2005年10月30日(日) 晴れ あけぼの旅館
舞鶴:干6:44/19:02 満0:53/12:39(中潮) 港側の筏 7名
 釣りの本格シーズンとなり、釣り堀は休日には全て満員状態となる。釣り堀にも行きたいが、たまにしか行けなくなってしまった釣りなのでのんびり釣りたい・・・ということでこの秋は近場の敦賀で半日程度アオリイカを狙うのがメインとなってしまった。去年、不調だったアオリイカが今年は越前海岸周辺でも好調ということなので、なおさらである(^^;)
 9月には2回の釣行で26杯を獲ったが、10月に入ってからは型が良くなって数釣りはできなくなった。連休最終日となる10月10日に休日出勤明けだったが釣行し、疲れと大型の河豚の回遊のせいか、たった1杯に終わった。10月30日、この日も午後から用事があったが、午前中だけということで無理やり釣行してしまった(^^;)
 午前5時半頃にあけぼの旅館に到着。敦賀付近は前日に通過したので、この日も風が残っていると予想したが、思いの他、風は穏やかだった。しかし旅館のご主人によると前日はかなり荒れたらしく、かなりウネリが残っていた。チヌ狙いの方も2人来られていたが、私たちは手前の筏、チヌ狙いの人は奥の筏に上げていただいた。今までは餌釣りをメインとしていたが、9月にエギングで数釣りを堪能してからはすっかりエギングにはまってしまった。
 アオリイカが大きくなっていると思われるのとウネリが酷いのでエギ王Q3.5号のエギ(背面ピンク腹面オレンジ)をチョイスした。沈下速度は3〜3.5秒/mということで、この釣り場では40秒くらいで底につく。前回、大きくしゃくると反応が良かったので、今回も大きめにしゃくりながらHPSJ(ハイピッチショートジャーク)もミックスしながら攻める。うねりのせいで海草が立ち上がっているのか、根掛かりが多発した。引っ張ればすんなりと外れ、エギをロストしなかったのが不幸中の幸いである。しかし、アオリイカの気配はまったく無い。まだ、辺りは薄暗かったので日が昇ってからに期待した。
 しかし、日が昇ってもウネリがおさまらず、アオリイカの気配も感じられない。このウネリがおさまらないことには期待はできない・・・それでも諦めずにエギをいろいろチェンジしながら、ひたすらしゃくりまくる。親父はエギをしゃくりながら、いつものようにサビキやカワハギの胴突き仕掛けで遊んでいるが、アジはあまり釣れず、底にいる餌取も今日は大人しいようだ。状況はかなり厳しそうだ(>_<)
 半ば諦めモードに突入していた11時過ぎ、納竿までの時間を気にしながらエギをしゃくっているとズンという手応えが・・・今まで頻繁に起きていた根掛かりとは感触が違う。アオリイカ特有のギュンギュンという引きが伝わってくる。慎重に寄せてきて、胴長20pくらいのアオリイカを筏の上に抜き上げた。型に不満が残るが、うねりがおさまらずに釣れる気がしない中でのGETとなったので嬉しかった。当たりエギは一番最初にチョイスしたエギ王Q3.5号(ピンク&オレンジ)だった。次も当たりがあったポイントを重点的に攻めると、再びヒット。これも慎重にやり取りし、先ほどと同型を上げた。時合い到来か、とキャストする腕にも力が入る。だがそんなに甘くはなく、再び乗らなくなってしまった。
 納竿時間と決めていた12時頃、執念でヒットさせたが、弱い手ごたえで胴長10p余りの可愛いアオリイカが上がってここで納竿とした。うねりが少し収まりかけて気配ムンムンで名残惜しかったが、午後からの用事のため敦賀を後にした。この、あけぼの旅館は11月いっぱい営業される。良型アオリイカを狙いに行ってみてはいかがでしょうか。