2007年04月13日(金) 晴れ ダイビングハウス石垣島
平良:干10:17/22:48 満4:48/16:03(若潮) 5名
 今回は社内旅行で4月13日(金)から15日(日)の2泊3日で石垣島へ行くことになった。従業員が多いため石垣島の他に北海道や九州など、コースがいくつかあったが、滅多に行くことのできない石垣島を選んだ。さらに石垣島旅行は釣り、シュノーケリング、ダイビングとオプショナルツアーが用意されていたが、当然ここは釣りに出かけることにした。石垣島ツアーは合計13名で釣りは5名、シュノーケリング7名、ダイビング1名となった。釣りは同じ部署に所属して、いつも一緒に傳八屋へ行く中林さんも一緒だ。
 当日は朝5時に会社を出発し、会社のバスで関西空港に向かった。7時頃に関西空港に到着し、搭乗手続きを済ませてからコーヒーを飲んで8時10分のフライトを待った。2時間ほどで那覇空港に到着し、さらに乗り換えること50分で石垣空港に到着した。那覇空港では雨がひどかったが、こちらは晴れ、気温は26℃。湿度はあまりなく、とても爽やかだ。空港で昼食を済ませてから宿泊先である全日空ホテル&リゾートへ向かう。ホテルに荷物を置き、準備をしてから石垣港に向かった。
 今回お世話になるのはダイビングハウス石垣島。我々5人だけでの出船だ。ほとんど釣りをしたことがない人もいたが、船長がばっちりサポートしてくれるそうだ。全員乗り込むと、凪の海をゆっくり船が走り出した。石垣港を出発し、竹富島との間を通過して1時間ほどかけてポイントに向かう。タックルは予約時にレンタルをお願いしておいた。2.7m、60号くらいの船竿で、オモリ50号の胴突き1本針仕掛けだ。針は15号くらいの伊勢尼針のようだ。船酔いする人が多いため、ポイントに着いてからタックルの準備をすることにした。今回はパラシュートアンカーを打っての流し釣りだ。
 最初のポイントは水深40m。釣り座は潮流の関係なのか、船長の指示で釣りの心得がある人が右舷に入るようにとのこと。しかも私以外は船酔いが心配な人ばかりなので、私が右舷ミヨシに入ることにした。底は岩礁で、根掛かりに注意しながら底を狙う。餌は秋刀魚の切り身を付け、途中で餌が落ちないようにイカの短冊を付ける。一気に底まで降ろし、根掛かりを避けるために底に着いたらすぐにリールを2〜3回巻く。時々、オモリで底を叩くようにしながらアタリを待っていると、プルプルとアタリがあった。しばらく待って合わせるが空振り。いったん仕掛けを回収し、餌を付け直して再度投入。またしばらくするとプルプルとアタリがあるので、タイミングを見計らって(ほとんど勘だが^^;)、軽く合わせを入れると針掛かりした。慎重に巻き上げてくるが、取り込み寸前でバレてしまった。オチョボ口で、どうやらフエフキダイの仲間のようだ。魚の割りに針と餌が大きいので、きちんと針掛かりしていなかったのだろう・・・これは、合わせを入れず、向こう合わせで掛けた方がいいのか?と思い、ここからは大きな合わせを入れずに竿先が絞り込まれるのを待ってから巻き上げることにした。2〜3回餌だけ取られたが、何とか初獲物をGET。25pくらいの現地ではクチナジと呼ばれるアミメフエフキダイだ。他のみんなは底取りや魚のアタリがよくわからずに苦労されているようだ。
 アタリが遠のくとポイントを移動した。次に行ったポイントは先ほどより少し深く、水深50mくらい。ここも先ほどと同じような岩礁地帯で、根掛かりに注意しながら丹念に底を探る釣り方となる。ここはシロダイと呼ばれる真鯛を白くしたような魚が釣れるポイントらしいので期待しながら探っていると、プルプルとした手応えでまたクチナジが上がった。クチナジは口が小さいため、頻繁にアタリが出るがなかなか針に掛かってくれない。こんな調子でポイント移動を繰り返しながら、次のポイントでもクチナジを1匹、最後のポイントではミーバイと呼ばれるハタ科の魚をGETした。このミーバイは1,800円/sと現地でもかなりの高級魚らしい。今回のは25pくらいだったので、もう少し大きければかなりの値打ち物だ。30分延長してもらったが、結局私が4匹。後のみんなは0〜3匹という結果に終わった。船釣りに慣れていない人ばっかりだったので底取りや魚のアタリを取るのに苦労されていた。前日には6s級のミーバイも上がったということで、大物の魚影も濃くジギングの好ポイントにもなっているようだ。
 釣った魚は船長と知り合いの寿司屋で煮付けにして頂いたが、大変美味しかった。次回、もしここに来る機会があればジギングにもチャレンジしてみたい。