反逆と反抗のシンボル
ローリング・ストーンズ
<1962年に結成。ミックジャガー、キース・リチャードを中心としたロックグループ5人組>
今の若者が、ヒップホップを聴くように、僕ら世代もローリング・ストーンズに熱狂した。
60年代のシンボルが、ビートルズなら、彼らの正統なサウンドに対抗して、ローリングストーンズは、存在した!
彼らの音楽は、50年代のリズム&ブルース(R&B)の大御所、*チャックベリーを心服してたがゆえ、R&B色がすごく濃いロック。
(*チャックベリー・・・「ジョニー・B・グッド」、「ロールオーバー・ベートーベン」などの曲が有名)
音楽史上、50年代はアメリカで、プレスリーというスターが生まれ、60年代は、イギリスの「リバプールサウンド」が世界を席巻した。
このリバプールサウンドの代表が、ビートルズとローリング・ストーンズです。
ビートルズは、ロックンロールからスタートしてどんどん音楽の形を洗練させていくが、
ローリングストーンズは、一貫して、R&Bを追求し続けた。
甘く上品さを増していくビートルズ。いつまでも不良っぽい若者のままのストーンズ。
ビートルズが「イエスタディー」を歌ってたのに対して、同じ時期、ストーンズは「サティスファクション」を大ヒットさせている。(〜反抗的に不良っぽく!)
僕らの間では、「君はストーンズ派?」、「ビートルズ派?」って挨拶代わりに聞いたもんです。
世の中のほとんどの人が知ってる偉大なビートルズ・・・だけど解散してもうありません。
ストーンズは、退廃的でいろいろ問題を起こしながらも、ずっと解散せず、以前と同じように熱くエネルギッシュなステージを見せ続けている。(シワいっぱいの男達だけど)
偉大さでは、ビートルズに遠く及ばないかもしれないが、ストーンズの「極めてる」姿は、なんと素晴らしいことか・・・・。
<代表曲> って言うか 好きな曲
*「テル・ミー」
高校時代、ギターの弾き語りで
この曲を歌ってくれた友達がいた。
かっこよかったなあ〜。
*「ギミー・シェルター」
18、9才の頃、
「ローリングストーンズ・イン・ギミー・シェルター」
というストーンズのドキュメンタリー映画が
あった。
めちゃくちゃカッコよくて、続けて2回も観た。
その中の曲、「ギミー・シェルター」は、
僕がストーンズの曲の中で、1番好きです。
勿論、「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」や「ホンキー・トンク・ウイメン」なんかも
ミックの踊りながら歌う姿は、最高にかっこいい。
あれば、もう1度、DVDレンタルとかで借りたいもんです。
*「悲しみのアンジー」
僕が21才の頃の、スローなアコースティックなナンバー。
ミックの哀愁をおびたボーカルが今聴いても古さを感じませんね。