気ままな話 2011

日々気ままに書いてます。読んでくだされば、嬉しいです。

                ( 2011年11月8日 )


冬の星             Nov.8

今日は立冬です。
そろそろ冬の星座が美しく上って来ています。冬は1等星が多くて、賑やかな夜空ですね。

まず、冬のダイヤモンドと呼ばれる大六角形を見つけることが出来ます。そしてその中に冬の大三角形も。

冬の大三角形
オリオン座のベテルギウスと小犬座のプロキオン、そしてオリオンの左下に付き従うように神々しく光る大犬座のシリウス。ベテルギウス、プロキオン、シリウスの形作る正三角形が「冬の大三角形」です。

冬のダイヤモンド(大六角形)
カペラ(ぎょしゃ座)、アルデバラン(牡牛座の赤い星)、リゲル(オリオン座の白い星)、シリウス(大犬座の明るい白い星)、プロキオン(子犬座の星)、ポルックス(双子座)の6つの1等星を結んで出来るダイヤモンドの形です。冬の星は本当に にぎやかです。


オリオン座は星座の王様!

凍てついた寒さの中、シリウス(大犬座)を従えて、冬の空に君臨してます。
眺める度に・・・ああ、空にこの星座があってよかったなぁ・・とつくづく思う。
見上げれば、目を奪われるオリオンとシリウスの光・・

《オリオン座の星》

◇右肩にあたる、ベテルギウス(巨人の腋の下)赤い1等星!(500光年のかなた)
◇ベテルギウスと対照的の位置にあるリゲル(巨人の左足)白い0.2等星。(600光年のかなた)
◇そして、魅力的な配列の三ツ星。右から、ミンタカ・アルニラム・アルニター。いずれも青白い2等星。(600光年)

オリオン大星雲(1500光年)

三ツ星の下に肉眼でもぼんやりと淡く見える散光星雲。
成分は薄く広がった水素ガス。新しく生まれた恒星のガスやチリが、近くの恒星の光で照らし出される=それが散光星雲。(星の製造工場みたいなものだ。)
何と!オリオン座の星々は全て、この大星雲から生まれたと言われています。(ソ連時代の天文学者アンバルツミヤンは、オリオン座の青白色の星々の運動を調べて、240万年前にはこの星雲の中に全て集まってしまう事を結論付けた。)
この星雲・・・あの美しいオリオンの星々の母なのだ。

◇もう一つ、オリオン座には、馬頭星雲があります。

馬の頭の形に黒く見えます。三ツ星の一番左・アルニターの横。
これは、暗黒星雲で、1500光年のかなた。
名前がこわいけど・・悪の巣窟?!・・というわけではなく、自らは光を発しないで、背後の星雲や星の光をさえぎっていることで、地球から見るとその部分だけが黒く浮かび上がって見える為、そう呼ばれています。=暗黒星雲。(ここでも星が生まれてるのです。)

まだまだそんなに寒くないし、星を眺める楽しみは尽きないなぁ・・・


石山寺のつつじ     May.6

桜が終わったと思ったら、それを待ちかねるように躑躅、はなみずき、山吹、レンギョウ、菖蒲・・・。
季節はおそろしい勢いで移り変わり、唯ただ圧倒される。何だかそわそわ。落ち着かない。

石山寺にキリシマ躑躅を見に行ってきました。
燃えるような赤が凄いです。新緑の青とのコントラストも美し過ぎ!
石山寺は、瀬田川沿いにあって、石山の名月として名高い。
紫式部がここで源氏物語を書きました。境内には四季折々に花が咲き乱れ、楽しみなお寺です。






初夏ですね〜♪ 三門を守る青鬼さんに注目!(↓ 右側に新緑と緑色が溶け込んで・・分かりますか?笑)

5月15日の青鬼祭の為らしい。(^^)


奈良 長谷寺へ     Apr.13


京都歩きを楽しみつつも、今年は奈良に足を延ばしてみようかな・・っと。(^^)
奈良歩きデビュー!
記念すべき第1回は、長谷寺

長谷寺は、牡丹の寺と言われてますが、知る人ぞ知る、山の上から逆に眺める桜・さくら・さくら・・なんだそう。(桜の本数7000本)
桜吹雪の時は、下から花弁が舞い上がると言われてます。(すごいだろうなぁ)
それは、まさに、坂口安吾の『桜の森の満開の下』 状態!か。
怖い様な、狂気の世界。幻想的で圧倒的な桜だ!

ぜひそれを味わいに・・・

、、、しかし、ちょっと早かったみたい。(^^ゞ
山の中腹にあるここは、静かで長閑で。美しい桜が優しく満開になってました。でも綺麗だった〜

本堂までは長い回廊で上がっていく。回廊沿いにはつぼみをつけた牡丹

一本一本、開花を待ってる様。整然とした中に命、息吹を感じます。
4月の下旬から5月の上旬には一斉に咲きますね。

僕は、美しい桜と静かな時間を堪能。

奈良にハマる予感がした一日だった・・です。(笑) 
次は明日香村か??


 『 阪急電車 』 有川浩 著    Apr.8

     

片道15分の奇跡・・・


今、こんな優しい小説が読める幸せ感と言うか、そういう何気ない気持ち、温かさをいっぱい味わいました。
一駅一駅、大切に丁寧に書かれているのが伝わってきて、読み終えたら僕も乗客の一人。

関西なんだけれど、おしゃれで上品な神戸の雰囲気がします。

桜の季節。
阪急電車に乗りに行きたいなぁ・・