2006年07月23日(日) 曇り時々雨 釣り堀 傳八屋
尾鷲:干10:38/23:10 満3:24/17:52(中潮) 2番筏 9名
 6月の休日出勤の代休を7月24日に取れたので、日曜日の夜からイカ釣りに行こうかと思ったが、天候が悪くて荒れていそうなので釣り堀に行くことに・・・幸い、23日の日曜日が比較的空いてそうなので予約を入れた。
 天気予報を見ると傘マークのみ(TT) 土用の丑だというのに梅雨明けしないとは・・・九州地方ではわずか3日間で1200mmの雨が降るなど、今年も異常気象なのか!? ぼやいても仕方が無いので、久しぶりに合羽を着ての釣りを覚悟して行った。今回は親父、叔父、私の3人なので前日に実家に帰ってから出発した。
 2時30分に実家を出発し、叔父を迎えに行ってから三重に向かう。途中、土山を通過する頃には猛烈な雨に見舞われて気が滅入る。南へ行くほど天気が悪くなると思っていると、伊勢自動車道に乗る頃には道路が乾いており、ほとんど雨の降った跡を見ないまま玉城を降りた。松本に寄り、生ミック、シラサエビ、石ゴカイ、チンチロイカを購入した。自宅からは着色アマエビ&ササミ、冷凍イワシ、キビナゴ、オキアミを持参し、活きアジは傳八屋で買うことにした。5時30分頃に傳八屋に到着するが、駐車場はガラ空き。雨との予報で予約が少ないのか? しかし空模様は曇り。雨も降らず、筏の上も空いていればラッキーなのだが。
 受付を済ませて桟橋で出船を待っていると、いつもの日曜よりは釣り客が少ないようだが、やはりそこそこのお客さんが来ているようだ。
 6時半頃に出船し、2番筏に上げてもらった。我々3人は港側の1辺に釣り座を構えた。まずはブリスペをセットし、キビナゴを付けて赤青両方狙いで探ってみる。最初にアタリがあったのは冷凍イワシで探っていた親父で、ゆっくりやり取りしてカンパチが上がった。これに続きたいところだが、こちらには黒ソイが上がった。叔父の右側(山側のコーナー)で竿を出していた人は真鯛を連続ヒットさせており、叔父にも真鯛が上がった。
 朝一の時合いが終わってしまったので、西海9号をセットして真鯛狙いに切り替えた。着色アマエビ、オキアミ、シラサ・・・と餌をローテーションさせながらトイレ側のコーナーを丹念に探るが、全くアタリがない。それでも叔父とその右側の人にはポツポツと真鯛が当たっているようだ。仕方なく親父の右側を探らせてもらうと、ようやくイサキがヒットした。
 8時頃に1回目の放流があり、真鯛やシマアジが入れられた。少しは活性が上がるかと思ってシラサで誘ってみるが全くアタリがない。そうしているうちに、ミックで探っていた親父にアタリがあり、またしても青物がヒットしたようだ。慎重にやり取りしているようで、カンパチが上がった。私もチンチロイカで誘い上げたり、いろいろと試してみるが青物からの反応はない。とりあえず網際を丁寧に探り、イサキをポツポツと追加した。
 9時過ぎの2回目の放流では、青物数本と一緒に鯛やイサキなどが放流された。今日の傳八屋のアジはかなり小さかったので、尻尾の付け根付近に針を刺し、棚8mで泳がせた。しばらくするとモゾモゾとしたアタリが出た。ソイでも食ったかな?と思い、竿がもたれた所で大アワセを入れるがズシンとした青物の手応え!「青」と声を掛けるが、すぐに走ったので何人かとオマツリになってしまった。それでも仕掛けがシンプルなので、絡んだ糸はスルスルと下に降りてくれるので何とか助かり、レギュラーサイズのワラサをGETした。放流の効果があったようで、この後も何本か青物が上がり、親父もワラサを追加した。
 青物の時合いが落ち着いたら、網際を探って数を伸ばすことに。スカリの真下くらいにグレの群れが泳いでいるのが見えたので、石ゴカイでちょっかいを出すことにした。なかなか食いついてくれないが、誘いをかけたりしてグレとの根競べをすると、ついに突っついてきた。魚は見えているが竿先でアタリを取り、じっくり食い込ませた所で合わせるとグイーっと竿が曲がって心地よい引きを見せてグレが上がってきた。同じ虫餌で棚を6mくらいにするとイサキがヒットする。シラサと石ゴカイを織り交ぜながら誘いまくり、コツコツと数を伸ばした。
 そんな中、シマアジを狙おうと必死になっている親父の竿に4本目の青物がヒット。私は仕掛けを上げ、針に付いた石ゴカイが干からびないように海中に漬けておいて親父のタモアシストに回った。無事にカンパチをタモ入れした後、自分の仕掛けを投入し直そうと竿を持つとグレが掛かっていた(^^;) シマアジは長竿で生簀の中心近くの底を探っていた方に集中的に当たりがあった。結局、私の釣果は真鯛2、イサキ8、グレ2、ソイ1、ワラサ1。親父は真鯛5、ワラサ2、カンパチ2。叔父は鯛10匹くらいだった。アタリ餌は石ゴカイ、シラサエビ。全体的にとても食いが小さく、慌てずに掛けることが重要だった。
■青物用タックル
竿:がまかつ ブリスペシャル4.0m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:5号ゴム張りガン玉(針上10cm.)
クッションゴム2.5mm×10cm.
ハリス:シーガー GRAND MAX6号 1m
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海9号2.7m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ2B〜3B
針:グレ8〜10号