カントリーおばさんの

<最終章>

「混色講座」-2
図-@


<あとがき>


カントリーおばさんの「混色講座」は
2007年3月の末に思い立ち、4月からブログを使って始めたものを
もう一度読み直し、写真等を追加してHP用に作り直しました


アクリル絵の具には沢山の色数があります
色を作らなくても、絵を描くのに困らないほど・・・
トールペイントの世界ではトールペイント用に作られた
もっと沢山の色の種類があります

現在、沢山の絵の具をお持ちになっている人もいるでしょう
いろいろな色を持っていることは素敵な事です
幅広い色の絵を描く事ができます

でも混色の意識を持たなければ、
これからも絵の具はどんどん増えていくばかりです

今持っている絵の具も、棚の中で硬くなって泣いてしまいます

是非混色にチャレンジして、色の特色を知り、
今ある絵の具も有効に使っていただければと思います

かの有名なレオナルドダビンチがモナリザを描いた頃は
絵の具は10色ぐらいしかなかったそうです

当時の画家さんはこれだけの色で描くのが当たり前だったのですね
モチロン色の貧しさなんて感じません

私は指定の色を使うことがありません

その便利さもわかりません

でも今の混色に不便さを感じることはありませんでした

どちらがいいのかとか・・・・・・そんな問題ではなく
これからずーってと絵を描いていく人の為には
色を作るという事、色を知るという事
これはとても必要ななことだと思います


     あなたも私といっしょに、この混色、挑戦してみてください(^^)V      


カントリーおばさん(辻 匡代)
今回の作品はコンマストロークで花びらを入れています
濃い花びらの色はシャドウ、薄い花びらの色はハイライトと
ほぼ同じ色を使っています

左から
(
+白)→(+白)→(+白)→(+白)→(こげ茶+白)

シャドウはそれぞれ同じ配色で白を少なくしたもの
ハイライトは(ベース+白)です
ここにある配色だけでも色の分量で数限りない色を作ることができます
あなたの好みの色はどれでしょう〜

図-A 上がベースの色、下がコンマストロークで花びらをいれたものです
図-A
実践のバラ、よく使いそうな色で何点か描いてみました

図-@ 上がベースの色、下がシャドウとハイライトを入れたものです