〜 ボサ・ノヴァ 〜
◆ サンバとジャズが合体した音楽 ◆
◆ ≪ボサ・ノヴァ≫ってどんな音楽?
サンバに、ジャズ的なモダンなハーモニーと、クールな感覚を盛り込んだのが、ボサ・ノヴァです。一口で言えば、ジャズ・サンバってこと。
サンバは、「リオのカーニバル」で有名なブラジルの音楽。それに、クールな感覚のジャズを取り入れたもの。
「クールな感覚」・・・っていう事を、もう少し具体的に言うと、≪ビートをあまり強くせず、演奏も感情表現がオーバーにならないよう抑制し、歌詞にも知的な味わいが強い≫といったところ。
〜 ボサ・ノヴァの基本のリズム 〜
▼ ポルトガル語で「ボサ・ノヴァ」とは、「新しい方向」と言う様な意味。1958年頃、ブラジルで生まれました。
60年代、ジャズの本場、アメリカに広がり、1964年に※「イパネマの娘」が、爆発的にヒットして、ボサ・ノヴァは、世界的に流行していったのです。
※「イパネマの娘」・・・・イパネマは、リオの郊外のリゾート地。
この曲が、ボサ・ノヴァの一番の代表曲。
▼ 数年後、もう1度、「セルジオメンデスとブラジル’66」等が、ロックの快適なビートを取り入れて、ボサ・ノヴァは大人気に・・・!。
▼ 最近では、爆発的とは言えないけれど、「小野リサ」が有名かな・・・。
◆ 大人っぽく、クールに、この夏を過ごしたい方にぴったり!
車に、ボサ・ノヴァのCDを、ぜひ一枚。
僕のおすすめは、テナーサックス奏者、「スタン・ゲッツ」の
アルバムです。
当然、「イパネマの娘」が入っているのを・・・・。