=使用人』なのか。
Roman(葡萄酒)に繋がってくるから、慎重に選んだんですが…
結局私は後者です。 この話にほとんど生かせてないですが(笑)。
Yield(LION ver.)
  と、いう訳(どういうわけ?)で、受けキャラバージョンです。
  ちょっと一部分【魔女】っぽい文章がありましたが、気にしない方向で(←オイ)。
  「それでも私は幸せになりたいのです」って、まんまリオンの本音っぽいですよね。
  あ、ちなみにコレ、スタンver. とは何の繋がりもありませんので。 要・注意。
Sacrifice(SENEL ver.)     
なんか…ちょっと短い…ですよね?(汗)
他に立場が板ばさみな妹がいるキャラがいないんで、こういう配役になったんですが。
というより、まず妹がいる人がいない。 みんな死別してますから、Pのチェスターとか。
ほんとに何でテイルズは、兄弟死別ネタが多いんでしょう?
Sacrifice
  結構早い段階で書き終わってました。 ナイスだ姉さん。
  『姉』ってキャラは少ないですよね、大概テイルズって兄妹ばっかりだし。
  かなりノリノリで文作ってた気がします。
  …えっと、今回のポイントは、「リオンが『妹』扱い」ってところです(笑)。
エルの絵本【笛吹き男とパレード】   
オールキャラのつもりが、いつの間にかDとD2だけになってました。
ちょっと反省しています。
途中で出てきた「紅い髪の女」はそれぞれ、マリー、ナナリー、ハロルドを、
「《気味の悪い》首吊り道化師」はコングマンとロニをイメージしています。
リアルに『仮面の男』を入れようかと思ったんですが…
ルーティにお持ち帰りされかねないのでやめました(笑)。
エルの絵本【笛吹き男とパレード】(SECRET ver.)
  隠しページver. をやるかどうか迷ったんですが、結局やっちゃいました。
  つっても、『ABYSS』のキャラが入れ替わっただけで、まんま同じなんですが(笑)。
  今になってみると、「収穫」を二本もやるんじゃなかったって思います。
StarDust(LLOYD ver.)     
橘がクラトスルートでプレイしたことないので、所々間違ってるかもです。
最後の場所は、ゼロスの裏切り直後(救いの塔内)のイメージだったんですが…。
ロイドの視点のはずが、気付けば先生が出張り過ぎ(笑)。
StarDust
  実は地味に難産でした。
  橘があまりコレットを使ってなかったので、口調少し忘れたり(笑)。
  「星屑」の娘はもっと押せ押せな感じの人なんで、
  ちょっと大人し過ぎたかなと思ってます。
  まあSのキャラはみんな「ロイド大好き」オーラ出してますからねぇ。
  これはこれでいいかな、と。 (^ ^;)
エルの楽園[→side:A→]   
やっと終わりました。 まさか丸1年かかるとは思いませんでした。
…いや、月に1話で×11回だから、そんだけ掛かるのは当たり前なんですがね(汗)。
自分の性格考えてみると、実習挟むし、もっとさっさと終わる物かと思ってたんです。
まぁ何はともあれ、お疲れ様、自分。
エルの楽園[→side:A→](SECRET ver.)
  「パレード2パターンやったんだから、これも2パターンやらないと!」
  そんなノリで設置したこのページ。
  はっきり言って、「一番やり直したいページ No.1」になりました(笑)。
  またキャラ入れ替えただけって…もう少し捻れよ、自分。



さぁ……君もそろそろ往くがいい
自らの居るべき地平へと還るもよし このまま第五の地平線へ渡るもよし
好きに判断するといい


願わくば どうか君の地平線が
平穏で在り続けんことを……



2008.11.08


BACK