2006年09月10日(日) 曇り後雨 あけぼの旅館
舞鶴:干9:44/22:30 満3:40/16:10(大潮) 西側筏 4名
 朝夕だいぶ涼しくなり、虫の声も聞こえてきてずいぶん秋の色が濃くなってきた。この頃になると気になるのがやはり北陸のアオリイカ。小型ながら上がっているという情報もちらほら聞こえてきたので、我慢できなくなり急遽釣行を決心。先週のぶらニャン杯から2週連続釣行ということで、妻に恐る恐る釣行許可を申請すると、何とか承認を得ることができた(^^;) 親父は8月28日に釣行しているが天気に祟られてチビイカ2杯で終わったようだ。今回はそのリベンジも兼ねて親父と一緒に行くことにした。
 前日の夕方に実家に帰り、釣行に備えた。天気が心配されたが予報によると午後に崩れそうだ。当日は午前3時前に出発し、久しぶりに走る湖岸道路を北上し、敦賀に向かった。風は多少あるものの雨は降っていない。親父は餌釣りもやるのでサビキでアジを確保するということで、途中のなかむら餌店に寄って解凍済みアミエビを1袋だけ買った。
 すんなり来れて4時半頃に到着した。先に荷物を船に積み込み、まだ出船まで時間があるので、港の水銀灯の下でタックルの準備をした。5時過ぎに船長が起きてきて、私ら2人はチヌ釣りの2人組みと一緒に西側の筏に上がることになった。4人ともが岩場の方(南側)を向いて竿を出した。まだ日が昇っていないので、港の水銀灯で十分に蓄光しておいた2.5号のアオリQ(キャンドル)を選択し、10mくらい先に投げて60カウント沈めて、大きくシャクリながら巻いてくる。途中、キュンという心地よい感触でヒットし、まずは10p足らずのチビイカをGET。例年であれば今頃はもう少し大きくなっているのだが、今年は初夏が長雨で水温がなかなか上がらなかったので産卵が遅かったとのこと。エギをしゃくっていた親父にもヒットしたが、水面近くでばらしたようだ。
 日が昇ると完全にアタリがなくなった。船長の話によると、ここは南風が吹くと潮が澄んでしまうとのことで、今回もかなり潮が澄んでいる。岩場近くまで遠投したり、エギをいろいろ変えながらイカにアピールするが、まったくアタリがない。サビキをやっている親父には5pくらいの豆アジが入れ食いだ。この状況ならイカはいるはずなんだが・・・。隣のチヌ釣り師二人組はコッパグレの餌取りに悩まされているようだが、時々30pオーバーの良型グレが上がるようだ。隣の筏の家族連れにも30pくらいの真鯛が上がるなど、魚達の活性は高いようだ。
 11時頃から雨が本格的に降ってきたが、めげずにキャストしていると、久々にヒット。キャンドルに交換した途端にきた。上げ潮になってきて潮が動き出し、濁りも出てきたから今がチャンスか?連続ヒットはないが、アタリがなくなるとエギを交換するなどすると、ポツポツとヒットした。足元にも結構いるようで、3mくらいの深さの所でエギを躍らせていると、どこからともなく2〜3匹のイカが現れてくる。これらはかなり小さく、なかなかエギを抱いてくれないが、根気よく誘っていると釣れた。
 午後3時半ごろになると再び潮止まりとなり、イカの気配がなくなったのでここで納竿とした。私が5杯、親父が2杯と貧果で終わった。今後はもっと型も良くなり、もうしばらくは2.5〜3号くらいのエギで数釣りが楽しめるだろう。
■エギングタックル
竿:TIE−UP SQUID SNIPER改83M(8.3フィート 2ピース)
リール:SHIMANO アルテグラ2000
道糸:PE1号
リーダー:トルネードVハード1.5号 1ヒロ
エギ:2号〜2.5号