2007年05月05日(土) 曇り 釣り堀 傳八屋
尾鷲:干0:54/13:10 満6:19/20:07(大潮) 2番筏 10名
 昨年12月に長女が誕生して以来、何かと釣行しづらくなっていた私だったが、ゴールデンウィークには釣行しようと同じ職場の中林さんと約束し、こどもの日の5月5日に10人で傳八屋に予約を入れておいた。私は親父と叔父の3名、中林さんが子供さんと叔父さんの計4名。あと3名程度、掲示板で募集したところ、はっせーさんグループ3名に参加していただくことになった。毎日釣果をチェックしていると、10sオーバーのブリやヒラマサ、カンパチなどの青物の他、今が旬の石鯛と石垣鯛がよく上がっており、期待が高まる。
 当日は実家に泊まり、午前2時半過ぎに出発。3時前に叔父を拾って伊勢自動車道を目指す。連休中ではあるが、さすがにこの時間だと道はガラ空きだ。4時半過ぎに松本餌店に到着し、ここで中林さんと合流した。松本ではシラサエビ1杯、マムシ1杯、生ミック、生オキアミLLを購入した。いつもなら石ゴカイを買っているところだが、今日は石鯛対策で奮発してマムシにした(^^;) 親父が青物対策にカツオを買いたいというので山北サニーズに寄り、40pくらいのソーダガツオが丸まま売っていたので購入した。自宅からは冷凍イワシ、着色アマエビなどを持参した。
 5時半過ぎに傳八屋の駐車場に到着すると、はっせーさんグループも来られていた。はっせーさんと出会うのは何年ぶりだろうか?あまりに久しぶりなので「生きてましたか?」と挨拶してしまった。10人分まとめて受付を済ませ桟橋に向かうが、久しぶりの釣行なのでワクワクして仕方がない。貸切組みということで一番船で我々は2番筏に渡していただいた。隣の1番筏は吉野のはまちゃんグループだ。
 お子さん連れの中林さんにテント前に入っていただき、叔父が北西のコーナー、私が南西のコーナー、私の右側に親父、東側一辺がはっせーさんグループとなった。朝一番は、準備が簡単な青物タックルをセットし、イワシを付けて棚8mに放り込んだ。誘いをかけながらアタリを待つが、全く反応がない。早々に見切りをつけ、小物狙い用に西海9号をセットした。着色アマエビで棚6〜8m付近を重点的に探ってみるがアタリはない。周りではポツリポツリと鯛が上がるが、あまり活性は高くないようだ。ふと網際に目をやると、魚が一匹うろうろしているのが見えた。体が長細いのでスズキか?シラサエビでちょっかいを出すと、すぐに食いついた。しかし、しばらくやり取りするが、グーっと締めこまれた瞬間にハリスが切れてしまった。う〜ん・・・しばらく釣りをしていなかったので勘が鈍っているのか?それともハリスが劣化していたのか・・・いずれにしても初ヒットだったので縁起が悪くショックが大きい。気を取り直して丹念に探ることにするが、網が吹け上がっているのか根掛かりが多発する。7m付近を探っているとようやく真鯛がヒットした。餌は生ミック。連続ヒットしないので今度はオキアミに変えると可愛らしいイサキがヒットした。
 8時半に1回目の放流船がやってきて、真鯛やシオ、イサキなどの他、良型の石鯛が放流された。放流後も活性は上がらず、誰の竿も曲がらない。ふと竿下を見るとシマアジのように見える魚が群れで回っているので、生ミックでちょっかいをかけてみるが、見向きもしてくれない。小さな平子イワシをヒラヒラとさせていた親父にヒットしたが、この魚の正体はシオだった。この平子イワシでしばらくシオラッシュが続くが、私は1匹獲っただけで終わってしまった。シオラッシュの後、ソーダガツオの切り身を投入していた親父にヒラマサがヒットした。
 9時半頃の2回目の放流タイムは青物が中心だった。ほぼ全員が青物仕掛けを投入し、アタリを待つ。私も活きアジを泳がせているとブリスペの穂先がモゾモゾとお辞儀しかけた。一旦、穂先が上がってくるものの、再びお辞儀したところで大アワセを入れるとヒット。難なくあしらい、60pくらいのカンパチをGETした。この放流でもあまり活性は上がらず、2本目の青物狙いから早々に鯛狙いに切り替えた。ミック、オキアミ、シラサエビといろんな餌を使いながら誘いまくるが、なかなかヒットしない。魚があまり回っていないようで、北西のコーナー付近でばかり頻繁にアタリがあるようだ。
 11時頃にふと私の竿下を見ると、4mくらいの深さの所で網際に1匹の魚がウロウロしているのが見えた。朝に比べると潮が濁ってきており、魚種を確認するのは難しかったが、石鯛の可能性があるのでマムシで様子を見ることにした。目視では餌を突いているかどうかわからなかったが、上下に誘っていると穂先が大きくもたれたので大アワセを入れた。強烈に締めこまれたが、体制を立て直してやり取りすると石鯛の姿が見えた。慎重にやり取りして親父の差し出すタモに収まったのは、良型の石鯛だった。その後は、北西のコーナーではコンスタントに竿が曲がっているものの、私は魚の食い気を誘うことができずに納竿となった。
 今日の釣果は鯛4、イサキ1、カンパチ1、シオ1、石鯛1。爆釣はできなかったが、お目当ての石鯛も獲れて久しぶりの釣りを楽しむことができた。しかし、バラシも多く課題の残る釣行となってしまった。ご一緒いただいた皆様、ありがとうございました。
■青物用タックル
竿:がまかつ ブリスペシャル4.0m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:5号ゴム張りガン玉(針上10cm.)
クッションゴム2.5mm×10cm.
ハリス:シーガー GRAND MAX6号 1m
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海9号2.7m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ2B〜3B
針:グレ8〜10号