2006年04月01日(土) 晴れ 釣り堀 傳八屋
尾鷲:干13:33/1:11 満7:00/20:10(中潮) 1番筏 12名
 去年の5月から釣堀に行っていない同じ会社の中林さんと傳八屋に行こうということになり、予約を入れた。メンバーは中林さんと前職の時の後輩の中島君、私とうちの親父の4人。天気予報では当日の天候は晴れで気温も上がりそうだ♪しかし、前日までの数日間は雪が降るなどかなりの冷え込みで、当日の水温への影響が懸念されるところだ。
 松本餌店に4時半集合ということになっていたので、前日に実家に帰り2時45分に出発した。途中、日野町内の道路端にある温度計を見ると、−3℃となっている。そこまで寒いようには思わないのだが・・・伊勢自動車道に乗り、無事に時間までに松本餌店に到着。車外に出てみるとさほど寒くなく、風もほとんどない。絶好の釣り日和になりそうだ。無事に中林さん達と合流し、餌を購入していざ傳八屋へ。餌はシラサエビ、マムシ、生ミック、カメジャコ、冷凍イワシ・キビナゴを買った。前回の残りのオキアミ、着色アマエビ、秋刀魚などを家から持参した。
 受付を済ませ、桟橋で出船を待つ。今日は満員で筏の割り振りに時間がかかったのか、いつもより少し遅めの出発となり、7時15分頃に1番筏に上がった。ここは小筏ながら足場が綺麗で広く、とても快適だ♪港寄りの1辺に私ら4人が釣り座を構えた。今回はおニューの青物竿「がまかつブリスペシャル4m」の竿下ろしだ。(実は先日、妻が使ったが○ーず竿><) 冷凍イワシを5Bオモリで沈め、棚8mに落ち着かせてアタリを待つ。その間にいつでも鯛狙いに切り替えられるようにサクラ西海もセットした。
 イワシを躍らせて誘いをかけるが、食いついてくる気配はない。親父は鯛狙いで頻繁にアタリがあり、アワセのタイミングが合わずに苦労しているようだが、それでも真鯛をGETした。餌はアマエビとのこと。私も鯛狙いに切り替え、手始めにオキアミを付けて5m付近から小さく誘いながら徐々に深い棚を探っていく戦法をとった。7m付近で誘っているとラインにテンションがかかったままになったので、ゆっくり聞いてみるとプルプルとした魚信がわずかに伝わってきたので大アワセを入れると、可愛らしいイサキが上がってきた。やはりここ数日の冷え込みで水温が下がったのだろうか、居食いのような非常に細かいアタリだ。アタリがあったら同じ餌で同じ棚へという定石通り、オキアミで鯛やイサキを何匹かGETした。アタリが遠のくと餌のローテーションをおこなう。石鯛にアピールするためにマムシを多用するが、掛かってくるのは真鯛だ。今までほとんどハズレ餌になったことのないシラサエビは、今日は反応がいまいち。青物に固執されていた中林さんも鯛狙いに切り替え、お土産を確保されている。私も数を伸ばそうと再びオキアミで探っていると、グーっと穂先がもたれたので合わせると、青物のようなズッシリした手ごたえ。慎重にやり取りしていると、尻尾の方からカンパチが上がってきて無事にGET。誰かがスレで掛けて切られた仕掛けに私の針が掛かっていたのだ(^^;)
 8時半頃に真鯛やシマアジなどが放流された。それまでほとんど竿が曲がっていなかった対面でもこの放流で少し活性が出たのか、ポツリポツリと鯛が上がりだしたようだ。シマアジが欲しいので、生ミックをメインに餌を変えながら探ってみるが、魚はあまり興味がないようだ。ようやくヒット!と思いきや、元気なツバスが上がってきてガッカリ>< 原点に返り、網際をオキアミで探ってみると、イサキや鯛がポツポツと反応してくれる。今日はうちの親父もいつになく好調なようで、コンスタントに真鯛を上げているようだ。そして、底付近を探っていた私に再び青物の手ごたえが・・・あまり走り回らないが、これも慎重にやり取りしていると、またカンパチが尻尾から上がってきて無事にGET。今度は尾びれにしっかりと私の針が掛かっていた(^^;)
 9時半過ぎ、本日2回目の放流があり、今度は青物を中心に生簀に放り込まれた。活きアジを付け、棚8.5m付近に泳がせてアタリを待つ。しかし、青物の活性はほとんど上がらず、対面でヒラマサが1本上がったのみ。私は秋刀魚のブツ切りで探っていた時に一度だけガツンと反応があったものの、一瞬で終わってしまったためアワセられず>< その後もイワシやキビナゴで探ってみるが反応は無く、真鯛狙いに切り替えた。
 放流後もオキアミに結構アタリがあるが、朝一番よりアタリが小さくなり、タイミングが合わずに空振りが増えた(>_<) シラサエビやマムシもローテーションさせて何とか真鯛、イサキを追加。オキアミに2回ほど青物がヒットするが、一回はリールから全部ラインを出されてしまいバラシ・・・釣行前に大丈夫かな?とちょっと不安だったが、やはりケチらずに巻きなおしておけば良かった(>_<) もう一回は私の真下に沈んでいる障害物らしきものに引っ掛かって上がってこなかった。
 しばらくすると、アワセのタイミングが合わずに空振りばかりしていた親父がついに生ミックでシマアジをヒット!私も生ミックに変え、底付近をさぐるとモゾモゾとした合わせ所の無いアタリが・・・じっと我慢しているとグーっと穂先が入り込んだので合わせを入れるが、合わせの瞬間に手が滑って我が愛竿「西海」を落としてしまった。すぐに拾おうと手を伸ばすが届かず、魚がついた竿はあっという間に沈んでしまった(>_<) 底取りゴムで沈んだとこら辺を引っ掻き回すが上がってこない・・・そうしているうちに活きアジを泳がせていた中林さんに青物がヒット!しばらくのやり取りの末、カンパチの姿が見えた。さらによく見ると、その下に私の西海がぶら下がっている!!慎重にタモ入れをして、カンパチも西海も無事に回収(^^) 中林さんとカンパチ君に感謝!ショックが大きく、落ち込んでいたが、一気に気持ちが晴れた。
 そこからは完全にリズムが乱れてしまった。ずいぶんロスしたので取り替えそうと頑張るが、またしても西海に青物がヒットしてしまう・・・無事に取り込みたいところではあるが、また障害物に引っ掛かってしまったようで、ある所まで巻くと、そこから全然上がらない。ダメで元々とラインを手で手繰り寄せてみるが、やはり切れてしまった。
 結局リズムが乱れてからはほとんど釣果は伸びず、鯛7・イサキ4・ツバス2・カンパチ2で終わってしまった。親父がいつになく健闘し、鯛9・ツバス5・シマアジ2。中林さんもカンパチ2本をはじめ、鯛・ツバス、中島君も大鯛を含めそこそこの釣果だった。私はいつも竿は手持ちなので魚に持っていかれることはない、と尻手ロープを付けていなかったが、やはりこういうこともあるのか・・・と反省。次回からはきちんと尻手ロープを付けて望みたいものだ。今回の釣行は反省点がめちゃくちゃ多かったが、春の陽気の中で楽しく釣れた。水温も徐々に上がってきており、青物も活発に動き出すと思う。皆さんも是非このチャンスに釣行されてみてはいかがだろうか。
■青物用タックル
竿:がまかつ ブリスペシャル4.0m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:5号ゴム張りガン玉(針上10cm.)
クッションゴム2.5mm×10cm.
ハリス:シーガー GRAND MAX6号 1m
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海9号2.7m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ2B〜3B
針:グレ8〜9号