2007年11月11日(日) 曇り 釣り堀 傳八屋
尾鷲:干12:09 満6:42/17:35(大潮) 4番筏 9名
 今回は第7回吉野の浜ちゃん釣り大会に参加させていただいた。約3ヶ月ぶりの釣り堀釣行なので、早くから楽しみにしていた。あまりに久しぶりなので釣り方を思い出すべく毎日寝る前にはイメージトレーニングを欠かさなかった。
 午前2時半に自宅を出発したが、途中、松阪あたりから雨が降り出してきた。予報では明け方には止むとのことだったが・・・。松本餌店に着いた時にはほとんど降っていなかったが、傳八屋の駐車場に着いたらまた本降りになってきて、もう明け方だが本当に止むのか?と不安になる。6時前に受付に行き、話を聞くと今日は総勢74名の大会とのこと。とても大きな大会だが、相変わらず主催者の吉野の浜ちゃんの人脈は凄いと感じさせられた。傳八屋のお嬢さんでもあるすまいるさんとも久しぶりにお会いすることができ、すっかり話し込んでしまった。釣り座は抽選となり、私は4番筏の北東角(テント前)となった。4番筏での他のメンバーはカーク船長やJackyさん、魚かしマッキーノさん、赤ちゃまさん、ロードさん、kawamuraさんなどあちこちのBBSなどでお馴染みの方だ。
 今日は一般の方を先に送り、7時過ぎに筏に上げてもらった。全員、準備が整った時点で開始の合図があり、一斉スタートとなった。私は親父から「お土産をたくさん釣って来い」との指令を受けてきたので、まずは鯛狙いでスタートした。開始後、1分もたたないうちに隣の2番筏からは浜ちゃんの「青!」の声が聞こえてくる。そうこうしているうちにこちらでもカーク船長が青物をヒット。良型のヒラマサだったが、青イソメで誘っていたら食ってきたとのこと。「青物狙いに変えるべきか?」との思いが頭をよぎるが、ここで人に振り回されて自分の釣りを見失ってはろくなことがない・・・イメトレで組み立ててきた自分の釣りを貫き通すべし!と自分に言い聞かせて黙々と打ち返す。着色アマエビでチョンチョンとアタリが出るが、食い込まないまま止まってしまった。普通に竿下を狙っているとネットに掛かりやすかったので、腕を思い切り伸ばして前の方を狙い8〜8.5m付近をオキアミで狙っているとモゾモゾと当たりだした。焦らずじっくり食わせてアワセを入れると真鯛がヒット。無事にタモ入れしたが、針は唇の皮に掛かっていてぎりぎりセーフだった。カーク船長はコンスタントに真鯛などをヒットされており絶好調。9月のマルヨでの大会では優勝されるなど、最近はめっきり釣りの腕を上げておられるようだ。
 8時半頃に1回目の放流があり、真鯛、ツバス、シマアジが放流された。しばらくするとツバスラッシュが始まった。私もシラサで誘っているとラッキーなことにシマアジがヒット。9時半頃に親父から電話が入り、状況を聞かれるがこの時点で真鯛2、シマアジ1。「今一やなぁ・・・雨も上がってええ天気なんやが」と歯切れの悪い返事をしておいた。アタリが遠いのでエギを使って生簀の外でアオリイカを狙ってみる。4番筏と6番筏の間で底まで落とし込み、しゃくりながら巻き上げてくるとズシンとした手ごたえと共にヒット。ドラグがジジーとなったかと思った瞬間にフッと軽くなってしまった。かなり良型だと思われるだけにもったいない。
 10時頃に2回目の放流があり、青物の他に真鯛やイサキなどが放流された。竿をブリスペに持ち替え、活きアジを鼻掛けにして8m付近を狙う。ほとんどの人が青物を狙っており、緊張の瞬間だ。アジが暴れて穂先が踊っているなと思った瞬間、グーっと海中に引き込まれたので合わせるとヒット。カーク船長とおまつりになりながらやり取りしたが無事にカンパチをGETした。続いてkawamuraさんに青物がヒットするが、それ以降は続かなかった。冷凍イワシやチンチロイカで2本目の青物を狙ってみるが、真鯛にジビジビと餌をかじられる状況が続いたので、すぐに真鯛狙いに切り替えた。この頃から6〜7mくらいの浅棚で当たり出し、真鯛がポツポツと釣れた。続いてイサキが当たり出し、5匹連続GET。シマアジも1匹追加することができた。真鯛、イサキ、シマアジ共に餌はほとんどシラサエビだ。
 青物がもう1本ほしいので、昼食を取る間にアジを泳がせておいたがアタリなし。青物が2匹だけ浅い所をぐるぐる回っているが、餌を目の前に落としてもプイと横向いてしまう。kawamuraさんは見えていた青物に器用にもハリスを巻きつけて良型のヒラマサをGETされた。
 今回の大会は魚種によるポイント制だったが、私の釣果は真鯛8、イサキ5、シマアジ2、カンパチ1で4位と上位に食い込むことができた。すまいるさん作「爆釣祈願トトロ」の効力のおかげか??吉野の浜ちゃんファミリーは全員が上位入賞で奥さんはレディース賞をGETされており、底力の強さを思い知らされた。今日のアタリ餌はシラサエビだが、アタリが非常に小さく唇の皮一枚で掛かってくることも多かったので後半は飲み込ませて釣っていた。このところの冷え込みと今朝方の雨で急激に水温が下がったせいか?
 幹事の皆様のおかげで大変楽しい大会になり、お世話になりました。ありがとうございました。また次回開催される折にはよろしくお願いします・
■青物用タックル
竿:がまかつ ブリスペシャル4.0m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:5号ゴム張りガン玉(針上40cm.)
クッションゴム2.5mm×10cm.
ハリス:シーガー GRAND MAX6号 1m
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海9号2.7m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ2B〜3B
針:グレ8〜10号