2006年01月03日(火) 曇り時々晴れ 釣り堀 傳八屋
尾鷲:干1:41/14:04 満8:39/19:31(中潮) 3番筏 10名
 毎年恒例の正月の初釣りということでHGの傳八屋に釣行した。昨年は引越し、結婚・・・と何かと忙しくて釣行回数も少なかったが、傳八屋には実に半年ぶりの釣行となってしまった。私と親父、叔父の3名にWさんら4人の計7名で予約を入れていたが、当日はカトキチさんご夫妻ととーますさんも一緒に釣ることになり、計10名で3番筏に入れていただくことになった。
 週間予報を見る限りでは天候が心配されたが、当日は風があったものの比較的暖かくて良い日になった。連日10kg.オーバーの大ブリが放流され、新春企画としてクエマスまで放流されるとのことで、何としても釣りたいところだ。久しぶりの釣行に加えて、釣りたい魚がいっぱいいるので、前日はイメージトレーニングをしながらゆっくり休んだ。午前2:30に起床し、3時頃に叔父を迎えに行った。
 4時半過ぎに玉城ICに到着し、まずはえさきちに寄る。シラサエビの大きさを見ると割と大粒のものが揃っているので、ここでシラサエビ1杯、生ミック、オキアミ、石ゴカイ、エビ団子の素を購入した。家からはヒイカ、秋刀魚、鰯、キビナゴ、着色アマエビを持参した。
 駐車場に到着すると、車がびっしり止まっており超満員のようだ。受付を済ませて準備をし、Wさん達やカトキチさん達と挨拶をし、しばし雑談。一番船で3番筏に送っていただき、7時に釣り開始。私は北東のコーナー付近に釣り座を構え、青物タックルに鰯を付けてスタートした。誘うとモゾーっとしたアタリが出るが、食い込まないままアタリが止まってしまった。周りではポツポツと鯛がヒットしている。私も鯛用に西海をセットし、まずは筏に上がった時から気になっていたグレの大群にちょっかいを出すことにする。石ゴカイを棚2mくらいにいる群れの真ん中に落とし込む。コツコツと突きに来るが、なかなか針に乗らない。3回くらい空振りしたので、とりあえずお土産確保ということでグレを無視して鯛を狙う。着色アマエビで狙ったがアタリが遠いのでシラサエビに変えると、すぐにコツコツとアタリが出て1匹目をGET。立て続けに2匹くらいGETしたところで、再び目の前をうろちょろしているグレの討伐作戦を展開することに。今度は小さめの石ゴカイを選って落とし込む。穂先がグーっとお辞儀したところで合わせを入れるとバッチリ針掛かりした。この要領で3匹連続GETし、8時半頃に一回目の放流を迎えた。
 青物が2本とシマアジ、真鯛などが放流されたが、ここは活きアジで青物を狙ってみることにした。しかし青物がヒットする気配はなく、鯛狙いに切り替えた。放流後もシラサエビがよく当たり、鯛が何匹か立て続けにヒットした。さらにシラサエビで誘っていると、鯛とは違うズシンとした手ごたえが・・・やり取りを続けていると、丸々と太ったブリが姿を見せた。タモの届くところまでなかなか上がってこないので、しばらく頑張っているがチモトのところでライン切れしてばれてしまった(>_<) 鯛を何匹か連続でヒットさせたまま針を結び直していなかったので、もたなかったようだ。またご迷惑をおかけしてしまいました・・・ごめんなさい。
 10時頃には2回目の放流船がやってきた。ブリをはじめとする青物、鯛、最後に良型のクエマスが放流された。ほぼ全員が青物狙いのようだが、最初にヒットしたのは左隣のWさんのお連れさんでカンパチが上がった。次に私の浮きにボコボコと反応が現れ、ゆっくり沈んでいったので合わせを入れるとズシンとした手ごたえ。前方に走られて親父の仕掛けと絡んでしまったが、親父が当たりだと思って大合わせを食らわせてしまったのでラインブレイクでバラシ(>_<) その後は青物がヒットする様子もなく、鯛狙いに切り替えた。水面近くに見えているグレは朝一とは違い、目の前に餌を落としても見向きもしない。潮が済んでいるので下の方には青物の群れが見えるが、こいつらもヒイカで誘っても知らん顔だ。やはり鯛狙いということでシラサエビをゆっくり落とし込み、6mくらいでいったん止めて様子を見ると、すぐに食ってきて真鯛をGET。同じ要領で、棚を広く探りながら真鯛をポツポツと拾っていく。これを見ていたWさんも竿を持って来られるが、不思議なことにWさんが来るとアタリが止まってしまった(^^;) アタリが止まるとイカで誘って青物を狙ってみるが食いついてこない。再び鯛狙いに切り替えて、餌をオキアミに変えてみるとまたアタリが出だした。
 お昼頃には風が強くなり、穂先がぶれてアタリが取りにくくなるが、それでもわずかな竿のもたれを見逃さないようにして真鯛をポツポツと上げた。青物が欲しいので、最後の20分くらいは活きアジとヒイカで青物狙いをしてみたが、ヒットすることなく納竿時間を迎えてしまった。
 今日の私の釣果は鯛16・グレ5。親父は鯛7・シマアジ2、叔父は鯛3。アタリ餌はシラサエビ、オキアミ。このように寒くて風の強い日は、お日様が少し顔を見せて風が緩やかになった時がチャンスだ。筏の上でご一緒いただいた皆様、ありがとうございました。
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海9号2.7m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ2B〜3B
針:グレ9〜10号