2006年10月01日(日) 曇り後雨 あけぼの旅館
舞鶴:干15:39 満6:12(小潮) 西側筏 3名
 前回(9月10日)に、ここ福井県敦賀市手へアオリイカ狙いできたがコロッケサイズを5杯といまいちの釣果だった。それから敦賀近辺の釣り筏や貸しボートの釣果を毎日こまめにチェック・・・徐々にではあるが、型も良くなってきているようだ。大小交じりで数もそこそこ上がり、今がチャンス!ということで釣行を決めた。今回は親父が防災訓練で行けないとのことだったので単独で釣行した。
 前日は実家に泊まり、午前3時前に出発した。前回のリベンジを達成すべく今日の作戦を練りながら車を走らせ、敦賀を目指した。今回は餌屋には寄らないつもりだったが、鯵カラーのエギが気になって仕方がなかったので、餌屋に寄って探してみた。鯵カラーではなかったが背中がオリーブ色で腹が蓄光タイプのほぼイメージ通りのエギがあったので購入した。
 4時半過ぎに、あけぼの旅館に到着した。船着場の水銀灯の下でタックルの準備をし、荷物を船に載せて出船を待つ。水銀灯の下にいる間は蓄光タイプのエギにはたっぷり光を当てておいた。日の出も徐々に遅くなってきているようで、5時半頃に出船した。東側(奥側)の筏は10人の団体さんが貸切予約されていたので、西側の筏に渡してもらう。3人で筏に上がったが、私を含めて二人がエギング、もう一人はチヌ釣りだ。3人だけなのでゆったり釣れるのが嬉しい。最初に選択したエギは2.5号のキャンドル・・・前回もよく当たっていたエギだ。まだ薄暗かったので、遠投せずに南側の岩場の方へちょい投げして、60秒フォールさせた。糸ふけを取りながら小さなジャークを1〜2回入れてステイ、次に大きく2段シャクリ、そしてフォール・・・次の瞬間にラインに違和感を感じたので竿をしゃくるとヒットした。慎重に巻き上げると、前回より少し大きくなった食べ頃サイズが上がった。今日はこのパターンのシャクリが当たりだったようで、その後も入れ乗りとなった。キャストする向きを東向きに変え、筏と筏の間を攻めると、リールからラインを引っ張り出す奴がヒットした。竿もよく曲がっている。慎重にやり取りして筏の上に抜き上げたのは胴長20p超の良型で、とても嬉しい1匹となった。
 6時半過ぎに犬の散歩をしていた親父から電話が入る。
(親父)「おはよう、どないや?」
(私)「何してんねん、早う来なあかんがな。入れ乗りやで。今15、6釣れたんちゃうかな?」
(親父)「はぁ!?くそー!あーーーワシも行きたいやんけー!腹痛い言うて防災訓練断ったら良かった!」
(私)「・・・・・・ははは(^^;)」
かなり悔しがっていたようだ。8時ごろになると乗りが悪くなってきたが、エギの色をチェンジしたり遠投したりして、単発ではあるが、ポツポツと拾い釣りをした。この頃は薄日が差していたので、エギの色はピンクマーブルやオレンジなど、鮮やかな色のものを選択して攻めた。サイズはとりあえず2.5号のまま。また南側の岩場近くまで遠投すると、この辺りは海草がたくさん生えており、根掛かりはしやすいが大物がヒットする確立が高い。ただ、根掛かりしても海草なのでゆっくり引っ張ってやればエギをロストする確立は少ない。
10時頃になると徐々に雨雲が広がってきて、ポツポツと雨が当たるようになってきた。これはまた蓄光型が当たるのではないかと思い、来る途中に餌屋で買って来た2.5号のオリーブ色にチェンジし、フルキャストで攻める。これが功を奏し、2投に1回くらいの割合で乗ってくる。筏を係留しているロープ近くを狙うと良型がヒットしてきた。良型は慎重にタモでGET(^^;) 型が欲しいので、エギを3号や3.5号にサイズアップして底付近を中心に攻めまくるが、なかなか良型はヒットしてくれない。
 お昼前に一緒に釣っていたエギングの方が納竿されたが良型も何匹かGETされ、満足されたようだった。私はせっかくの入れ乗りモードをもう少し堪能しようと昼食を取って頑張ったが、13時を回ると雨が本格的に降ってきたので、ここでギブアップした。
 本日の釣果は胴長15p前後を中心に25pクラスの良型も数杯おり、全部で49杯となった。10pに満たないような小さなものはリリースしていたので、60杯近くヒットしていたと思う。今年も去年に引き続き、サイズにかなりのバラつきがあるようだ。今後はさらにサイズが大きくなり、警戒心も強くなってくるので、ヤエンや泳がせ釣りで狙ってみるのも面白いと思う。
■エギングタックル
竿:TIE−UP SQUID SNIPER改83M(8.3フィート 2ピース)
リール:SHIMANO アルテグラ2000
道糸:PE1号
リーダー:トルネードVハード1.5号 1ヒロ
エギ:2号〜2.5号